タヒチの島々でおもてなしを検証

タヒチの島々は、LGBTQI+トラベラーにとって、魅力的な場所です。南太平洋に位置する118の各島々には、多様性が自然と受け入れられている文化背景があり、全ての旅行者にとって、それはかけがえのない旅となるでしょう。

セバスチャンとディエゴ

セバスチャンとディエゴは、15年来のカップルで、パリで一緒に暮らしています。ふたりは、地元の文化を体験できるような、静かで自然豊かな場所を旅するのが好きで、南国の楽園のイメージがあるタヒチの島々を訪れてみたいと思いました。彼らはまた、タヒチの文化における「マフ」や「ラエラエ」という存在にも興味を持ったのです。実際に訪れてみると、それは人生を変えるような旅の体験でした。

ジェスとジェン

ジェスとジェンは、アメリカ合衆国ニューヨーク州シラキュース出身の夫婦。ふたりともタトゥー・アーティストで、一緒にタトゥーショップを経営しています。ふたりが好きなのは、リラックスそしてアドベンチャー、そのどちらも叶うバケーション。独自のLGBTQI+文化との出会いを楽しみに、タヒチの島々を訪れました。ジェンは、シュノーケリングで見たマンタの伝統的なタトゥーを入れ、一生の旅の想い出となりました。

ユウマとミズキ

ユウマとミズキは東京から来た友人同士。ふたりともトランス男性で、LGBTQI+の旅行に興味があり、タヒチのオープンマインドな文化を体験したいと思っていました。旅をする前は、多くのトランスジェンダーの人々がそうであるように、周りの人が自分たちにどのような反応を示すかを考え、水着で泳ぐことに抵抗を感じていました。到着後、彼らはどこにいても温かく歓迎されることに喜びを感じ、他人の目を気にすることなくシュノーケリングやカヌーを楽しみました。

全ての人を歓迎する場所

結婚の平等は2013年に初めて合法化され、実施されました。タヒチの島々は、南太平洋で最初に結婚の平等を合法化した地域のひとつであり、結婚の平等は重要なマイルストーンとなりました。この法案は、LGBTQI+コミュニティーに対する積極的かつ受容的な姿勢を示し、インクルーシブな価値観の促進に貢献しました。LGBTQI+のカップルは、他のカップルと同じ法的権利と保護を享受することができ、これには福利厚生の利用、差別からの保護、法的養子縁組などが含まれます。

LGBTハネムーン情報

ジェンダーの多様性

ポリネシアの伝統では、男性性と女性性に加えて第3の性が認められています。この人々は「マフ」と呼ばれ、男女両方の特徴を持ち、従来のジェンダーロールの境界線を曖昧にする存在です。さらに、ポリネシア文化には「ラエラエ」と呼ばれるジェンダー・アイデンティティも存在します。男性として生まれ、女性としてのアイデンティティを持つため、西洋文化では、このような人はトランスジェンダー女性と呼ばれることもあります。ポリネシア社会における「マフ」と 「ラエラエ」の存在は、他者を受け入れ、理解することの重要性を強調しているのです。