タヒチ風タコス
タヒチ風タコスは、タヒチの郷土料理「ポワソンクリュ」をベースにして作ります。ポワソンクリュは、マグロの切り身をココナッツミルクで和えてライムを搾ったマリネ。モーレア・フード・アドベンチャー のタヒチ人シェフのヘイマタさんは、旅先でのインスピレーションを基に、南太平洋の風味と伝統的なメキシコ料理を組み合わせて本レシピを考案しました。現地産のシーフードとマンゴーやココナッツなどのトロピカル・フルーツを素材にした新しいスタイルのタコスを作り上げたのです。
一口食べれば、たちまち魔法の島でのバケーション気分が味わえます!
タヒチ風タコスの盛り付け例

© Tahiti Food Tours
ポワソンクリュは、新鮮な魚、ココナッツミルク、ライム、海塩といったタヒチ料理には欠かせない食材で作ります。長年に渡ってレシピは変化し、ニンジン、玉ねぎ、トマトなどフランス料理の要素も取り入れられるようになりました。シェフのヘイマタさんは「すべての料理には物語がある」と語ります。私たちもこの料理が持つ物語を皆さんと共有したいと思います。
調理時間: 30分(6~8人分)
調理器具:
- 大きめのボウル(材料を混ぜるためのもの)
- スプーン(大)
- 包丁
- まな板
- 直径20センチ程度のフライパン
- トング
材料:
- マグロ(700グラム程度)
※魚屋やスーパーマーケット等で入手できる魚(ヒラメ、カレイ、ブリ、フエダイ、アラ、等)でも可。刺身用の魚であれば構いませんので、旬な食材を用意しましょう。
- ココナッツミルクまたは生クリーム
- 玉ねぎ(小1個)
- ニンニク(2片)
- ラディッシュ、赤カブ(2個)※丸形にスライスしておきます
- ライム(2個)
- アボカド(1個)
- パパイヤまたはマンゴー(半分程度)※お好みで。入手が難しい場合は別の果物で代替するか無しでも可
- コリアンダー(少々)
- 100%オリーブオイル、ココナッツオイル、ひまわり油のいずれか(¼ カップ)
- 海塩(少々)※味付け程度に
- トルティーヤ(6~8枚)※市販のものでも可
ソースのレシピ
材料:
-
- マヨネーズ(½ カップ)
- ケチャップ(½ カップ)
- リーペリン ウスターソース(小さじ1)
- タバスコまたはタパティオ ホットソース(小さじ1)
- ライム(1個)
- 海塩、こしょう(少々)※味付け程度に
作り方:
- まずソースを作る。ボウルにソースの材料をすべて加え、クリーミーになるまで混ぜる。(ホットソースの分量で辛さを調整)
- 出来上がったマリネソースは脇へ置いておき、続いてポワソンクリュを作る
- マグロを2、3センチにカット
- アボカドとマンゴーを正方形にカット
- 玉ねぎを千切りにする
- ココナッツミルクを準備する。(ポイントとして、水分が多すぎず、濃すぎず、程よい濃さになるように気を付けてください)
- 上記(3~6)の材料をすべてボウルに入れ、オイルとライムの搾り汁を加える。海塩をふり、よくかき混ぜる。(味が浸みるように冷蔵庫に入れるのもあり)
- お好みでトルティーヤをフライパンに入れて温める。(トルティーヤをオイルで揚げ、トスターダにしてもOK)
- トルティーヤが温まったら、ポワソンクリュを盛り付ける。お好みでコリアンダー、キャベツのピクルスを加える。最後にマリネソースを上からかけて出来上がり。
“タマア・マイタイ( Tama’a maita’i)”、タヒチアン気分で召し上がれ!
「タマア・マイタイ( Tama’a maita’i) 」はタヒチ語で「いただきます」のこと。
タヒチの島々へ旅する日を夢に見ながら、タヒチ風タコスをほおばりましょう!
本レシピは「Moorea Food Adventures(モーレア・フード・アドベンチャー)」の Heimata(ヘイマタ)さんの考案です。

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