テティアロア島のバードアイランドへ行こう
多くの宝に恵まれているフランス領ポリネシア。オプショナルツアーは、滞在中にその宝である小さな楽園を訪れるチャンスです。なかでも最も貴重な宝の一つが、マーロン・ブランドが所有したプライベートアイランド、テティアロア島の環礁です。まさにタヒチの島々の中の宝石といえるでしょう。 いかりを上げ、目指すはテティアロア島。タヒチ島からわずか50kmに位置するこの島には、鳥類の保護区域である小島のモトゥ・タフナがあります。褐色のカツオドリ、純白のアジサシ、真っ赤な尾のネッタイチョウが、ほかの鳥たちに混じってこの南国の楽園に彩りを添えています。 陸地が見えた! パペーテの波止場からカタマラン(双胴船)に乗り、朝早くに出発します。外洋へと繋がるパス(水路)を抜けたら朝食が出され、いよいよ冒険の始まりです。テティアロア島までは2時間30分のセーリングの旅。道中には大西洋の絶景が広がり、イルカたちや魚の群れに出会えるかもしれません。時期が合えば、クジラを見ることもできます。 Birdwatching in Tetiaroa © Lei Tao Birds in Tetiaroa © Tahiti Tourisme Birds in the sky © Tahiti Tourisme テティアロア島には外洋からラグーンに入るためのパスはありません。そのため、カタマラン・ディンギーに乗り込み、波に乗ってサンゴ礁を渡ります。無事にモトゥ(小島)に着いたら、波際に寄ったまま鳥たちからは距離をおいてください。モトゥを歩いて横断することは禁止されています。いずれにしろ、暑い中、浅瀬に足をつけて柔らかな砂を感じながら歩くのはとても気持ちのいいものです。テティアロア島で心ゆくまで写真を撮ったあとは、遊泳とシュノーケリングを楽しみましょう。海に棲む生き物たちも、空の鳥たちと同様、貴重で多様性にあふれています。 確認されているのは15種 テティアロア島には陸鳥と海鳥の両方が生息していて、その中には渡り鳥もいます。手つかずの自然が守られているこのテティアロア島では、滞在中に15種の鳥を観賞することができます。時折、鳥たちが群れになって色鮮やかに空を舞う瞬間があるため、カメラをすぐそばに置いておくことをお忘れなく。世界中のどこを探しても、この小さな楽園よりも美しい場所を見つけることは難しいでしょう。ラグーンで泳いだり、シュノーケリングをしたり、ランチで魚の串焼き料理を楽しんだりと、この環礁を鳥たちと一日中分かち合えることに、きっと大きな喜びを感じるはず。 Discover the bird island of Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot タヒチの島々はそれぞれに特徴があり、島の歴史や旅行者が興味を持つポイントも異なります。有名なタヒチ島やボラボラ島、モーレア島、ランギロア島だけが楽園ではありません。テティアロア島はマーロン・ブランドが1966年に購入したプライベートアイランドで、現在は高級ホテル「ザ・ブランド」がオープンしています。テティアロア島へはボートでしか行くことができず、事前予約が必要です。生涯忘れられない一日を過ごしてみませんか。
カタマラン(双胴船)で訪れるテティアロア島
ソシエテ諸島の中でも特に静かでひっそりとしたテティアロア島。それでいて、最も美しいとされる魅惑の島。鳥たちやウミガメにとって安らぎの楽園であるこの島を、パペーテからのカタマランツアーで訪れてみませんか。 テティアロア島は歩いて一周できる小さな環礁で、小さなラグーンの水は透き通っていて温かく、ビーチは見事な美しさを誇っています。自然環境は保護され、環礁は鳥たちやウミガメの自然保護区となっており、シロアジサシ、グンカンドリ、カンムリカイツブリなどの15種類の鳥たちが生息しています。カタマランの日帰りツアー(パペーテ発)でこの特別な環礁に生息する鳥たちを観察することができますが、非常に美しい楽園ですので、2-3日のツアーに参加する価値は十分にあります。カタマランを環礁のすぐそばに停泊させ、乗客はちょっとしたドキドキを感じながらディンギーでサンゴ礁を渡ります。ラグーンの中に入れば、マーロン・ブランドがテティアロア島に惚れ込んで購入した理由をすぐに理解することができるでしょう。 テティアロア島へのカタマラン・クルーズ タヒチ島からわずか50km先にあるテティアロア島は、信じられないほど美しい楽園です。環礁には十数個のモトゥ(小島)があり、それぞれに柔らかな白砂の素晴らしいビーチが広がっています。ラグーンの温かな海水は、見事なターコイズブルーで、クリスタルのような透明度。この環礁がかつてタヒチの王族だけのものであった理由がわかるはずです。カタマランの日帰りツアーに参加するも良し、チャーターして2-3泊するも良し。テティアロア島は、ボラボラ島やツアモツ諸島の最も美しい環礁に引けを取らない美しさを誇っていますので、カメラを忘れないようにしましょう。カタマランのチャーターは、タヒチの島々を訪れる理想的な方法だといえます。のどかなラグーンの間を航行し、それぞれの島に好きなだけ滞在して島々を探索するという贅沢な楽しみ方です。あなたが経験豊富な船長なら、カタマランのみのチャーターでも良いですが、より人気なのは、調理担当の乗務員と船長付きのチャーターです。操縦や料理はすべて任せて、船首のネットに寝転がり、雄大な景色を楽しみましょう。 Swimming in turquoise water © Tahiti Fly Shoot Discover Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot Sunset from the catamaran in Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot 島から島へ航行していると、イルカに遭遇することもあります。魔法のような素晴らしい出会いの瞬間がシャッターチャンスです。また、島々に近づくと、バードウォッチングも楽しむことができます。どの寄港地でも、スノーケリングやダイビングでラグーンの素晴らしい海中生物を観察できますし、カタマランのパドルボードやカヤックも無料で利用することができます。遺跡を見学したり、人のいないモトゥ(小島)でピクニックランチをしたりするツアーが多くの島で用意されていますので、参加してみてはいかがでしょうか。 双胴船で出航 その他のクルーズスポット フランス領ポリネシアは、カタマラン・クルーズを楽しむのに最も適した旅行先といえるでしょう。テティアロア島への日帰り旅行でも、その他の島々を2週間かけて巡る旅行でも、貿易風が吹く穏やかな海で壮大な景色をお楽しみいただけます。クルーズバケーションで最も人気があるのはソシエテ諸島(ボラボラ島、タハア島、フアヒネ島、モーレア島、ライアテア島に寄港)となっています。タヒチ島とライアテア島にはたくさんのチャーター会社がありますのでチェックしてみてください。 Bird Island © Tahiti Fly Shoot クルーズ船に乗ってタヒチの島々を訪れるのも魅力的な楽しみ方です。パペーテから出航する1週間から数週間のクルーズでは、ソシエテ諸島、マルケサス諸島、ツアモツ諸島などを訪れるさまざまなクルーズプランが用意されています。厳格な管理によって、船舶はすべて非常に高い基準を満たしており、サービスは常に一流ですので、安心してクルーズをお楽しみいただけます。 タヒチでのセーリングクルーズ
タヒチの島々で挙式ができる場所
タヒチの島々は、夢のウェディングロケーション。モーレア島での伝統的な儀式から、ボラボラ島のビーチでのロマンチックなウェディングまで、あらゆるご要望にお応えできるスタイルと会場が用意されています。フランス領ポリネシアで正式に結婚したいというカップルも、世界で最もロマンチックな環境で結婚の誓いを新たにしたいというカップルも、タヒチの島々で純粋な魔法のひとときを過ごせること間違いなしです。挙式後、すでにハネムーンにぴったりの場所にいるのも大きな魅力。