タヒチの島々への特別な旅、特別なお土産

December 28, 2021 場所 体験

© Tumata Vairaaroa

タヒチの島々への旅は特別なもの。新婚カップルでハネムーン、親友と冒険旅行、家族でかけがえのないひととき、または一人でリフレッシュ、、、それは心の中でずっと温め、待ち望んでいた旅。現地ではターコイズブルーの海、豊かでおおらかな自然、伝統文化、そしてタヒチアンとの素晴らしい出会いが待っています。あなたの旅はきっと一生の思い出になることでしょう。 

そしてタヒチの島々へ旅行される皆さまには、思い出に残るお土産も欠かせません。現地には様々なお土産があります。グルメな方にはバニラ、お酒好きには地ビールにワインにラム酒、おしゃれ好きには手工芸品やジュエリー。今回は、その中から代表的な品を2つご紹介します。

またお土産を探すなら、パペーテの中心に位置する「マプル・ア・バライタ市場」は外せません。市場にはラグーンや近海で獲れた新鮮な魚、地元の野菜やフルーツ、お土産にもぴったりな工芸品などが所狭しに並び、タヒチの人々の日常生活を垣間見ることができます。

  • タヒチの島々と日本をつなぐ黒真珠:

© Tahiti Tourisme

タヒチ産の黒真珠「ポエ・ラヴァ」は、そのユニークさと美しさで世界中に名を知られています。現地語で「ポエ」は真珠を、「ラヴァ」は黒色を意味します。

 黒真珠のほとんどは、ダイバー必見のツアモツ諸島ガンビエ諸島で養殖されています。これらの諸島は、水温、光度、密度、海水塩分など、真珠養殖に必要な条件をすべて備えた、まさに南太平洋の宝箱のような場所。そこには貴重な宝石たちが眠っているのです。

 タヒチ産の真珠は単に「黒」と呼ばれますが、ライトグレーから明るめのグリーン、虹色のピーコックから漆黒まで、実に幅広い色のスペクトルを持っています。その価値は、形、大きさ、光沢、色彩など、さまざまな要素によって決定されます。

 ここで質問です。タヒチの黒真珠は、タヒチの島々と日本の友好の証であることはご存知でしょうか?

 タヒチで自然にまかせた採取に変わり、人工的に黒真珠生産をコントロールできるようになったのは、日本から養殖技術が輸入された1960年代以降のことだといわれています。話によると、当時日本人が黒蝶貝を母国に持ち帰り、黒真珠の養殖を試みたところ、日本の海では必要条件が整わず、失敗に終わったそうです。黒真珠はポリネシアの近海でしか生産できないゆえに、希少価値が高いのです。

どの黒真珠のアクセサリーを選んでも、それは世界で唯一無二の貴重な記念品になることでしょう。

タヒチ産の黒真珠について、より詳しい情報は以下のビデオをご覧ください:

  • モノイオイル、タヒチの美の秘訣:

© Tahiti Tourisme

 

ポリネシアで栽培されるティアレの花は、一年中咲き誇ります。5枚から9枚の花びらを持つ白い花は、とても甘く魅惑的な香りを放ちます。しばしば旅行者を歓迎するために贈られるティアレの花は、タヒチの島々のシンボルであり、モノイオイルを作るために欠かせない材料でもあります。

 タヒチ語で「香油」または「聖なる油」を意味する「mōno’i」に由来するモノイオイルは、ティアレの花を精製したコプラに漬け込んで作ります。このコプラとは、ココナッツオイルを抽出するために使用するココヤシの果実の胚乳を乾燥させたものです。

 モノイオイルは紫外線防御効果がないため、日焼け止めとしては使用できません。しかし乾燥した肌に潤いを与え、心地よい香りに包まれながら滑らかさを加えるスキンケア製品として最適なアイテムです。またモノイオイルは、髪のお手入れにも最適で、高い保湿効果に加え、張りと艶やかさを与えてくれます。

またオイルの効果を高めるために、癒し効果で知られる木の実を絞って採取されるタマヌオイルなど、タヒチの特産品や天然素材が加えられることもあります。

 モノイオイルとそのバリエーション(ティアレ、ティパニエ、タマヌなど)は、タヒチの島々の高級スパで提供される美容トリートメントやウェルネスコースでも使用されています。これらのトリートメントでは、他では手に入らない国産オイルや花、植物がふんだんに使われ、心身共に深いリラクゼーションをもたらし、バカンス中でも美しさを保つお手伝いをしてくれるのです。

 モノイオイルについて、より詳しい情報は以下のビデオをご覧ください:

 タヒチの島々を訪れた際には、ぜひこれらの宝物をお土産に、フレンチポリネシアを少しでも身近に感じてください。