贅沢とは、ボラボラ島の水上バンガロー
ボラボラ島でのバケーションには夢が詰まっています。水上バンガローで過ごせば、バケーションはさらに特別なひとときに変わります。「太平洋の真珠」を訪れて、夢を叶えましょう。 白い砂浜が広がり、ターコイズ色のラグーンには豪華なリゾートの水上バンガローが浮かんでいる。そんな絵はがきのような画像を見たことがあるでしょう。タヒチの島々で誕生した水上バンガローは、ポリネシアでの贅沢ステイを象徴するものとなっており、ボラボラ島はもちろん、タヒチ島、フアヒネ島、タハア島、ランギロア島、ティケハウ島、モーレア島にも水上バンガローがあります。しかし、ロマンスの島といわれるボラボラ島の水上バンガローは特にずばらしく、新婚カップルのレティシアとニコラスはこのようにコメントしています。「ラグーンの上で眠り、起きたらすぐに透き通った温かいラグーンへ直接ダイブ!これほど最高なことはありません」 「太平洋の真珠」に浮かぶ宝石 水上バンガローはタヒチの島々を象徴するものです。世界初の水上バンガローは、バリハイホテル(Bali Hai Hotel)のオーナーだった3人のアメリカ人によって、1967年にライアテア島で誕生しました。地元の木材を使いパンダナスの葉で屋根を葺くなど、伝統的なポリネシアの建築様式を用いて建てられた水上バンガローは、まるで透き通ったラグーンにたたずむ宝石のようです。スタイリッシュな内装で、テレビ、インターネット、エアコンも完備されており、夢のようなバケーションにぴったり。 広々としたプライベートテラスから直接ラグーンに飛び込むことができ、室内は洗練された調度品と装飾があしらわれています。床の一角がガラス面になっているため、透き通った水中を泳ぐ熱帯魚たちを眺めることができます。ボラボラ島では水上バンガローからの眺望に2つの種類があり、サンゴ礁と太平洋か、雄大なオテマヌ山にきらめく朝日と夕日か、どちらかを選べます。もちろん、この贅沢なバンガローを楽しめるのは新婚カップルだけではありません。ご家族で滞在し、テラスから世界一美しい天然のプールに繰り返し飛び込む子どもたちの姿を楽しんでください。 ボラボラ島の水上バンガロー周辺 ロケーションがモトゥか本島かに関わらず、水上バンガローはあなただけの楽園です。足元に広がるラグーンは、ウォーターアクティビティを楽しむ絶好の遊び場です。水上バイク、シースクーター、シュノーケリング、スキューバダイビング、パドルボード、ウインドサーフィン、ウインドフォイルなど、さまざまなアクティビティがあります。思いっきり遊んだあとは、美容トリートメントで仕上げるポリネシアの伝統的なマッサージはいかがでしょう。ホテルのスパ、または宿泊するバンガローのプライベートな空間で施術を受けることができます。 宿泊予約時に、水上バンガローから望む景色を選べます。目覚めたときに海を一望したいか、オテマヌ山とボラボラ島を眺めたいか、選択肢を確認してお選びください。ホテルの多くはモトゥにあるため、南国でのバケーション気分をさらに盛り上げてくれます。夜は、サンゴ礁の上を転がる波の音に揺られながら眠りにつきます。空港や本島への送迎はシャトルサービスをご利用いただけます。
ボラボラ島のラグジュアリーなホテル
ボラボラ島の4つ星や5つ星のホテルでは最高に素晴らしいリゾートライフが過ごせます。夢のような南太平洋の島の、世界で最も美しいラグーンが見渡せる部屋。 素晴らしい景色や、緑豊かな山々、そしてトロピカルガーデンが、ボラボラ島でのバケーションを忘れられない体験にしてくれます。ターコイズのラグーンを見渡せるバンガローに滞在し、ホテルのスパで伝統的なマッサージを受け、モトゥの澄んだ海やホテルのプールで泳ぎ、スキューバダイビングで素晴らしい海中探検をし、美味しいローカル料理やインターナショナルな料理を楽しみ、伝統的なダンス・スペクタクルに参加してください。それらすべてがタヒチの島々のマナ(生命の力)の一部なのです。「太平洋の真珠」訪問の目的が、結婚式でも、ハネムーンでも、ロマンティックなバケーションでも、あるいは家族で過ごす休日でも、きっとあなたにとって夢のホテルを見つけることができるでしょう。ボラボラ島で最高にラグジュアリーなホテルをご紹介します。 フォーシーズンズ・ボラボラ・リゾートとインターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾート ザ・ フォーシーズンズ・ボラボラ・リゾートは、素晴らしいビーチと海洋生物に富んだサンゴ礁のあるモトゥ(小島)に囲まれています。米国旅行専門誌AFARにより「世界で最も素晴らしいホテル」に選ばれたホテルの水上バンガローで、間違いなく忘れられないバケーションが過ごせます。本物のタヒチ料理やインターナショナルな料理を楽しみ、シュノーケリングやスキューバダイビング、深海フィッシングなど、ホテルが提供する多数のアクティビティをいくつか体験してみてください。ザ・フォーシーズンズ・ボラボラ・リゾートには、南太平洋の忘れられないバケーションのために必要なものがすべてそろっています。 ボラボラ島の南端に位置する インターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾートは、世界で最も美しい息をのむようなビーチの1つである、マティラ・ビーチに隣接しています。オテマヌ山やパヒア山を見晴らせる、ラグジュアリーな水上バンガローやビーチ・バンガローに泊まることができます。ホテルの二つのレストランでガストロノミックな料理を楽しみ、どんなファミリーにも適した多数の海のアクティビティに挑戦してみてください。たっぷり楽しんだ一日の終わりには、世界で最も美しいラグーンに打ち寄せる優しい波の音を聞きながら眠りに落ちることでしょう。 コンラッド・ボラボラ・ヌイとセントレジス・ボラボラリゾート ザ・ コンラッド・ボラボラ・ヌイは、サンゴ礁に浮かぶプライベートアイランドにアクセスできるという点で、ボラボラ島の他のホテルリゾートとは異なっています。ビーチは真っ白な砂浜で、ボラボラ島の他の旅行客と出会うことはありません。このリゾートにはビーチ・スイートや、複数のベッドルームを備えたスイート、ラグジュアリーな水上ヴィラなど様々な宿泊施設があり、ファミリーバケーションに理想的です。伝統的なポリネシアの装飾が施され、すべての部屋からラグーンを見渡す素晴らしい景色が見られます。 オテマヌ山を背に、ターコイズのラグーンの岸にあるセントレジス・ボラボラリゾートはフランス領ポリネシアのユニークな体験を提供しています。宿泊者専用のプライベートビーチなど、他のホテルから離れたロマンティックな施設があります。セントレジス・ボラボラリゾートはボラボラ島を象徴するホテルで、南太平洋で最大級の水上バンガローを含め、様々なタイプの宿泊施設を備えています。フィットネスセンター、スパ、2つの素晴らしいプール、複数のレストランもあります。レストランの1つである「ラグーン」では、著名なシェフ、ジャン=ジョルジュ・ヴォンゲリヒテンが腕を振るっています。 ボラボラ島のラグジュアリーなリゾートとロッジ ル・ ボラボラ・バイパールリゾートは、トロピカルガーデンや海辺、水上にある108のバンガローを備えたラグジュアリーなリゾートです。このラグジュアリーなリゾートの装飾はポリネシアンスタイルです。ザ・インターコンチネンタル・ボラボラリゾート&タラソスパは、オテマヌ山とターコイズのラグーンを見渡せる、緑豊かな庭園のトロピカルパラダイスにあります。このホテルは海水を用いた革新的な方法で空調を行っています。84のエレガントな水上バンガローがあり、それぞれがドリームバケーションのためのラグジュアリーでくつろげる設備となっています。 ボラボラ島にはラグジュアリーリゾート以外にも宿泊施設があります。モトゥ・ピティ・アアウのビーチやマティラ・ビーチなどの近くに、もっとリーズナブルな料金のホテルを見つけることができます。ボラボラ島のすべてのホテルを見てください。あなたにぴったりの場所と料金のホテルをきっと見つけることができるはずです。
スーパーヨット
タヒチの島々は南太平洋におけるスーパーヨットの拠点となっています。118の島と環礁が点在し、ヨーロッパと同じ面積の海を抱くフランス領ポリネシアは、豪華なスーパーヨットでのクルージングを楽しむのに最適な旅行先です。 フランス領ポリネシア政府が、海の保護を優先事項とするようになってから10年以上になります。タヒチの島々は2006年に海洋哺乳類の聖地として認定され、同年にサメが保護種となりました。ファカラバ島はツアモツ諸島の他の6つの環礁(タイアロ島、トアウ島、アラティカ島、カウエヒ島、ニアウ島、ララカ島)と併せて、2009年にユネスコの生物圏保護区に指定されました。タヒチの島々を巡る最も贅沢な手段がスーパーヨットです。島から島へと渡りながら、ラグーンですばらしい海の世界を探検したり、たくさんの山が連なる島内の遺跡を見学して楽しみます。そして、イカリを下ろして次の寄港地へ向かう準備をするのです。5つ星ホテルに泊まりながら、アイランドホッピングをしているような気分になれます。 忘れられないクルーズ体験 豪華なスーパーヨットで、サンゴ礁のパスを抜けてタヒチの島々のラグーンへ直行することができます。ポリネシアの島民たちはフレンドリーで、笑顔でみなさんを歓迎してくれます。暖かく透明な海でシュノーケリングやダイビングをしたり、おいしい郷土料理を味わったり、ホテルのスパで伝統的なタヒチアンマッサージを体験したり、人のいないモトゥの柔らかな白砂ビーチでピクニックしたり。エネルギーがあり余っているなら、ツアロ・マオヒのスポーツの祭典の期間に伝統的なポリネシアンスポーツにチャレンジしてみては? View of a luxury yacht© Grégoire Le Bacon Yachting ©_Gregoire Le Bacon Yacht salon © Grégoire Le Bacon タヒチの島々でのスーパーヨットクルーズでは、5つ星級の贅沢な空間で発見と探検を満喫できます。地元のチャーター会社にオススメを聞いてみましょう。訪れるべき美しいスポットを提案してくれたり、クルーズの計画作りをサポートしてくれたりします。フランス領ポリネシアの天候や気象条件は、ヨット、カタマラン(双胴船)、スーパーヨットで航海するのに最適です。領海内で船を操縦する船長は、きちんと資格を持ち、経験豊富なプロの人たちです。ヨーロッパに匹敵する総面積の中にある5つの諸島と118の点在するタヒチの島々は、クルージングに最高の旅行先です。 さまざまなプラン 船長がプランニングをサポートをしてくれ、フランス領ポリネシアで最も美しい見どころへ連れて行ってくれます。どの寄港地も、それぞれ違ったパラダイスアイランドです。滞在中は、島内や美しいラグーンを散策することができ、 A yacht in the port of Papeete © Frédérique Legrand それぞれの島の観光協会が、さまざまなアクティビティを提供しています。ヨットの上にいながら、タヒチの島々の行きたい場所へどこへでも自由に行くことができるのです。ソシエテ、ツアモツ、マルケサス、ガンビエ、オーストラルの5つの諸島を巡りながら、島民とふれあい、ポリネシアならではの体験を堪能しましょう。また、いろいろな島を訪れていると、海の中の最高の仲間たちにも出会えます。遊ぶのが好きなイルカを見ると純真な気持ちになるはずです。
モーレア島でのくつろぎのひととき
フランス領ポリネシアのモーレア島でのバケーションでは、くつろぎのひとときをお過ごしいただけます。ビーチやラグーン、山々ののどかな風景を眺めながら、ホテルのスパでタウルミと呼ばれる伝統的なタヒチアン・マッサージをお楽しみください。 タヒチ島からほんの数キロ先に、美しいビーチと堂々とした山々を誇る雄大なモーレア島があります。パペーテからフェリーに乗り、30分後にはモーレア島の西海岸にあるバイアレ港に到着します。この島は、アーティストたちの創作の源であり、フランス領ポリネシアのマナで満ちています。島を巡り、景色を眺め、地元の文化に出会いましょう。モーレア島には、家族経営のタヒチアン・ゲストハウスから水上バンガローのある高級リゾートホテルまで、さまざまな宿泊施設があり、ボラボラ島のように、ラグーンに沈む美しい夕日をベッドから眺めることもできます。モーレア島とその周辺のモトゥ(小島)には、たくさんの柔らかな白砂のビーチと探検心をくすぐる壮大な2つの湾があり、島の内陸部には、絶景のビューポイントへと続く素晴らしいハイキングコースがあります。モーレア島をメインの旅行先として選んだ場合でも、数日立ち寄るだけの場合でも、この南洋の島の美しさは、いつまでも忘れられない思い出となることでしょう。 モーレア島のスパとマッサージ 完全にリラックスしたひとときを過ごしたい場合は、島のスパやリラクゼーションセンターで伝統マッサージや贅沢な施術を受けてみてはいかがでしょうか。島の北部にあるヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパは、静寂のオアシスです。少し東にあるマナバ・ビーチ・リゾート&スパ・モーレア内のマネア・スパで、ラグーンを眺めながら伝統的マッサージを受けることができます。テマエ・ビーチのすぐ隣にあるジャルダン・スパ&ビューティや、アティハに向かう道にあるティパニエ・バリ・センターでリラクゼーションを楽しむのもおすすめです。モーレア島の南部を拠点とするL'Institut Massage 'N Surfでは、お客様のヴィラやホテルまでお伺いし、お部屋でマッサージを行います。 Enjoy a massage © Tahiti Tourisme Walking tour © Tahiti Tourisme Recharge your batteries in Moorea © Tahiti Tourisme 島の内陸部にある、健康と美容のためのレキリブレ・トワ研究所もおすすめです。モーレア島のほとんどのスパが、モノイオイルを使った伝統的なポリネシアン・タウルミを提供しています。ポリネシア文化に欠かせないマッサージですが、タヒチの島々のほとんどの家庭には「マッサージ師」がいます。癒しの手技は世代から世代へと受け継がれており、ポリネシアの母親たちはほぼ毎日、赤ちゃんにマッサージを施しています。ホテルのスパでは、マッサージはピーリングやヘアケア、スキンケアといった他の美容やヘルスケアのトリートメントと組み合わせて行なわれます。 ハイキングと乗馬 モーレア島でのバケーション中、現代生活のストレスを忘れてリラックスするために緑豊かな丘や渓谷でのハイキングや乗馬を体験してみてはいかがでしょうか。オプノフのベルベデーレ展望台までのハイキングコースでは、クック湾とオプノフ湾を見渡す壮大で息をのむような景色をお楽しみいただけます。 Horseback riding © Vincent LYK オプノフ牧場では乗馬もできます。丘や渓谷を抜ける2時間のコースで、海岸の絶景を楽しみ、新鮮な山の空気をたっぷり味わうことができます。道中、ガイドがモーレア島の自然や文化の豊かさについて教えてくれるでしょう。
ファカラバ島での夢のバケーションの計画と準備
ツアモツ諸島のファカラバ島は、フランス領ポリネシアで最も美しい環礁の一つ。ファカラバ島は、まさに島の楽園であり、多種多様な海洋生物が生息しています。2016年にはユネスコの生物圏保護区に指定されました。 ファカラバ島での滞在を最大限に楽しむために、事前にアクティビティを予約しておくと良いでしょう。絵はがきのような風景、セーリングツアー、ダイビング、シュノーケリングなど、この島での体験は、忘れられない思い出となるでしょう。ファカラバ島は、隣接する6つの島とともに、ユネスコの生物圏保護区に指定されています。タヒチの島々で2番目に大きなラグーンの美しく透き通った水中はまるで夢のよう。ファカラバ島での最高の旅をお楽しみください。 ファカラバ島の楽園を楽しむ バケーションのご予約は、タヒチ観光局認定のタヒチスペシャリストを通じて行うことをおすすめします。スペシャリストは、タヒチの島々について熟知しており、宿泊施設、交通手段、アクティビティについてご提案が可能です。ファカラバ島へは、国際線が到着するタヒチ・ファアア国際空港内で、エアタヒチの国内線に乗り換えます。フライト時間は約2時間。飛行機がファカラバ空港へ向けて降下を始めたら、ぜひ窓の外を見てみてください。この島が、タヒチの島々で最も美しい環礁と言われる理由を感じることができるはずです。 Shark wall © Grégory Lecoeur View of marine life © Grégory Lecoeur View of Fakarava lagoon © Jim Winter ファカラバ島はシュノーケリングとスキューバダイビングを楽しめるパラダイスです。サウスパスには「シャークウォール」と呼ばれるダイビング・スポットがあります。その名が示す通り、多くのサメが集まって休息する場所で、サメが互いに重なり合いまさにサメの壁を作り上げるのです。サメたちは昼間は休んでいて、さらにファカラバ島の海には餌となる魚が豊富にいるため人間を襲うことはありません。ラグーンでは、透明な海の中を泳ぐ熱帯魚や色とりどりのサンゴを観察することができます。 ファカラバ島へのクルージング クルージングで、かつてのポリネシア人入植者たちがしたような美しいファカラバ島の発見体験をしましょう。以下のクルーズ会社では、ファカラバ島の訪問を含むクルーズプランを提供しています。ポール・ゴーギャン、ウィンドスター、アラヌイ、オセアニア・クルーズ、バラエティ・クルーズ。また、ヨットやカタマランボート(双胴船)をチャーターして、タヒチの島々で2番目に大きな環礁を訪れることもできます。 Boat room on a cruise © Tahiti Tourisme Gregoire LE BACON ファカラバ島の宿泊施設は、家族経営のタヒチアン・ゲストハウスがメインとなっています。特に6月中旬から7月中旬にかけての繁忙期には旅行客が多く、余裕を持ってご予約されることをおすすめします。また、この時期は迷彩ハタが繁殖のため驚くほどたくさん集まる時期でもあり、その光景を見ようと世界中のダイバーがこの島に集まります。
本物のポリネシアン・ホスピタリティを体験できるタヒチアン・ゲストハウス
タヒチの島々には、豪華なホテルリゾートからキャンプ場まで、さまざまな宿泊施設がありますが、リーズナブルな料金で、本物の体験を味わえる最高の宿タヒチアン・ゲストハウスをステイ先に選んでみてはいかがでしょうか。 パペーテの観光やラグーンでのダイビングを楽しんだ後、タヒチアン・ゲストハウスで、ぐっすりお休みください。タヒチアン・ゲストハウスは、ポリネシア人の生活様式を体験できる家族経営の小さな宿泊施設で、清潔で居心地が良く、美味しい食事と温かい歓迎が魅力です。ロケーションはさまざまで、ビーチに隣接していたり、豪華な熱帯庭園の中にあったり、村の中心部にあったり、人里離れた場所にあったり。どこのタヒチアン・ゲストハウスに滞在しても、ポリネシアの最高のおもてなしを体験することができるでしょう。 個性が輝くタヒチアン・ゲストハウス ホテルよりも小規模なタヒチアン・ゲストハウスは、南洋の島の魅力をほど良く感じられる、家族経営のポリネシア版ベッド&ブレックファストのような宿泊施設であることがほとんど。部屋数やバンガロー数は多くても15ほどで、完全に個人経営となっています。どのゲストハウスにも個性があり、フランス領ポリネシアの島々の多様性を反映しています。ホストが所有するモトゥ(タヒチの島々にあるターコイズ色のラグーン内にある小さな楽園のような島)のビーチにタヒチアン・ゲストハウスがあることも。 Guesthouse in Rangiroa for couples © Hélène Havard Guesthouse in Rangiroa with a small family © Hélène Havard Interior of a guesthouse bungalow © Hélène Havard ボラボラ島やモーレア島などがあるソシエテ諸島から、オーストラル諸島やマルケサス諸島の孤島まで、タヒチアン・ゲストハウスはタヒチの島々の至るところにあります。高級ホテルのように水上バンガローはありませんが、絵はがきのような絶景を楽しめる素晴らしい環境にあることが多く、中には美しいモトゥのビーチに面しているゲストハウスもあります。バケーションのご予約の前に、タヒチアン・ゲストハウスへの宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。タヒチの島々での本物の体験をリーズナブルに味わえる絶好のチャンスです! 地元の文化と伝統 タヒチアン・ゲストハウスには共同ダイニングルームがある場合が多く、ホストや他のゲストと一緒に食事を楽しめます。このような場は、訪問する島の名所やアクティビティについてサーチしたり、島民の暮らし、文化、伝統について学んだりできる理想的な機会だといえます。 Making a basket from woven coconut leaves with a Nuku Hiva resident © Grégoire Le Bacon ホストは、地元のことや島の歴史、伝説を喜んで語ってくれることでしょう。観光ガイドには載っていない隠れた名所を教えてもらえるかもしれません。
環境に配慮したホテル
タヒチの島々では、環境保護が日常的な関心事となっています。ツーリズム業界は、フランス領ポリネシアの自然生態系の尊重を重視していますが、あなたも環境に配慮した宿を選ぶことで、環境保護に貢献することができます。 タヒチの島々でのバケーションを予約する際、最も気になるのは、ラグーンや白い砂浜を見渡せる水辺のホテルでしょう。しかし最近では、自然環境を尊重するエコフレンドリーな宿泊施設に泊まりたいという観光客が増えてきています。現在、多くのホテルやタヒチアン・ゲストハウスが、フランス領ポリネシアの豊かな自然遺産を守る持続可能なツーリズムの開発に取り組んでいます。地元住民はマスツーリズムの弊害から島々を守りたいと考えており、こうした取り組みを全面的に支持しています。自然環境を尊重することはポリネシア文化にとって重要なことであり、環境に配慮した宿泊施設を選ぶことで、あなたもその一助となることができます。ここでは、おすすめの宿泊施設をいくつかご紹介します。 タヒチ島、ボラボラ島、タハア島のエコフレンドリーなホテル テ・モアナ・デ・タヒチ・リゾートは、持続可能な取り組みを通じて環境に配慮した経営を行なっています。インターコンチネンタル・タヒチ・リゾート&スパは、海洋生物の保護区としてファレ保護区を創出しており、モーレア島のマナバ・ビーチ・リゾート&スパは、トアヌイ協会と共同で、ホテル近くにあるサンゴ礁の保全するプログラムに取り組んでいます。これらの素晴らしいホテルは、このような取り組みを通じて、フランス領ポリネシアのデリケートで特異な生態系を保護するよう努めています。 Snorkeling in Taha_a © Grégoire Le Bacon Te Moana Resort © Manava Suite Resort Tahiti - ® M Colombini Conrad Bora Bora Nui Spa © Conrad Bora Bora Nui ボラボラ島で環境に配慮したバケーションを実現するには、宿泊施設選びが重要なポイントになります。ボラボラ・パール・リゾートとタハア・パール・リゾートは、タヒチの島々の生物多様性や海洋生態系の保護に取り組むため、バイオロック・サンゴ礁保護プログラムに参加しています。ホテル内にあるコーラル・ガーデンの多くは、サンゴの保護のための苗床でもあります。ボラボラ島では、コンラッド・ボラボラ・ヌイがラグーンのマンタ保護に取り組んでおり、マイタイ・ポリネシアは持続可能なツーリズムの開発を積極的に奨励しています。フォーシーズンズ・リゾートでは、従業員の研修プログラムで環境への配慮に関する教育を行なっています。また、大規模なソーラーパネルシステムで消費電力を減らす取り組みにも注力しています。 その他のエコフレンドリーなホテル タヒチ島の北にあるテティアロア島の豪華ホテル、ザ・ブランドは、フランス領ポリネシアにおける持続可能なツーリズムのリーダー的存在です。持続可能な素材を使用して建てられた最初のホテルであり、エネルギー効率と水資源の管理に関する革新的な対策を採用し続けています。ザ・ブランドは、フランス領ポリネシアでの持続可能なツーリズムの発展に向けて、誇りを持って取り組んでいます。 Hotel The brando in Tetiaroa © Jeremy Austiin ライアテア島のプライベート・アイランドであるモツ・ナオナオ島には、ソーラーパネルの広範な設置や責任ある廃棄物処理などを通じて、サービスの持続可能性の向上に努めているホテルがあります。このホテルはウミガメの監視と保護をする活動も行なっています。環境を守ることは、私たち一人ひとりの責任です。タヒチの島々の滞在中には、ぜひできることを実践してみてください。