ランギロア島のワインとラムを味わう
マヌイア(乾杯)!ラグーンの真ん中のモトゥにある世界にただ1つのブドウ畑で、ワインで乾杯しましょう。これらのユニークなブドウからは、極上の白ワインとロゼワインが生産されています。また、その隣で育ったサトウキビを蒸留して、美味しいラム酒も作られています。 ランギロア島に滞在する際には、このドメーヌ・ドゥ・ドミニク・オロワ(Domaine du Domique Auroy)は外せない場所です。1997年に小さなモトゥの約3万平方メートルの土地にブドウが植えられ、2000年には収穫された50キロのブドウから、史上初のポリネシアンワインが生産されました。今では収穫量はかなり増え、このワイナリーはロゼ、ドライ白、スイート白を生産し、世界的な評価も高まっています。ワインよりも少し強めのお酒をお望みでしたら、このワイナリーでは美味しいオーガニックのホワイトラム「マナオ・ランギロア」も蒸留しています。ぐいっと一杯! 「メイドイン・ランギ」の白ワイン、ロゼワイン、ラム 素晴らしい海の生きも物たちに加えて、ランギロア島にはもう1つの宝物が隠されています。それはポリネシアンワインです。このワイナリーは1997年に最初のブドウを植えたかなり新しいものですが、その白ワインとロゼワインは、両方ともこのワイナリーのユニークな地域特性と商品品質そのものにより、国際的な評価が高まっています。サンゴを含む土壌と1年を通じて太陽が照りつける気候は、ブドウを5ヶ月毎に収穫できることを意味します。つまり、1年に2回、ワインを生産できるのです。十分な研究と調査によって判明した最も生産的でこの地に合うブドウの品種は、カリニャン赤、イタリア、ミュスカ・ダンブールでした。これらは柑橘やエキゾチックなフルーツの風味を持つさっぱりとしたワインを生み出します。 Sugar cane field in The Islands of Tahiti © Grégoire Le Bacon Wines from the vineyards of Rangiroa ©Ranihei Teariki Rangiroa vineyard©gregoirelebacon ランギロア島にはサトウキビの畑もあり、上質なオーガニックのホワイトラム「マナオ・ランギロア」の生産に使われています。このサトウキビは古代種で、ランギロア島で収穫され、搾られた後に、蒸留に向けてタヒチに出荷されます。おそらく、これが世界の人たちにこのラムが好まれている理由でしょう!もちろん、適度に楽しむことが大切です。 ランギロア、楽園の味 美味しいワインやラム酒だけでなく、ランギロアにいる間にトゥアモトゥ諸島の伝統料理も味わってみてください。ポワソンクル・オ・レ・ド・ココや、ほうれん草とココナッツミルクソースで作られた美味しいチキン料理、プーレ・ファファをお試しください。タマア・マイタイ! Grapes of Rangiroa © Grégoire Le Bacon フランス領ポリネシアのガストロノミーは、新鮮な地元の食材を使ったさまざまな風味が絶妙にブレンドされたエキゾチックな料理です。ライムの風味を加えたポワソンクルは、いつでも楽しめる一品で、特にランギロアのタヒチワイナリーのドライホワイトワインと一緒にサーブされると最高です。味覚が長く覚えている美味しい食事をお楽しみください!
ピンクに染まった最高のビーチ
タヒチの島々は、見事なターコイズ色のラグーンと絵はがきのように美しい真っ白な砂浜で知られる旅先です。しかし、フランス領ポリネシアのいくつかの島々はこれ以上の魅力を持っています。それが、ピンク色の砂浜です!このユニークな宝を思う存分自由に写真に撮ってお楽しみください。家には持ち帰らないでくださいね! ボラボラ島、モーレア島、タヒチ島。この島の名前を聞くだけで夢が膨らみます。しかし今日は、タヒチの島々にあるもう一つのすばらしい自然の宝をご紹介します。それは、ツアモツ諸島のティケハウ島とランギロア島にあるピンクの砂浜です。ピンク色の正体は、有孔虫と呼ばれる赤みがかったピンク色の殻を持つ微細な単細胞生物。この驚くほど美しいビーチをただ眺め、写真を撮り、感動を味わうために世界中から旅行者が訪れます。ティケハウ島では、スキューバダイビングやシュノーケリング、海水浴に行ったり、モトゥを見てまわるボートツアーを楽しむことができます。ランギロア島は、スキューバダイビングやシュノーケリングをするには絶好の場所です。この島にはほかにもたくさんの魅力があり、なかでも一番重要なのがワイナリーです!ラグーンの真ん中に浮かぶモトゥにあるブドウ園は、世界でもここヴァン・ド・タヒチ(Vin de Tahiti)だけです。おいしい白ワインとロゼワインは、ランギロア島の白やピンクの浜辺でのピクニックにぴったりです。 ティケハウ島のピンクの砂浜 ティケハウ島には、タヒチの島々でも随一の美しさを誇るビーチがあります。柔らかな白い砂がどこまでも続くビーチもありますが、最も壮観なのはピンクの砂のビーチです。ピンク色の正体は有孔虫と呼ばれる単細胞生物。この生物の赤みがかった殻が何百万年もかけて砂浜に堆積していったのです。ピンクの砂浜だけでなく、ティケハウ島のラグーンにも見逃せない魅力がたくさんあります。フランスの有名な探検家ジャック・クストーは、この島は世界で一番魚の種類が多いと述べています。トビエイ、パス(外洋との境界)で群れるバラクーダ、マグロ、シュモクザメ、メジロザメ、ウミガメ、イルカ、マンタ。数えきれないほどの海の生き物たちと出会えるでしょう。柔らかな白い砂やピンクの砂の雄大なビーチ、ココヤシの木、見事なラグーンに恵まれ、人口はわずか500人ほど。ティケハウ島は、南洋の島を象徴する楽園です。 Pink sand beach of Tikehau © Teriitua Maoni Pink sand beach of Tikehau © Teriitua Maoni The pink sand beaches of Tikehau © Lei Tao Zoom on the pink sand beaches of Tikehau © Teriitua Maoni ランギロア島のピンクの砂浜 ランギロア島の中心集落のアバトル村からボートで1時間強の場所にあるピンクサンド・ビーチ(Les Sables Roses)。圧倒的な魅力を放つこの砂州は、世界で2番目に大きなラグーンにあります。ターコイズ色の透き通った浅瀬に、まばゆいピンクの砂が約150mにわたって続いています。とても幻想的で、現実とは思えないほどです。写真を撮るときは、タオルなど何か白いものを一緒に写してください。そうしないと、友達に見せたとしても写真を加工したと思われてしまいます! View of the lagoon with a motu in the…
ランギロア島の実用ガイド
フランス領ポリネシア最大の環礁、ランギロア島へようこそ。ランギロア島は、ボラボラ島のように驚きと美しさに満ちた環礁です。最高のダイビングスポットに立派なビーチ、ラグーンの真ん中に浮かぶモツにはブドウ園もあります!忘れられないバケーションになること、間違いなしです! 探検好き、ダイビング好き、日光浴好きなら、ランギロア島の虜になるでしょう。タヒチの島々の中でも夢の旅先であるランギロア島。ランギロア島でのバケーションプランに、タヒチ観光局のガイドをお役立てください。 ランギロア島への行き方 タヒチ島から飛行機の直行便が出ています(所要時間50分)。事前に、2社の航空会社の国内線から最安値の席を予約しておくことをオススメします。 島に到着する前にダイビングセンターに問い合わせて、行きたいダイビングスポットかつ自分のレベルに適した場所を選ぶとよいでしょう。ランギロア島は年間を通じて訪れることができますが、ファレレイ・ハガ、ランギロアのミニ版ヘイバ・イ・タヒチは毎年9月に開催されるので、できればお見逃しなく。 View over the stilts of a Rangiroa hotel © Holger Leue A cosy room in a local guesthouse © Hélène Havard A relaxing family afternoon on the seafront terrace of a local home © Hélène Havard ランギロア島には、予算に応じた幅広い宿泊施設があります。高級ホテルにはホテル・キアオラ・リゾート&スパやホテル・マイタイ・ランギロアなどがあり、どちらもビーチサイドという好立地で、宿泊客にアクティビティも提供しています。さらにランギロア島ならではの体験ができる、もっとリーズナブルな宿泊を希望するなら、島内に30軒ほどある家族経営のタヒチアン・ゲストハウスに泊まるといいでしょう。どのゲストハウスも清潔、快適で、島民の生活スタイルを見ることができます。 ランギロア島でのアクティビティとアドバイス ランギロア島は、ダイビングやシュノーケリングスポットで有名です。アバトルやティプタのパスでは、マンタ、イルカ、熱帯魚と一緒に泳ぐことができます。ブルーラグーンへの日帰り旅行もオススメです。島の真珠養殖場を訪れ、独自の美しさを誇るタヒチアン・ブラックパールの育て方を学びましょう。また、新鮮なポワソン・クリュやマヒマヒのグリルなど、ランギロア島のおいしい料理も楽しんでください。 Fish from the lagoon on the fire for dinner © Hélène…