タハア島のラム酒を味わおう
タハア島にはラム酒の蒸留所が2か所あります。せっかくタハア島に来たのなら、どちらか(もしくはどちらも!)に立ち寄らなければ損です。サトウキビ畑を訪れて、サトウキビがおいしいラム酒に変わるまでの工程を学びましょう。 タハアは感覚を刺激する島です。まず、島内にバニラの香りが漂っています。サトウキビ畑を訪ねて、このエキゾチックなスパイスの秘密を探ってみましょう。さらに、シュノーケル用のゴーグルだけを身に着けてサンゴ礁からラグーンへゆっくりと漂えば、壮大なコーラルガーデンの美しさが視覚に訴えかけてきます。最後は味覚へのご褒美。島に2か所あるラム酒の蒸留所の一つを訪ねてみましょう。 ひとつの島、ふたつの蒸留所 タハア島を訪れたら、長年の研究開発を経て数年前にオープンしたラム酒の蒸留所「パリパリ」に足を運んでみましょう。オーナーが目指したのは、サトウキビの古代品種に新たな息吹をもたらし、それらを使って有機農業の認証基準をクリアする品質のラム酒を造ることでした。ホワイトラム、ダークラム、熟成ラム、バニラ風味のラムなど、酔いがまわるには十分すぎるバラエティ! Taha’a rhum factory © Philippe Bacchet タハア島にあるもう一つのラム酒の製造所、マナオ。渓谷にある3つの特別な区画の土地でサトウキビを育てており、マナオのラム酒造りはタハア島から始まりますが、その後に糖蜜はタヒチ島に運ばれ、タヒチ島で蒸留が行われます。このような複雑多岐な製造工程を考えると、マナオのラム酒が国内外を問わずとても喜ばれているのもうなづけます。 サトウキビの歴史 フランス領ポリネシアではサトウキビ栽培が古くから行われており、長くて甘い茎部分は、料理や伝統薬などにも使われていました。在来種のサトウキビである「O'Tahiti」は、世界中に輸出されています。 Sugar cane harvest © Tahiti Tourisme - Patrick Lefebvre 年月とともにサトウキビは輸入砂糖に取って代わられ、サトウキビ畑は次第に放置されるようになっていきました。しかし1990年代になると、地元農家たちが再びサトウキビを栽培するようになり、ついには、島にある2つの蒸留所に十分供給できるほどのサトウキビを収穫できるようになりました。タヒチの島々で造られたラム酒は好評で、島の蒸留所は、その優れた品質により何度も賞を授与されています。タハア島を訪れたら、彼らに敬意を表して乾杯しましょう! Sugar cane harvest © Tahiti Tourisme - Patrick Foussard Taha’a rhum factory © Philippe Bacchet
ボラボラ島でのウェディング
ボラボラ島で挙げる結婚式ほどロマンチックなものはありません。タヒチの島々では挙式はビーチで行われます。ターコイズ色のラグーンの波が海岸にやさしく打ち寄せ、南国を感じさせるプルメリアの花の香りが漂う中で愛を誓います。背景にはオテマヌ山がそびえ立ち、厳かな雰囲気を演出します。 ボラボラ島のロマンチックなシチュエーションで結ばれる二人は、この特別な島の魅力によって祝福を受けることでしょう。二人の伝統とタヒチの島々の伝統を融合させた式では、結婚生活が愛情と思いやりに満ちた瞬間で始まり二人の絆が永遠に続くよう、ポリネシアンのホストが全力でお手伝いします。 おとぎ話のような結婚式 ボラボラ島の静かで神秘的なビーチでの結婚式は、いつまでも思い出に残るでしょう。新郎新婦の花輪から、ビーチに向かうためのアウトリガーカヌー、ウェディングケーキ入刀、ウェディングフォトまで、プロフェッショナルなチームにすべてお任せください。お二人はただ見つめ合い、誓いの言葉を述べるだけでいいのです。 ボラボラ島には、カスタムウェディングサービスを提供するウェディング会社がいくつかあります。お二人だけの特別な日にしましょう。サービスには、花の飾り付け、夫婦の花輪、結婚式、披露宴が含まれます。特別フライト、伝統的なマッサージ、フォトセッション、挙式後のモトゥ散策ツアー、式当日のプライベートビーチの予約などもご要望に応じて承ります。 選りすぐりの結婚式場 静かなビーチでの屋外挙式か、島のウェディングチャペルでの伝統的挙式か、どちらかを選べます。タヒチの島々はロマンチックなバケーションを過ごすのにぴったりで、世界で最も美しいラグーンに浮かぶ水上バンガローでのハネムーンほど、結婚生活を始めるのにふさわしいものはありません! 結婚式では地元のミュージシャンがタヒチの心地よいメロディーを奏でます。幸せな瞬間がプロのカメラマンによって刻まれ、永遠のものとなるでしょう。ボラボラ島でウェディング・パッケージを取り扱う結婚式場の一覧です。
ボラボラ島で過ごすバケーション
夢があふれるタヒチの楽園、ボラボラ島。世界で最も有名な島であり、最も美しい島でもあります。ボラボラ島はロマンチックな雰囲気があふれ、新婚旅行やカップルのバケーションにぴったりです。しかし、その他にもさまざまな魅力があり、グループでも家族でも、一人旅でも楽しめる憧れの島です。 水晶のように澄み切った、おそらく世界で最も美しいであろうターコイズ色のラグーン、コーラルガーデン、白砂のビーチのほか、アクティビティも充実しています。ハイキングに出かけたり、タヒチ語でモトゥと呼ばれる小さな離島を訪れたり、南国の太陽のもとでのんびりするのもいいでしょう。夕暮れの海岸沿いを散歩して、スパで癒され、高級レストランでの食事を楽しんだり、ラグーンへのボートツアーに参加することもできます。世界一有名な景勝地といわれる太平洋の真珠、ボラボラ島。だたそこにいるだけで、満ち足りた優雅な気分に包まれることでしょう。ボラボラ島には、アナウ、ファアヌイ、バイタペの3つの地区があります。「首都」のバイタペには、貝殻のアクセサリー、カラフルなパレオ、木彫りの像、香りの良いオイルや石鹸、見事なタヒチアン・ブラックパールなど、島の職人たちの作品が並ぶ工芸品店があります。 ボラボラ島の魅力 フランス領ポリネシアのソシエテ諸島に属し、雄大なターコイズ色のラグーンを持つボラボラ島は、まさに楽園の島です。ボラボラ島へ行くには、タヒチ・ファアア国際空港またはモーレア島からの国内線(所要時間50分)か、フアヒネ島またはライアテア島からの国内線(所要時間20分)を利用します。島の宿泊施設は多岐にわたり、さまざまな価格帯のホテル、リゾート複合施設、水上バンガロー、ラグジュアリーな貸別荘、タヒチアン・ゲストハウスなどがそろっています。どこに泊まろうと、楽園にいることに変わりはありません。 ボラボラ島は、水上も水中も楽しめるすばらしい場所です。4WDドライブツアー、ハイキング、魚釣り、パラセーリング、シュノーケリング、ダイビングなど、ボラボラ島をさまざまな角度から見て、この島が世界一美しいといわれる理由を探ってみましょう。すべて見尽くしたと思っても、カクテルを飲んでリラックスし、きらめく夕日を眺め、もう一度考えてみてください! ロマンチックな楽園、ボラボラ島 ボラボラ島は恋人たちの楽園といわれ、パリと同様、新婚旅行先にぴったりです。旅行者を迎え入れるのは、威風堂々としたとオテマヌ山です。ターコイズと青のグラデーションが何層にも重なる澄み切ったラグーンの中央に、悠然とそびえ立っています。サンゴ礁に囲まれたラグーンには、モトゥと呼ばれるのどかな小島が点在しています。モツには、柔らかく真っ白な砂浜からオテマヌ山を望む、水上バンガローがあります。 さらにロマンチックなロケーションをお望みであれば、ボラボラ島から北へわずか20kmに位置するツパイ島がおすすめです。ツパイ島はハート形の環礁として知られています。この島には住民がおらず観光施設もないため、1日のみの滞在になります。それでも、ロマンチックな日になることは間違いありません!島へはカタマラン(双胴船)またはヘリコプターで移動できます。 ボラボラ島のタトゥー、アート、ダンス タヒチの島々を訪れる人たちは、タヒチの言語とポリネシアの生活様式が、タトゥーやダンスといった活気に満ちた豊かな文化を軸に形成されていることにすぐに気が付くでしょう。この2つのアートは、島民の先祖の歴史を視覚的に表現したものです。訪れた人の多くが滞在中にダンスの基本ステップを習い、さらに、幻想的かつ神秘的なこの楽園を訪れたことを永遠に記念するものとして、タトゥーを入れる人もいます。 タトゥーという言葉はタヒチ語の「タタウ(tatau)」に由来しています。タトゥーにはそれぞれ意味があり、タトゥーを入れた人にとって意義のある個人的な体験や、先祖伝来の物語を表しています。タトゥーはタヒチ文化の重要な要素として受け継がれてきました。それは、タヒチの島々の伝統舞踊であるオリ('ori)のリズミカルな音楽を刻む、トエレ(to'ere)、ファアテテ(fa'atete)、パフ(pahu)といった打楽器とウクレレも同様です。ボラボラ島では、毎年7月に開催されるヘイバ祭りで、この活気ある文化を堪能することができます。 ティアレの花と水上バンガロー ボラボラ島はフランス領ポリネシアにある118の島々のうちの一つで、その美しさと活気ある豊かな文化で知られています。島に住む人たちは、香り高いティアレ・タヒチの花輪、温かい笑顔、音楽と伝統的な踊りで旅行者を迎えてくれます。ボラボラ島は、憧れの楽園です。 ボラボラ島といえば水上バンガローです。この南国情緒あふれる宿泊施設は1967年に誕生し、現在では世界中に広まっています。ロマンチックなバケーションにぴったりで、ラグーンに直行できるプライベートテラスがあり、朝食前のひと泳ぎを朝早くから一緒に楽しめます。夕暮れ時はカクテルを片手にテラスでゆっくりと過ごしながら、オテマヌ山に沈む輝く夕日を眺めましょう。さらに、床の一角がガラス面になっている水上バンガローもあり、そこからの熱帯魚の眺めは圧巻です。 ボラボラ島の聖なる力、マナ ボラボラ島に滞在中に、不思議な感覚に陥ることがあっても驚かないでください。これはマナといって、ポリネシアの信仰の中心にある聖なる力です。タトゥーと同様、英語なったタヒチ語です。マナの概念を理解するのは簡単ではありませんが、すべての生きとし生けるものを過去と結びつける内なる力のことで、タヒチアンと文化的アイデンティティをつなぐ、肉体的、精神的、感情的な力です。 マナの力を感じるには、ボラボラ島を訪れたときに伝統文化にしっかりと浸ることです。踊りや歌を習い、考古遺跡を訪れ、地元の人たちと交流し、陸上でも海でも自然との一体感を感じましょう。
タハア島のバニラ園の見学
ソシエテ諸島のタハア島は、ボラボラ島の南東にあり、ライアテア島と同じラグーンにあります。平和で本物の島には楽園の香りが漂っています。バニラの甘い芳香は島に訪れる道すがら感じることができます。 タハア島のバニラは受賞歴があり、非常に高品質のバニラの1つとして国際的な評価も高く、世界中の厨房でトップのシェフやパティシエが使用しています。この植物の学名はバニラ・タヒテンシスといい、2つの異なるバニラの交雑種です。メキシコではメリポナ蜂が花の受粉をしていますが、この種の蜂はタヒチの島々には生息していないため、花の受粉を人間の手で行っています。「バニラの結婚(marrying the vanilla)」として知られる、この骨の折れる繊細な作業には早さも求められます。バニラの花は朝に開いたら、1日で閉じて枯れてしまうためです。その後、受粉した花がバニラビーンズ(さや)になるまでに9ヶ月かかります。それを天日で乾かし、硬化して発酵させるのにさらに3~4ヶ月かかります。すると、種がこげ茶色になり、キッチンで使えるようになります。 バニラ園の見学 タハア島は「バニラの島」として知られていますが、その理由を理解するのに長い時間はかかりません。タハア島への訪問は、このエキゾチックなスパイスについて詳しく学び、非常に魅力的な価格(おそらく自国での価格の25%以下)で購入できる良い機会です。さや全体または内側の種のみを、鶏肉料理、ソース、魚料理、デザート、そしてもちろん、アイスクリームやミルクシェイクに使用してみましょう。バニラ・タヒテンシスの種は長くこげ茶色で、わずかに皺があり、輝きがあります。香りは極上です! Interior of a vanilla plantation in Taha'a ©Tahiti Tourisme Pollination of a Taha'a vanilla orchid ©Tahiti Tourisme Meeting with a Taha'a vanilla grower © Tahiti Tourisme タハア島を訪れたら、島を1周してみましょう。バニラ園はたくさんあるので、ためらわずにどれかに入ってみましょう。見学は温かく迎えてくれます。ガイド付きのツアーでは、このつる植物がいかにして世界で最もエキゾチックなスパイスの1つを生み出すのか、詳しい説明を受けることができます。多くのバニラ園には、バニラや関連商品を特に自国で購入する場合と比べて信じられないほどお手頃な価格で購入できる、小さな売店があります。 タハア島を楽しむ タハア島は素敵な驚きに満ち溢れています。バニラ園以外にも、美しい白砂のビーチ、のどかなモトゥ、極上のサンゴ礁、2つのラム蒸留所があります。 Taha'a and Raiatea from the sky © Grégoire Le Bacon - Tahiti Nui Helicopters また、タハア島には真珠養殖場もいくつかあります。そのうちの1ヶ所を訪ねて、有名なタヒチ産黒真珠の養殖について学びましょう。島の見どころを訪問した後は、カヤックをレンタルして、タハア島の素晴らしいラグーンを散策したり、ボートツアーに参加して美しいモトゥを訪れて、ビーチでピクニックランチを楽しんだりしましょう。
マウピティ島でマンタと一緒に泳ぐ
マウピティ島はボラボラ島の北西にあります。とても小さな島ですが、驚きと感動に満ちた本物の島です。例えば、マンタと泳げるフランス領ポリネシア内で最高の場所としても有名です。この雄大な生きものはサンゴ礁の周りやマウピティ島で見ることができます。また、浅いターコイズのラグーンで彼らと一緒に泳ぐこともできます。 タヒチの島々には、実に数多くのアクティビティの選択肢があります。スキューバダイビングやシュノーケリングが好きなら、マウピティ島はまさに訪れるべき島です。特に、マンタの群れの中で泳ぐ神秘的な体験ができます。マウピティ島にはパペーテやライアテア島から飛行機で、ボラボラ島からフェリーで行くことができます。この島は、素晴らしいビーチ、自然のままの極上のモトゥ、陸地とラグーンのそれぞれに美しい景色があります。地元の人々はとてもフレンドリーで温かく迎えてくれます。自転車で島を巡れば、それをすぐに実感できるでしょう。マウピティ島には大型のホテル複合施設はありませんが、十分に清潔で快適な家族経営のタヒチアン・ゲストハウスがあり、地元の本当のライフスタイルを楽しむことができます。モトゥへのボートツアーに参加して、マンタやカマストガリザメを見に行きましょう。1日の終わりには、ラグーンを染め上げる見事な夕日を眺めることができます。 マウピティ島での特別なダイビング マンタを観察する最も良い方法は、海の中で彼らと一緒に泳ぐことです。そしてこのアクティビティに最適な場所がマウピティ・ダイビング・クラブです。このクラブは島の北部にありますが、宿泊先のタヒチアン・ゲストハウスまで迎えに来てくれます。タヒチの島々には数多くのダイビングクラブがありますが、その中でもマウピティ・ダイビング・クラブはマンタと一緒にダイビングできることで有名です。スキューバダイビングかシュノーケリングかを選べ、マンタ、サメ、その他の海の生き物に出会えることに間違いありません。 彼らはとても好奇心旺盛な生き物ですが、マンタも他の海洋生物の大部分と同様に、非常に繊細で傷付きやすいです。彼らには決して触らないでください。じっとしていると、彼らの方から近づいてきて、ダイバーを近くで観察し始めます。マンタとダイバーの両方にとって、この交流はかけがえのない瞬間です。ザトウクジラもマウピティ島の海にやって来ますが、ラグーンには入りません。繁殖期の7月から11月の間にボートツアーに参加して、彼らの姿を見ることができます。 A dive with manta rays ©_Emmanuel Bouvet School of sharks© Bernard Beaussier Manta ray© Frédérique Legrand ラグーンとモトゥを散策する マンタとのダイビングセッションを終えたら、ラグーンの周りにあるたくさんの素晴らしいビーチに行き、日光浴をしたり、透明に澄み切った海で泳いだりしましょう。最高のビーチの1つに挙げられるのはテレイアで、西海岸のポイント・プオロ・ビーチとも呼ばれています。ここから山の壮大な景色が見られます。 Motu in Maupiti ©_Michael Runkel 引き潮の時はモトゥ・アウイラまでこのラグーンを歩いて渡ることができ、最高の1日の締めくくりになります。モトゥ・ピティアへとモトゥ・ティアパアものどかな環境で、ビーチで過ごす1日に最適です。マウピティ島は、大勢の観光客が訪れるマスツーリズムとは一線を画す静かな島です。本物の島の雰囲気を味わい、伝統的なポリネシアの文化や価値観を体験できるチャンスのある場所です。
マウピティ島のモトゥ・ティアパア
タヒチの島々を訪れるなら、マウピティ島に行かない手はありません。ソシエテ諸島に位置し、ボラボラ島の隣にあるこの島は、有名な隣の島にも引けを取らない輝きを放っています。モトゥ・ティアパアをはじめとする美しい場所がたくさんあるこの楽園のような島は、心配事をすべて忘れ去り、リラックスできるところです。 モトゥ・ティアパアはマウピティ島の南側のパスにあり、モトゥ・ピタへの向かいにあります。楽園の美しい小さな一画でリラックスして過ごす一日は、まさに至福の一日です。バイエア村へのボートツアーに参加しましょう。途中で、ホツの崖や標高381mのテウラファアティウ山を眺めることができます。環礁には他にも3つのモトゥがあります。東がモトゥ・トゥアナイ、西がモトゥ・アウリア、北がモトゥ・パエアオです。マウピティ島は、その静けさと美しく白い砂浜で有名です。この島には大きなホテルはなく、いつも温かくフレンドリーに旅人を迎える家族経営のタヒチアン・ゲストハウスがあるだけです。 平和でのどかなモトゥ・ティアパア モトゥはサンゴ礁の小さな島を表すタヒチの言葉で、ティアパアはタヒチの島々の中でも最も美しいモトゥの1つとされています。トロピカルな植物、カラフルで巨大な貝やウニなどのさまざまな種類の海の生き物たちに囲まれた本物の楽園の島です。シュノーケリングに行くと、好奇心旺盛なマンタ1~2匹とほぼ確実に遭遇します。 モトゥには数件のタヒチアン・ゲストハウスがあり、朝食と夕食が付きます。ゲストハウスのホストが、旅行者がマウピティ島ですべての見どころを回って、体験やアクティビティを楽しめるように助けてくれます。地元の人々はとてもフレンドリーに旅行者を歓迎します。彼らは自分の島が旅先として選ばれたことに誇りを感じています。 White sand beach©_Michael Runkel Motu in Maupiti ©_Michael Runkel A dream destination, Maupiti©_Michael Runkel マウピティ島を散策する モトゥ・ティアパアで1日を過ごした後は、さまざまな見どころのあるマウピティ島を訪れましょう。テウラファアティウ山からラグーンを見下ろす景色は素晴らしく、遠くにボラボラ島も見ることができます。 Visit the island of Maupiti ©_Frédéric Cristol また、マウピティ島にはマラエが数箇所とその他の遺跡もあります。この島はわずか11km²の広さのため、自転車や徒歩で簡単に回ることができます。カヌーやカヤックで1周することもできます。モトゥ・ティアパアからほど近いところにテレイアビーチがあります。透明なターコイズの海での水泳やシュノーケリングに最高の場所です。諸島の北部では、スキューバダイビングでマンタと泳ぐことができます。
贅沢とは、ボラボラ島の水上バンガロー
ボラボラ島でのバケーションには夢が詰まっています。水上バンガローで過ごせば、バケーションはさらに特別なひとときに変わります。「太平洋の真珠」を訪れて、夢を叶えましょう。 白い砂浜が広がり、ターコイズ色のラグーンには豪華なリゾートの水上バンガローが浮かんでいる。そんな絵はがきのような画像を見たことがあるでしょう。タヒチの島々で誕生した水上バンガローは、ポリネシアでの贅沢ステイを象徴するものとなっており、ボラボラ島はもちろん、タヒチ島、フアヒネ島、タハア島、ランギロア島、ティケハウ島、モーレア島にも水上バンガローがあります。しかし、ロマンスの島といわれるボラボラ島の水上バンガローは特にずばらしく、新婚カップルのレティシアとニコラスはこのようにコメントしています。「ラグーンの上で眠り、起きたらすぐに透き通った温かいラグーンへ直接ダイブ!これほど最高なことはありません」 「太平洋の真珠」に浮かぶ宝石 水上バンガローはタヒチの島々を象徴するものです。世界初の水上バンガローは、バリハイホテル(Bali Hai Hotel)のオーナーだった3人のアメリカ人によって、1967年にライアテア島で誕生しました。地元の木材を使いパンダナスの葉で屋根を葺くなど、伝統的なポリネシアの建築様式を用いて建てられた水上バンガローは、まるで透き通ったラグーンにたたずむ宝石のようです。スタイリッシュな内装で、テレビ、インターネット、エアコンも完備されており、夢のようなバケーションにぴったり。 広々としたプライベートテラスから直接ラグーンに飛び込むことができ、室内は洗練された調度品と装飾があしらわれています。床の一角がガラス面になっているため、透き通った水中を泳ぐ熱帯魚たちを眺めることができます。ボラボラ島では水上バンガローからの眺望に2つの種類があり、サンゴ礁と太平洋か、雄大なオテマヌ山にきらめく朝日と夕日か、どちらかを選べます。もちろん、この贅沢なバンガローを楽しめるのは新婚カップルだけではありません。ご家族で滞在し、テラスから世界一美しい天然のプールに繰り返し飛び込む子どもたちの姿を楽しんでください。 ボラボラ島の水上バンガロー周辺 ロケーションがモトゥか本島かに関わらず、水上バンガローはあなただけの楽園です。足元に広がるラグーンは、ウォーターアクティビティを楽しむ絶好の遊び場です。水上バイク、シースクーター、シュノーケリング、スキューバダイビング、パドルボード、ウインドサーフィン、ウインドフォイルなど、さまざまなアクティビティがあります。思いっきり遊んだあとは、美容トリートメントで仕上げるポリネシアの伝統的なマッサージはいかがでしょう。ホテルのスパ、または宿泊するバンガローのプライベートな空間で施術を受けることができます。 宿泊予約時に、水上バンガローから望む景色を選べます。目覚めたときに海を一望したいか、オテマヌ山とボラボラ島を眺めたいか、選択肢を確認してお選びください。ホテルの多くはモトゥにあるため、南国でのバケーション気分をさらに盛り上げてくれます。夜は、サンゴ礁の上を転がる波の音に揺られながら眠りにつきます。空港や本島への送迎はシャトルサービスをご利用いただけます。
ボラボラ島のラグジュアリーなホテル
ボラボラ島の4つ星や5つ星のホテルでは最高に素晴らしいリゾートライフが過ごせます。夢のような南太平洋の島の、世界で最も美しいラグーンが見渡せる部屋。 素晴らしい景色や、緑豊かな山々、そしてトロピカルガーデンが、ボラボラ島でのバケーションを忘れられない体験にしてくれます。ターコイズのラグーンを見渡せるバンガローに滞在し、ホテルのスパで伝統的なマッサージを受け、モトゥの澄んだ海やホテルのプールで泳ぎ、スキューバダイビングで素晴らしい海中探検をし、美味しいローカル料理やインターナショナルな料理を楽しみ、伝統的なダンス・スペクタクルに参加してください。それらすべてがタヒチの島々のマナ(生命の力)の一部なのです。「太平洋の真珠」訪問の目的が、結婚式でも、ハネムーンでも、ロマンティックなバケーションでも、あるいは家族で過ごす休日でも、きっとあなたにとって夢のホテルを見つけることができるでしょう。ボラボラ島で最高にラグジュアリーなホテルをご紹介します。 フォーシーズンズ・ボラボラ・リゾートとインターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾート ザ・ フォーシーズンズ・ボラボラ・リゾートは、素晴らしいビーチと海洋生物に富んだサンゴ礁のあるモトゥ(小島)に囲まれています。米国旅行専門誌AFARにより「世界で最も素晴らしいホテル」に選ばれたホテルの水上バンガローで、間違いなく忘れられないバケーションが過ごせます。本物のタヒチ料理やインターナショナルな料理を楽しみ、シュノーケリングやスキューバダイビング、深海フィッシングなど、ホテルが提供する多数のアクティビティをいくつか体験してみてください。ザ・フォーシーズンズ・ボラボラ・リゾートには、南太平洋の忘れられないバケーションのために必要なものがすべてそろっています。 ボラボラ島の南端に位置する インターコンチネンタル・ボラボラ・ル・モアナリゾートは、世界で最も美しい息をのむようなビーチの1つである、マティラ・ビーチに隣接しています。オテマヌ山やパヒア山を見晴らせる、ラグジュアリーな水上バンガローやビーチ・バンガローに泊まることができます。ホテルの二つのレストランでガストロノミックな料理を楽しみ、どんなファミリーにも適した多数の海のアクティビティに挑戦してみてください。たっぷり楽しんだ一日の終わりには、世界で最も美しいラグーンに打ち寄せる優しい波の音を聞きながら眠りに落ちることでしょう。 コンラッド・ボラボラ・ヌイとセントレジス・ボラボラリゾート ザ・ コンラッド・ボラボラ・ヌイは、サンゴ礁に浮かぶプライベートアイランドにアクセスできるという点で、ボラボラ島の他のホテルリゾートとは異なっています。ビーチは真っ白な砂浜で、ボラボラ島の他の旅行客と出会うことはありません。このリゾートにはビーチ・スイートや、複数のベッドルームを備えたスイート、ラグジュアリーな水上ヴィラなど様々な宿泊施設があり、ファミリーバケーションに理想的です。伝統的なポリネシアの装飾が施され、すべての部屋からラグーンを見渡す素晴らしい景色が見られます。 オテマヌ山を背に、ターコイズのラグーンの岸にあるセントレジス・ボラボラリゾートはフランス領ポリネシアのユニークな体験を提供しています。宿泊者専用のプライベートビーチなど、他のホテルから離れたロマンティックな施設があります。セントレジス・ボラボラリゾートはボラボラ島を象徴するホテルで、南太平洋で最大級の水上バンガローを含め、様々なタイプの宿泊施設を備えています。フィットネスセンター、スパ、2つの素晴らしいプール、複数のレストランもあります。レストランの1つである「ラグーン」では、著名なシェフ、ジャン=ジョルジュ・ヴォンゲリヒテンが腕を振るっています。 ボラボラ島のラグジュアリーなリゾートとロッジ ル・ ボラボラ・バイパールリゾートは、トロピカルガーデンや海辺、水上にある108のバンガローを備えたラグジュアリーなリゾートです。このラグジュアリーなリゾートの装飾はポリネシアンスタイルです。ザ・インターコンチネンタル・ボラボラリゾート&タラソスパは、オテマヌ山とターコイズのラグーンを見渡せる、緑豊かな庭園のトロピカルパラダイスにあります。このホテルは海水を用いた革新的な方法で空調を行っています。84のエレガントな水上バンガローがあり、それぞれがドリームバケーションのためのラグジュアリーでくつろげる設備となっています。 ボラボラ島にはラグジュアリーリゾート以外にも宿泊施設があります。モトゥ・ピティ・アアウのビーチやマティラ・ビーチなどの近くに、もっとリーズナブルな料金のホテルを見つけることができます。ボラボラ島のすべてのホテルを見てください。あなたにぴったりの場所と料金のホテルをきっと見つけることができるはずです。
モーレア島でラム酒やスピリッツ、フルーツジュースを楽しもう
日光浴に飽きてしまったら、クック湾にあるロツイ山へ出かけましょう。山の麓にフルーツジュース工場があり、訪れる人たちを歓迎してくれます。また、この工場はラム酒の蒸留所でもあります。 タヒチの島々を訪れたら、モーレア島にあるロツイ・フルーツジュース工場へ足を運んでみてください。 地元産のおいしいパイナップル「Queen Tahiti」が、おいしいフルーツジュースや世界で唯一の格別なスパークリングワイン「Brut d'Ananas」に変わっていく工程を見学することができます。工場では厳選されたパイナップルをカットし、圧搾してボトルに詰めていきます。製造がピークを迎える午前中に工場を訪れるのがおすすめです。フルーツジュースやワイン、ラム酒などを試飲することができ、その後にパイナップル畑を散策すれば頭もスッキリ!午後からひと泳ぎして美しいサンセットで一日を締めくくれば、あとはステイ先に戻るだけです。 ラム酒蒸留所「マヌテア」へ行こう マヌテアのラム酒はフランス領ポリネシアで高く評価されています。モーレア島では、サトウキビ栽培は主にオプノフの渓谷で行われています。栽培の歴史は古く、在来種の「O'Tahiti」は世界中で栽培されています。タヒチの島々で蒸留されるラム酒は本格派のトラディショナル。ホワイトラム、ダークラム、バニラ風味のラムもあります。品質の良いラム酒として高い評価を受けています。飲んで確かめよう! Enjoy a rum-based cocktail © Manutea Tahiti Rum bottle © Manutea Tahiti Various Manutea Rum © Manutea Tahiti タヒチの島々でのサトウキビ栽培やラム酒の製造工程について詳しく知りたいなら、クック湾にあるマヌテア蒸留所へ行ってみましょう。すべての製造工程を見学できるだけでなく、数種のラム酒のほか、蒸留所で造られているフルーツジュースやほかのスピリッツなども試飲できます。タヒチ産のラム酒は、ユニークでエキゾチックな一本としてコレクションに加えることができます。ぜひお持ち帰りになって自宅でもお楽しみください。 地元産フルーツを心ゆくまで食べ尽くそう タヒチの島々に来たなら、地元のフルーツを味わわないのはもったいないです。これまで見たこともないようなフルーツもあるかもしれませんが、モーレア島の店や市場で気軽におすすめを聞いてみてください。 Garnished table © David Kirkland パイナップルが最初にフランス領ポリネシアに持ち込まれたのはイギリスの探検隊によってです。タヒチ語でパイナップルを パイナポ(painapo)と呼ぶのはこのためです。よく見かけるフルーツの一つにマルケサス諸島のタポロ・ノ・マツイタ(taporo no matuita)があります。これはライムのことで、タヒチではレモンのように魚介料理に添えたり、カクテルにも使います。タヒチ語ではウル('uru)と呼ばれるパンノキは、加熱処理をして食べます。タヒチの郷土料理には欠かせません。タヒチの島々を訪れたら、おいしいトロピカルフルーツをたくさん試してみてください。
パペーテを堪能する
パペーテは「水桶」を意味する言葉です。タヒチの島々でバケーションを過ごす際には必ず訪れるべき場所の1つです。ショッピング、グルメ、新旧入り混じった文化体験など、パペーテでの1日が忘れられない思い出になることは間違いありません。 パペーテでできること ノートルダム大聖堂は歴史あるスタート地点 タヒチのすべての距離はノートルダム大聖堂(キロメートルゼロ地点)から測定されます。1875年に建立され、鐘楼を下げた象徴的なモニュメント、荘厳なステンドグラス窓、明るい黄色の外壁が訪問者を迎えます。 Papeete's cathedral © Pierre-François Grosjean パオファイプロテスタント教会で文化に触れる 日曜日の朝に、パオファイのプロテスタント教会に行ってみましょう。プロテスタント教徒たちの美しい帽子と伝統的な装いを見ることができます。賛美歌の合唱は純粋に素晴らしく、感動で心が高鳴ります。 Vahine au temple protestant de Papeete ©Overpeek Studio L'intérieur du temple protestant de Papeete ©Overpeek Studio Le temple protestant de Paofai à Papeete ©Overpeek Studio パオファイ公園と海辺の散歩道 讃美歌を聞き終えたら、パオファイの公園まで海沿いをゆっくり散歩しましょう。ラグーンを上から眺める絶景を堪能できます。 Papeete waterfront ©Grégoire Le Bacon トアタ広場と7月のヘイバ・イ・タヒチ 中心地に戻る途中にトアタ広場を通ります。ここは毎年7月に行われるヘイバ・イ・タヒチという伝統のお祭りの開催地です。伝統的な音楽とダンスの素晴らしいパフォーマンスが披露される、フランス領ポリネシアで最も重要で人気のある文化フェスティバルです。 Heiva i Tahiti, danseur de 'ori Tahiti (danse traditionnelle) ©Dimitri…
タヒチの島々のフードトラック
フランス領ポリネシアでは、フードトラック(屋台)のことを 「ルロット」と呼びます。美味しい食事とスピーディなサービス、価格もとても手ごろであることから地元の人々に親しまれています。 「ルロット」はもともと、現場で働く労働者たちのための移動式レストランでした。今ではまさに名物となり、タヒチの島々の至るところで見かけることができます。幹線道路の付近に出店していることが多く、フレンドリーな雰囲気で、軽食から3品のフルコースまで何でもそろっています。ポリネシアンの夕食は早いため、ルロッテは通常午後5時頃から営業を開始します。プナアウイアのバイポーポー広場、タアプナ広場、ボラボラ島のバイタペの波止場付近には、フードトラックの常設エリアがあります。ポワソン・クリュ(マグロのマリネ)、炒麺(チャオメン)、ステーキのフライドポテト添え、ピザ、クレープ、ハンバーガーなど、食べたいものが必ず見つかります。地元の人たちにおすすめを気軽に聞いてみましょう。 バイポーポーのルロット街 ジャンルの異なる4つのフードトラックが立ち並ぶ、海岸付近の広場。ここが、バイポーポーの屋台街です。フレンドリーでローカルな雰囲気が漂い、価格もとても良心的です。各ルロットはここで出店するための競争を勝ち抜いてきているため、質もサービスも確かです。さらに、モーレア島とタアプナの砂洲を望む、タヒチ島でも随一の風景を眺めながら食事を楽しむことができます。 2019年にオープンしたバイポーポーのルロット街は、プナアウイアの地元の人やほかの地域から訪れた人たちの間でとても人気となっています。4つのフードトラックから、自分の好みに合った一品が必ず見つかります。席に着いてゆっくりとモーレア島の眺めを堪能しましょう。近くに係留所があるため、午後はラグーンでパドリングを楽しみ、夕食はルロット街で食べるというのもいいでしょう。木々を取り囲むように設置されたテーブルがいくつもの小さなライトで照らされ、レストランの心地良い素朴な雰囲気を楽しめます。子どもが遊べるエリアが近くにあるため、家族連れでの夕方のお出かけにもぴったりです。 フードトラックを選んでください!
パペーテのグラフィティアートめぐり
パペーテ街路の野外ギャラリーカメラをもって、パペーテの別の側面である建物に注目してみよう。街中の多くの壁にグラフィティが描かれています。地元当局に承認され、今では芸術作品です。 2014~2018年に、ポリネシア人実業家サラ・ルーピニア女史は、地元当局の支援を受けて、パペーテでオノウ・ストリートアート・フェスティバルを開催しました。厳選された建物の外壁を装飾するために、世界的に有名なアーティストや地元アーティストがこの国際フェスティバルに集結しました。完成した壁画はたちまち地元住民に称賛され、首都パペーテに現代的な色調を添えました。パペーテの壁画にご案内します。 フェリー埠頭と市場 海に面したフェリー埠頭からスタートしましょう。1階の外壁に驚くべき三次元画が見えます。楽しげなロボットの群像を描いたレオン・キールの作品。見る位置を変えるとロボットも動いているように見えます。とくに子供たちに人気のある芸術作品です。 フェリー埠頭からパペーテ市場に向かいましょう。3人の地元アーティストがこの素晴らしい作品を4色で描きました。アバス、ジョプス、HTJの3人は、タヒチ島では有名なストリートアーティストです。ティキの顔を描いたこの作品は、ティキやサメ、ヴァヒネ(タヒチ語で女性)など、彼らにとって大切なポリネシアのシンボルを含んでいます。 ラムネ大学の赤いパレオのヴァヒネ パペーテの壁画の中で最も有名で最も愛されているのは、間違いなくこの作品です。赤と白のパレオに身を包んだ若いヴァヒネの寝姿を描いたこの作品は、地元アーティストのHTJの助けを借りて、セスというアーティストが描きました。近くから観察するとディテールに驚かされます。このヴァヒネを描いた郵便切手が、ファレラタの郵便局から発行されています。 ブラジル人エドアルド・クブラは、作品中の顔の表現にひし形模様を用いました。ラムネ大学の壁に描かれた2人のヴァヒネには、その刺すような眼差しで催眠術をかけられそうです。驚くほど美しい芸術作品です。 ヴィルスの肖像と青い仮面のヴァヒネ パペーテは、世界最高峰のストリートアーティストであるアレクサンドル・ファルトスとアリアス・ヴィルスの芸術作品を展示することを誇りとしています。ラムネ大学の別の壁に白黒で描かれた若い女性の素晴らしいイメージを表現するために、アーティストはジャックハンマーを使いました。 ドクター・カッショー通りをシャルル=ド=ゴール通り方向に下りて行って右側を見ると、青い仮面をつけた謎めいたヴァヒネが見えます。彼女は両手に、タヒチの島々で見つけた一羽の小鳥を持っています。この作品はアイルランド人アーティストのフィンダックによって描かれたものです。作品中で使われている明るい青は、太平洋の色を映し出しています。 花飾りのヴァヒネとパオファイ アーティストのヴィニーが描いた花飾りをしたヴァヒネは、見ると嬉しい気分になります。シャルル=ド=ゴール通りのはずれにある壁に描かれたこの絵は、盛りだくさんの花々で髪を飾った美しいヴァヒネのイメージです。私たちの大好きな作品の一つです。教会地区の壁には、同じアーティストが描いた別の花飾りのヴァヒネがあります。 バイマ・ショッピングセンターの壁には立派な鳥が描かれています。この鳥を書いたスペイン人アーティストのオクダは、ポール・ゴーギャンに敬意を表して『果物を持つ女』を色鮮やかに脚色しました。 もっと楽しもう おすすめの壁画めぐりはこれで終わりますが、時間の余裕があれば、見るべきものは他にもたくさんあります。事実、さらに30点ほどの芸術作品がパペーテの壁に描かれています。ライアテア島に行く機会があれば、ウツロアでオノウ・ストリートアート・フェスティバルが開催された際にストリート・アーティスト達によって描かれた、秀逸な作品を鑑賞できるでしょう。 ストリートアートは、タヒチの島々に生き続ける芸術文化の表現の一つです。それは私たちの伝統であり、マナの一部なのです。
タヒチの半島を探検しよう
この半島は、サーフィンが好きな人はもちろん、自然を愛する人やタヒチならではの体験をしたい人にもぴったりの場所です。タヒチアンにはタヒチ・イチと呼ばれており、火山活動によって形成されました。山が多く手つかずの大自然が広がっています。フランス領ポリネシアを訪れたら、タヒチ島のユニークで特別な半島を探検してみましょう。 タヒチ島は、タラバオと呼ばれる地峡によって繋がる二つの島からなります。大きな島はタヒチ・ヌイ、小さな島がタヒチ・イチです。ガイドブックでは、タヒチ・イチはフェヌア・へレ・ヒア・テ・アツア(神々に愛された地)、またはフェヌアアイへレ(茂みの地)と紹介されることもあり、特に、パペーテの喧騒を離れた静かな場所として知られています。半島には手つかずの大自然が広がり、すばらしいダイビングスポットもあります。ホエールウォッチングやサーフィンを楽しむこともできます。 サーフィン、ビーチ、壮大な景色 タヒチ・イチ半島には、伝説の波で世界的に知られるチョーポーがあります。まずはプーヌイとバイラオに立ち寄り、タヒチ・イチの野性的で神秘的な雰囲気を味わいましょう。その後はPK0(半島で使用される距離を測るための始点)へ。ボートに乗って、間近に迫る「ジョーズ(超巨大な波)」を堪能します。世界で最もヘビーなグーフィーブレイクが炸裂する、サーファーでも上級者の中の上級者にのみ適したポイントで、毎年国際的なサーフィン大会が開催されています。 タヒチ・イチ半島の魅力はチョーポーだけではありません。タラバオ高原では、思わず写真を撮りたくなるフォトジェニックな景色に出会えます。青々とした草原に牛が群がり、まるでノルマンディーのような雰囲気が漂います。続いて向かうタウティラの黒砂ビーチも圧巻です。その後は西海岸の白砂ビーチへ行くのもいいでしょう。 ダイビング、洞窟、自然を体験できるアクティビティ タヒチ・イチ半島のもう一つの魅力は海の中にあります。ダイビング好きにはたまらない水中洞窟、沈没船、複数のパスやドロップオフなどがあり、海の生き物たちの多様性に驚くでしょう。ダイビングスキルを向上させるには最適な場所です。 タヒチ・イチはウォーターアクティビティを楽しむには絶好の場所。パドルボード、カヤック、水上バイク、セーリング、ウインドサーフィンなど、どんなスポーツをやるにしても最高の条件がそろっています。7月から9月にかけては、交尾と出産のためにタヒチ・イチ周辺の温暖な海水を求めて、南極からザトウクジラがやってきます。波間で跳ねたり潜ったりするイルカの群れは、一年を通していつでも見ることができます。 ハイキングとオプショナルツアー 半島には散策ハイキングコースがいくつもあります。黒い崖の麓を歩いてテ・パリを目指すコースに挑戦しましょう。ハイキングでは必ず地元ガイドを付けることをおすすめします。安全を確保できるだけではなく、この神秘的な場所にまつわる物語や伝説を交えながら散策を盛り上げてくれます。タヒチ・イチは、ポリネシアの人々と祖先をつなぐ聖なる力「マナ」の地でもあるため、鳥肌が立ち、背筋がゾクゾクとするような力を感じることができるでしょう。 The wild fenua 'aihere ©Ra'i Mao タヒチ・イチを訪れたあとは、ほかの島にも足を運んでみましょう。ボラボラ島と並んで有名なモーレア島は、タヒチ島のすぐ近くに位置しています。雄大な山々、深い入り江、圧巻のラグーンなど、美しい景色を楽しめることは間違いありません。 遠足を選ぶ もっとアクティビティ
タヒチアン・ブラックパール
当たり前のことですが、タヒチアン・ブラックパールを買うのに最も適しているのはフランス領ポリネシアです。本物のタヒチアン・パールの大半は、ツアモツ諸島とガンビエ諸島の温かな海の中で作られています。この素晴らしい宝石はタヒチの島々の美しさを象徴しています。 タヒチアン・パールはパーフェクトからA、B、C、Dにまで分類されます。光沢、表面の滑らかさ、色、大きさ及び形状によって判断されます。パーフェクト(またはトップジェム)に分類される真珠にはまったく欠陥がありません。パペーテにある真珠博物館に行けば、真珠養殖についてあらゆることが分かります。このセクションでは、真珠がどのように養殖され、分類されるのかを説明し、真珠を買うのに最適な場所をお勧めしたいと思います。 タヒチアン・ブラックパール タヒチアン・ブラックパールは、ネックレス、指輪、ブレスレット、ペンダントはもちろん、宝石に加工されていないものでも買うことができます。タヒチアン・ブラックパールは他の真珠とは異なり、黒蝶貝によって作られる黒色の真珠です。完全な黒色ではないものの、タヒチアン・パールだけが天然の「ブラック」パールなのです。実際、タヒチアン・ブラックパールには様々な色があり、最も人気があるのは真珠らしい光沢のある深緑のものです。アコヤ真珠など他で見られるブラックパールは、着色されているか、暗い色にするために放射線照射されています。タヒチアン・パールは直径が8~18mmで、世界最大級の大きさです。 Grafting on a pearl farm © Gregoire Le Bacon Pearl farm © Gregoire Le Bacon Tahitian cultured pearls © Grégoire Le Bacon タヒチの島々のほとんどどこにでもある温かいラグーンは、その海水の温度や塩分、純度から真珠の養殖に理想的です。「ブラックパール」として一般に知られているタヒチアン・パールには、深い緑がかった青、青銅色、濃紫色、あるいはピンク色さえ、様々な色があります。真珠の値段は、その大きさ、形及び色によります。タヒチアン・ブラックパールはフランス領ポリネシアのダイアモンドです! タヒチの島々のパールショップ 本物のブラックパールを買うのに、タヒチは世界中で最高の場所です。あなたが買いたいパールの色や形や大きさを決めるために、滞在中にいくつかのショップを訪れることをお勧めします。すべての主なホテルやクルーズ船はもちろん、タヒチ島、モーレア島、ボラボラ島などの主要な観光地区にはパールショップがあります。フアヒネ島、タハア島、ツアモツ諸島及びガンビエ諸島にある真珠の養殖場では、生産者から直接購入することもできます。 Huahine pearl bracelets © Teriitua Maoni パールショップは、あなたにぴったりのタヒチアン・ブラックパールを見つけるのに理想的な場所です。パールの値段は色、光沢、大きさ、形状や、宝石として加工されているかどうかによって異なります。ブラックパールは珍しいため、他の真珠よりも高価です。真珠が最高品質であることを保証するために、購入する際は鑑定書をもらいましょう。 タヒチの島々にある真珠の養殖場 真珠の養殖場では、当然ながら加工されていない様々な真珠が販売されています。最高品質の真珠は、18金のホワイトゴールドやイエローゴールドに取り付けられて販売されています。シルバーや皮に付けられている真珠を買うこともできます。 Pearl fillet © Tahiti Tourisme タヒチアン・ブラックパールの光沢を維持するために、磨くときに香料やラッカーなどの化学物質を使ってはいけません。ひどく汚れた場合は、温かな水に少し石鹸をつけて拭いてから、よくすすいでください。真珠を傷つける恐れがあるので、硬いものやザラザラした表面に接触させないようにしてください。肌につけるのが真珠にとっては最適です。
タヒチ島を訪れる理由
透明に澄み切ったターコイズのラグーン、柔らかな白砂、1年中心地よい気温、美しい景色。タヒチの島々が夢の旅先とされる理由がこれらのすべてにあります。時間をとって、ゆっくりとタヒチ島を訪れてみましょう。このタヒチの中で最大の島は、冒険にふさわしい素敵な驚きに満ちあふれています。 フランス領ポリネシアには合計で118の島がありますが、タヒチ島はその中心的な島として知られる、魅力あふれる素晴らしい旅先です。ボラボラ島やモーレア島など他の多くの島はその美しい景色と極上のビーチで有名ですが、タヒチ島はそれに勝るとも劣りません。ビーナス岬、タハルウ、タウティラの黒砂のビーチは実に素晴らしく、明るく青い太平洋と壮大なタヒチ山に挟まれた様子はまさに絶景です。フランス領ポリネシアで最も高い山はタヒチ島のオロヘナ山で、標高2241mです。またタヒチ島には、訪問者が楽しめるサプライズが豊富な首都パペーテもあります。 タヒチ島:山と海、そしてパペーテ タヒチ島にはあちこちに山があり、その山間には緑の生い茂る谷や雄大な滝が流れ落ちる姿が見られます。島の北側の湾岸部は非常に開発が進んでいますが、タヒチ・イチ半島を訪れると、まるで別世界に来たような気持ちになれます。草を食む牛の群れのいる広大な平原やほとんど手付かずの海岸線が見られます。ここはチョーポーの波も有名で、2024年オリンピックのサーフィン競技の会場になる予定です。 Boat trip to Tahiti © Ra'i Mao Le mythique spot de surf de Teahupoo qui accueillera les JO 2024 ©Grégoire Le Bacon Tour de Tahiti en hélicoptère ©Grégoire Le Bacon & Tahiti Nui Helicopters また、パペーテも活気ある文化の中心地です。素晴らしい市庁舎、フランス領ポリネシア議事堂、ノートルダム大聖堂を見学しましょう。街の壁に描かれたさまざまなストリートアートの傑作を見ることもできます。この中には世界的に有名なストリートアーティストの作品もあります。賑やかな巨大屋内市場もあり、新鮮な魚、果物、野菜はもちろん、あらゆる種類のお土産を買うことができます。夕方はパオファイ公園の近くを散策してみましょう。地元の人々が海の目の前で夕食を楽しむ素敵な場所です。 タヒチ島で楽しめるアクティビティ パラグライダーとキャニオニングの2つのスポーツはタヒチ島でしか体験できません。ラグーンや沖では、あらゆる種類のウォータースポートを楽しめます。また、島内の谷や山を進む素晴らしいハイキングコースもあります。 Balade sur le front de mer de Papeete ©Grégoire Le Bacon 島内一周ツアーに参加して、パペノオ渓谷からバイヒリア湖への道中を散策したり、四輪駆動車でサファリに向かい、島の内陸部の素晴らしい景色や観光地を訪れたりしましょう。Musée de Tahiti…
テティアロア島のバードアイランドへ行こう
多くの宝に恵まれているフランス領ポリネシア。オプショナルツアーは、滞在中にその宝である小さな楽園を訪れるチャンスです。なかでも最も貴重な宝の一つが、マーロン・ブランドが所有したプライベートアイランド、テティアロア島の環礁です。まさにタヒチの島々の中の宝石といえるでしょう。 いかりを上げ、目指すはテティアロア島。タヒチ島からわずか50kmに位置するこの島には、鳥類の保護区域である小島のモトゥ・タフナがあります。褐色のカツオドリ、純白のアジサシ、真っ赤な尾のネッタイチョウが、ほかの鳥たちに混じってこの南国の楽園に彩りを添えています。 陸地が見えた! パペーテの波止場からカタマラン(双胴船)に乗り、朝早くに出発します。外洋へと繋がるパス(水路)を抜けたら朝食が出され、いよいよ冒険の始まりです。テティアロア島までは2時間30分のセーリングの旅。道中には大西洋の絶景が広がり、イルカたちや魚の群れに出会えるかもしれません。時期が合えば、クジラを見ることもできます。 Birdwatching in Tetiaroa © Lei Tao Birds in Tetiaroa © Tahiti Tourisme Birds in the sky © Tahiti Tourisme テティアロア島には外洋からラグーンに入るためのパスはありません。そのため、カタマラン・ディンギーに乗り込み、波に乗ってサンゴ礁を渡ります。無事にモトゥ(小島)に着いたら、波際に寄ったまま鳥たちからは距離をおいてください。モトゥを歩いて横断することは禁止されています。いずれにしろ、暑い中、浅瀬に足をつけて柔らかな砂を感じながら歩くのはとても気持ちのいいものです。テティアロア島で心ゆくまで写真を撮ったあとは、遊泳とシュノーケリングを楽しみましょう。海に棲む生き物たちも、空の鳥たちと同様、貴重で多様性にあふれています。 確認されているのは15種 テティアロア島には陸鳥と海鳥の両方が生息していて、その中には渡り鳥もいます。手つかずの自然が守られているこのテティアロア島では、滞在中に15種の鳥を観賞することができます。時折、鳥たちが群れになって色鮮やかに空を舞う瞬間があるため、カメラをすぐそばに置いておくことをお忘れなく。世界中のどこを探しても、この小さな楽園よりも美しい場所を見つけることは難しいでしょう。ラグーンで泳いだり、シュノーケリングをしたり、ランチで魚の串焼き料理を楽しんだりと、この環礁を鳥たちと一日中分かち合えることに、きっと大きな喜びを感じるはず。 Discover the bird island of Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot タヒチの島々はそれぞれに特徴があり、島の歴史や旅行者が興味を持つポイントも異なります。有名なタヒチ島やボラボラ島、モーレア島、ランギロア島だけが楽園ではありません。テティアロア島はマーロン・ブランドが1966年に購入したプライベートアイランドで、現在は高級ホテル「ザ・ブランド」がオープンしています。テティアロア島へはボートでしか行くことができず、事前予約が必要です。生涯忘れられない一日を過ごしてみませんか。
モーレア島のサンゴの「養子縁組」プログラム
サンゴの「養子縁組」プログラムに参加することで、世界中で大きな危機に瀕しているサンゴ礁を救うことができます。コーラル・ガーデナーズ協会(Coral Gardeners Association)では、サンゴを生育し、モーレア島のサンゴ礁に植え付ける活動を2017年から行っています。島への訪問を、海洋や海の生き物たちの保全に貢献するための機会にしませんか。 海洋生物の保護を専門とする科学者たちによると、サンゴ礁は2050年までに絶滅する可能性があるそうです。このショッキングな事実は、モーレア島のひとりの若者が行動を起こすきっかけとなりました。サンゴが白化現象により死滅していっていることをインターネットで知ったティトゥアンは、この状況を何とかしたいという想いからコーラル・ガーデナーズという団体を立ち上げました。 ティトゥアンの活動計画はシンプルで効果的。健康なサンゴの一部を苗として採取し、それを水中養殖場で育てたあと、サンゴ礁への植え付けを行います。運営資金を調達するため、コーラル・ガーデナーズは「養子縁組」プログラムを開始しました。このプログラムでは、海水温の上昇による白化に強いスーパーサンゴという種を「養子縁組」できます。養子にしたサンゴの成長過程についての定期的な最新情報や、植え付けられた場所を正確に示した地図を受け取ることができます。 タヒチの島々で過ごすバケーションが、地球の未来に貢献します。 サンゴ礁を守るコーラル・ガーデナーズのプロジェクト コーラル・ガーデナーズは2017年から約31,000本ものサンゴ苗の植え付けを行ってきました。モーレア島で発足したこの団体では、サンゴ礁の保全と、環境保護の必要性について人々の意識を高めるための活動を続けています。子どもや大人を対象にしたワークショップを学校や企業で開催し、海の多様性を保全することがいかに大切かを人々に伝えています。目標は、世界規模で取り組むムーブメントへと発展させること。コーラル・ガーデナーズの尽力により、現在タヒチの島々の住民にとって、サンゴ礁の再生は最重要課題と認識されています。 海の生き物たちを守るため、私たちが滞在中にできることは何でしょうか。まず、紫外線対策には日焼け止めクリームではなくライクラ素材を使用したTシャツなどを着用しましょう。日焼け止めクリームを使用する場合も、環境にやさしいものを使いましょう。ボードワックスも同様です。環境にやさしいワックスは簡単に手に入ります。海でセーリングをする場合やモーターボートをチャーターした場合は、許可された運航水域を守りましょう。いかりを下ろすときは、海底にダメージを与えない場所であることを確認してください。海洋生物に遭遇しても干渉しないようにしてください。もちろん、ゴミは正しく処理しましょう。 コーラル・ガーデナーズでサンゴの「養子縁組」 コーラル・ガーデナーズを通じて養子にするサンゴは、スーパーサンゴという種です。海水温の上昇による白化に耐性があることが証明されているサンゴから苗を採取しているため、このように呼ばれています。コーラル・ガーデナーズのWebサイトで保護したいサンゴを選べます。コーラル・ガーデナーズのチームがサンゴの一部を採取し、サンゴの養殖場で育てたあと、サンゴ礁に植え付けます。 コーラル・ガーデナーズでは、高い水温に強いことが証明されている以下のサンゴ種の保全を推進しています。Pocillopora Verrucosa(イボハダハナヤサイサンゴ)、Montipora Grisea(グリセアコモンサンゴ)、Acropora Retusa、Acropora Muricata(スギノキミドリイシ)、Acropora Globiceps。選んだサンゴに名前を付けることもできます。サンゴが植え付けられた場所を正確に示した地図や、成長過程や健康状態についての定期的な最新情報を受け取ることができます。
モーレア島のパイナップル道路
ソシエテ諸島にあるモーレア島は、パイナップルの栽培で有名です。四輪駆動車に乗ってパイナップル道路を訪れ、パイナップル農園をのぞくと、壮大な景色が広がります。パイナップル道路はオプノフのベルヴェデーレ展望台へと続き、展望台ではモーレア島の本当にすばらしい景色を一望できます。 島の中心部へ行く巡回ルートは、オプノフ湾からとクック湾からの2つのルートがあります。パイナップル道路は、小さな民家、大学、絶景スポットも通りますが、その名前から分かるように、ほとんどがパイナップル農園を通る道になります。店や道端など、島のあちらこちらでパイナップルの販売を目にすることでしょう。ロツイ・フルーツジュース工場を訪れると、フルーツジュースやジャムの試飲、試食ができます。モーレア島のパイナップルは、甘くてフルーティーなことで知られています。パイナップル道路では、このおいしいパイナップルに関する豆知識を学べます。パイナップルは木になる果物ではありません! モーレア島のパイナップル農園 ガイドと一緒にパイナップル道路を行くと、モーレア島を象徴する果物であるパイナップルの栽培について学ぶことができます。この道路は、いくつかの絶景ポイントを通っており、特にトヘイア山、ロツイ山、穴の開いたモウアプタ山を見張らせるパノラマビューは壮観です。また、ガイドが同行していれば、モーレア島の伝説や民話を聞かせてもらえるでしょう。 A couple in the middle of a pineapple field © Tahiti Tourisme View of Mount Rotui and Moorea's two bays © Stéphane Mailion Photography Visit the Moorea Ecomuseum ©_Grégoire Le Bacon パイナップル栽培は、とても綿密な作業です。パイナップルは、青い花が咲き、数カ月かけてゆっくりと果実へと変わっていきます。パイナップルは一度収穫すると、そこで熟れるのが止まってしまうため、実が完全に熟すまで待ってから収穫します。植えてから収穫するまで、約1年かかります。パイナップルは太陽の光を浴びるほど甘くなるため、モーレア島のパイナップルはとてもおいしいのです。 タヒチのおいしいパイナップルを試食しよう パイナップルは、タヒチの島々で非常に重宝されています。店や道端のスタンドなど至る所でパイナップルを購入できます。新鮮な生のパイナップル、プレスしたジュースやおいしくて甘いジャムも楽しめます。また、ポリネシア人はパイナップルに薬効があるとして、保水力の低下や消化の改善を補うために食しています。 Quad bike tour of pineapple fields ©_Tahiti Fly Shoot パイナップル農園を通っていると、もぎ取りたい衝動にかられますが我慢してくださいね。まず、泥棒になってしまいます。それに間違いなく、ほとんどのパイナップルがまだ熟れていません。熟れていれば、農場の人が収穫しているはずですから。とにかく、島内のどこでもパイナップルは売られていますし、価格も全然高くないので、好きなだけパイナップルの果実やジュースを楽しんでみてください。 オプショナルツアーを選んでください
モーレア島のラグーン
半日ツアーや1日ツアー、もしくは1日以上のツアーを利用して、モーレア島の雄大なラグーンを散策しましょう。タヒチの島々をさまざまな角度から楽しむには、ヨットやカタマラン(双胴船)、またはクルーズ旅行で巡るのが一番です。フランス領ポリネシアの知られざる美しいスポットに出会えます。 モーレア島は雄大なラグーンがあることで知られており、ラグーンを回るにはボートツアーが最適。ターコイズと青のグラデーションが織りなすラグーンは水晶のように透き通り、色とりどりのサンゴ礁はマンタや人を襲わないカマストガリザメなどのさまざまな海洋生物であふれています。ボートツアー以外にもパドルボードでのガイド付きツアーがあり、パペトアイでは、水中に潜って水底に沈むティキ像を見ることができます。熱帯魚を観察するには、グラスボトムカヤックをレンタルするか、シュノーケリングがおすすめです。壮大なオプノフ湾やタアヒアマヌにあるパブリックビーチまで、ドライブやサイクリングで行ってみるのもいいでしょう。カタマランでのサンセットクルーズで、モーレア島のラグーンにある湾を渡りながら一日を締めくくることほどロマンチックなことはありません。 モトゥへの日帰りツアーを楽しもう モーレア島のラグーンにあるモトゥを訪ねる日帰りツアーをご予約できます。料金には、パペーテからの移動、ラグーンツアー、マンタや人を襲わないカマストガリザメと一緒に泳げるポイントでの停泊、のどかなモトゥの海辺でのピクニックが含まれます。電話またはオンラインでご予約可能です。モトゥへの日帰りツアーは観光客だけでなく地元住民にも非常に人気のアクティビティとなっているため、確実に参加できるよう早めの予約をおすすめします。 Discover the Moorea seabed© Myles McGuinness Diving in turquoise water © Mark Fitz Exploring the lagoon © Myles McGuinness モーレア島のラグーンにある宝を見つける一番の方法は、地元ガイドとともにカヤックツアーに出かけることです。美しいサンゴや無数の熱帯魚を観察しながら、この楽園の島に伝わる神話や伝説について知ることができ、無理のないペースで漕ぎ進みます(バケーションですから!)。カヤックから見る島の景色は圧巻です。一日の終わりには海岸沿いの集落を訪れ、穏やかで温もりのあるポリネシアの夜をお楽しみください。 モーレア島の荘厳なビーチへ行こう モーレア島にはすばらしいビーチが数多くあります。海岸沿いの道路を回るか、海からアクセスするかのどちらかで行ってみましょう。ビーチにあるホテルに泊まれば、島で有名なきらめく朝日と夕日の眺めを絶好のロケーションで楽しむことができます。 Discover a beach paradise _©_Grégoire Le Bacon モーレア島でも有数のビーチである、テマエ・ビーチ。島の北東に位置し、シュノーケリングを楽しむのにぴったりです。ほかにも、北西にあるフランジパニ・ビーチ(Plage des Tipaniers)では、カヤックをレンタルして、マンタや人を襲わないカマストガリザメを観察することができます。また、この2つのビーチの間に位置するのが、穏やかで心地よい楽園のようなタアヒアマヌ・ビーチです。
タプタプアテアを散策
タヒチの島々は、人生における大切なことに立ち戻り、マナを感じ、雄大な自然を楽しむための場所です。この島の古代文明の起源をより良く理解するには、ライアテア島を訪れ、神聖なポリネシア文化誕生の地を旅することが一番です。 広大なタプタプアテア遺跡がライアテア島の南東にあります。この場所は、タヒチの島々のあらゆるところに存在する先祖の力「マナ」に溢れており、ユネスコの世界遺産にも登録されています。マナは、この静寂な美しい聖地を散策した時に感じる、鳥肌の立つような研ぎ澄まされた感覚です。神様オロに捧げられたタプタプアテアのマラエは、世界中から訪問者を惹き付けています。この場所は、かつてポリネシアの政治と宗教の中心でした。このマラエが最初に航海に出た旅人により発見され、ポリネシア・トライアングルの他の島への定住が始まりました。ハワイ、イースター島、ニュージーランド、クック諸島の人々にとって、今でもタプタプアテアのマラエは精神的な故郷のままです。 タプタプアテアのマラエ ライアテア島のラグーンの浜辺に広大に広がるタプタプアテアのマラエは、ポリネシアの人々にとっての最も神聖な場所です。この場所は数世紀をかけて築かれた、神様オロに捧げるためのものです。生者の世界が先祖と神の世界と交わる地点という、宗教的な意味のある場所です。長い間、政治や宗教のリーダーたちの話合いの場となっていました。料理人、高僧、戦士たちがポリネシア全域からアウトリガーカヌーで到着すると、同盟を組み、ポリネシア社会の発展に尽くしてきました。 Taputapuatea marae on the sacred island, Raiatea © Tahiti Tourisme The Marae Taputapuatea of Raiatea © Tahiti Tourisme Marae of Taputapuatea © Tahiti Tourisme タプタプアテアのマラエは複数の石の広場で構成される遺跡で、ラグーンの浜辺と山の間の広大な土地を埋め尽くしています。数百年の間、マオヒの人々が暮らし、祈りを捧げていた場所であり、古代の旅人が太平洋の探索に向けた航海で通り抜けた、聖なるタ・アバ・モア・パスの正面にあります。マラエに向かい合う聖なる山のテアエタプ山には、山頂に続く簡単なトレイルがあります。山頂からのマラエ、ラグーン、太平洋を見下ろす景色は実に見事です。 尊敬すべき神聖な場所 マラエはポリネシア文化の聖地であり、先祖代々の歴史と伝統の証人です。壊れやすく、かけがえのないこれらの石の遺跡は、後世に残すために特別な注意が必要です。 この特別な遺跡を守るため、以下の簡単なルールを守ってください: 指定された道を歩くこと:考古学的建造物の上を歩かないこと。石の上に登らない:石は壊れやすく、歴史が詰まっています。静寂を守る:ここは瞑想と追憶の場所です。ゴミは持ち帰ること:訪れた痕跡を残さないこと。写真撮影は丁寧に:建造物に登って写真を撮らないこと。焚き火、アルコール、ピクニックは禁止です。ペット禁止:遺跡の完全性を保つため。落書きやタグの使用禁止:マラエはそれ自体が芸術作品であり、すでに名前があります。神聖な場所であることを忘れないでください。 これらのガイドラインに従うことで、このユニークな遺産の保護に貢献することができます。これらの良い習慣を共有し、この文化遺産を後世に伝えていきましょう。 聖なる島、ライアテア島 ライアテア島は素晴らしい景色のある手付かずの島です。タプタプアテアのマラエを探索した後は、ラグーンのボートツアーに参加して、島の周りのモツを楽しみましょう。モトゥ・オフェタロとモトゥ・イリルは両方ともプライベートではない、美しいビーチのあるモトゥです。 Entrance to Raiatea's Faaroa River © Alika Photography ライアテア島はソシエテ諸島のタハア島、ボラボラ島、フアヒネ島の隣にあります。この島は自然と遺跡の宝庫です。タプタプアテアのマラエは最も重要な場所で、今日でも一部の祭りや儀式が行われています。ライアテア島は多くのクルーズ船の出発地であり、フランス領ポリネシアで唯一航行可能な河川であるファアロア川もあります。島の最も素晴らしい宝の1つがティアレ・アペタヒです。ライアテア島のシンボルにもなっている美しい花で、テメハニ山の山頂にのみ自生しており、他の場所で見ることはできません。 もっと見る
タヒチの島々にあるジップライン
高い場所が好きな人やスリルを求めている人は、タヒチ島やモーレア島にあるアスレチックパークへ行くと満足感が得られるでしょう。 タヒチの島々には、森の上空から見下ろせるスリルとアドベンチャーを融合したアクティビティがあります。モーレア島とタヒチ島のアスレチックパークは、ファミリーで1日中楽しめます。しばしビーチから離れて、鳥が木のてっぺんで生活する理由を考えてみましょう。その眺めは最高です! モーレア島の空中を行く モーレア島のティキパークで、しっかりとハーネスを締めたうえで体を上空に持ち上げられる体験ができます。アスレチックパークには、ジップライン、ターザンロープ、滑り台、ロープはしごなど、アドレナリンがあふれ出すアクティビティが待っています。木の上に登ったら、下を見ないようにしましょう。気をつけて!モーレア島のオプホヌ湾や山々を望める絶景は壮観です。 Interior of the island of Moorea © Tahiti Tourisme Mountain peak in Tahiti © Tahiti Tourisme Try accrobranche © Myles McGuinness レインボーパークでもタヒチ島を空から見下ろすことができますよ。レインボーパークは、ピラエにあるベルヴェデーレ展望台までの道中にあり、ビーチ以外で1日を過ごすのに最適なスポットです。ジップラインで吊るされて、ポリネシアのターザンのように木から木へ。プラットフォームで立ち止まれば太平洋の絶景が見渡せます。地上へ戻ったら、動物園を訪れたり、ミニゴルフのラウンドプレーを楽しみましょう。 あらゆる世代が楽しめる1日に タヒチ島とモーレア島のアスレチックパークは、家族みんなの思い出に残る楽しい1日を過ごすことができます。きちんと安全に配慮されたうえで、タヒチの島々の美しい景色を違った角度から眺められるチャンスです。しばしビーチから離れて、より充実したバケーションにしましょう。 Interior of Tahiti © Grégoire Le Bacon LionAiles タヒチの島々にある2つのアスレチックパーク、レインボーパークとティキパークは、家族みんなで楽しめるオススメのスポットです。安全面にしっかり配慮したうえで、年代別に対応したジップラインコースを用意しています。また、サステナビリティや未来の環境のために、森の重要性の理解を深める機会を子どもたちに提供しています。
カタマラン(双胴船)で訪れるテティアロア島
ソシエテ諸島の中でも特に静かでひっそりとしたテティアロア島。それでいて、最も美しいとされる魅惑の島。鳥たちやウミガメにとって安らぎの楽園であるこの島を、パペーテからのカタマランツアーで訪れてみませんか。 テティアロア島は歩いて一周できる小さな環礁で、小さなラグーンの水は透き通っていて温かく、ビーチは見事な美しさを誇っています。自然環境は保護され、環礁は鳥たちやウミガメの自然保護区となっており、シロアジサシ、グンカンドリ、カンムリカイツブリなどの15種類の鳥たちが生息しています。カタマランの日帰りツアー(パペーテ発)でこの特別な環礁に生息する鳥たちを観察することができますが、非常に美しい楽園ですので、2-3日のツアーに参加する価値は十分にあります。カタマランを環礁のすぐそばに停泊させ、乗客はちょっとしたドキドキを感じながらディンギーでサンゴ礁を渡ります。ラグーンの中に入れば、マーロン・ブランドがテティアロア島に惚れ込んで購入した理由をすぐに理解することができるでしょう。 テティアロア島へのカタマラン・クルーズ タヒチ島からわずか50km先にあるテティアロア島は、信じられないほど美しい楽園です。環礁には十数個のモトゥ(小島)があり、それぞれに柔らかな白砂の素晴らしいビーチが広がっています。ラグーンの温かな海水は、見事なターコイズブルーで、クリスタルのような透明度。この環礁がかつてタヒチの王族だけのものであった理由がわかるはずです。カタマランの日帰りツアーに参加するも良し、チャーターして2-3泊するも良し。テティアロア島は、ボラボラ島やツアモツ諸島の最も美しい環礁に引けを取らない美しさを誇っていますので、カメラを忘れないようにしましょう。カタマランのチャーターは、タヒチの島々を訪れる理想的な方法だといえます。のどかなラグーンの間を航行し、それぞれの島に好きなだけ滞在して島々を探索するという贅沢な楽しみ方です。あなたが経験豊富な船長なら、カタマランのみのチャーターでも良いですが、より人気なのは、調理担当の乗務員と船長付きのチャーターです。操縦や料理はすべて任せて、船首のネットに寝転がり、雄大な景色を楽しみましょう。 Swimming in turquoise water © Tahiti Fly Shoot Discover Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot Sunset from the catamaran in Tetiaroa © Tahiti Fly Shoot 島から島へ航行していると、イルカに遭遇することもあります。魔法のような素晴らしい出会いの瞬間がシャッターチャンスです。また、島々に近づくと、バードウォッチングも楽しむことができます。どの寄港地でも、スノーケリングやダイビングでラグーンの素晴らしい海中生物を観察できますし、カタマランのパドルボードやカヤックも無料で利用することができます。遺跡を見学したり、人のいないモトゥ(小島)でピクニックランチをしたりするツアーが多くの島で用意されていますので、参加してみてはいかがでしょうか。 双胴船で出航 その他のクルーズスポット フランス領ポリネシアは、カタマラン・クルーズを楽しむのに最も適した旅行先といえるでしょう。テティアロア島への日帰り旅行でも、その他の島々を2週間かけて巡る旅行でも、貿易風が吹く穏やかな海で壮大な景色をお楽しみいただけます。クルーズバケーションで最も人気があるのはソシエテ諸島(ボラボラ島、タハア島、フアヒネ島、モーレア島、ライアテア島に寄港)となっています。タヒチ島とライアテア島にはたくさんのチャーター会社がありますのでチェックしてみてください。 Bird Island © Tahiti Fly Shoot クルーズ船に乗ってタヒチの島々を訪れるのも魅力的な楽しみ方です。パペーテから出航する1週間から数週間のクルーズでは、ソシエテ諸島、マルケサス諸島、ツアモツ諸島などを訪れるさまざまなクルーズプランが用意されています。厳格な管理によって、船舶はすべて非常に高い基準を満たしており、サービスは常に一流ですので、安心してクルーズをお楽しみいただけます。 タヒチでのセーリングクルーズ
モーレア島でのくつろぎのひととき
フランス領ポリネシアのモーレア島でのバケーションでは、くつろぎのひとときをお過ごしいただけます。ビーチやラグーン、山々ののどかな風景を眺めながら、ホテルのスパでタウルミと呼ばれる伝統的なタヒチアン・マッサージをお楽しみください。 タヒチ島からほんの数キロ先に、美しいビーチと堂々とした山々を誇る雄大なモーレア島があります。パペーテからフェリーに乗り、30分後にはモーレア島の西海岸にあるバイアレ港に到着します。この島は、アーティストたちの創作の源であり、フランス領ポリネシアのマナで満ちています。島を巡り、景色を眺め、地元の文化に出会いましょう。モーレア島には、家族経営のタヒチアン・ゲストハウスから水上バンガローのある高級リゾートホテルまで、さまざまな宿泊施設があり、ボラボラ島のように、ラグーンに沈む美しい夕日をベッドから眺めることもできます。モーレア島とその周辺のモトゥ(小島)には、たくさんの柔らかな白砂のビーチと探検心をくすぐる壮大な2つの湾があり、島の内陸部には、絶景のビューポイントへと続く素晴らしいハイキングコースがあります。モーレア島をメインの旅行先として選んだ場合でも、数日立ち寄るだけの場合でも、この南洋の島の美しさは、いつまでも忘れられない思い出となることでしょう。 モーレア島のスパとマッサージ 完全にリラックスしたひとときを過ごしたい場合は、島のスパやリラクゼーションセンターで伝統マッサージや贅沢な施術を受けてみてはいかがでしょうか。島の北部にあるヒルトン モーレア ラグーン リゾート&スパは、静寂のオアシスです。少し東にあるマナバ・ビーチ・リゾート&スパ・モーレア内のマネア・スパで、ラグーンを眺めながら伝統的マッサージを受けることができます。テマエ・ビーチのすぐ隣にあるジャルダン・スパ&ビューティや、アティハに向かう道にあるティパニエ・バリ・センターでリラクゼーションを楽しむのもおすすめです。モーレア島の南部を拠点とするL'Institut Massage 'N Surfでは、お客様のヴィラやホテルまでお伺いし、お部屋でマッサージを行います。 Enjoy a massage © Tahiti Tourisme Walking tour © Tahiti Tourisme Recharge your batteries in Moorea © Tahiti Tourisme 島の内陸部にある、健康と美容のためのレキリブレ・トワ研究所もおすすめです。モーレア島のほとんどのスパが、モノイオイルを使った伝統的なポリネシアン・タウルミを提供しています。ポリネシア文化に欠かせないマッサージですが、タヒチの島々のほとんどの家庭には「マッサージ師」がいます。癒しの手技は世代から世代へと受け継がれており、ポリネシアの母親たちはほぼ毎日、赤ちゃんにマッサージを施しています。ホテルのスパでは、マッサージはピーリングやヘアケア、スキンケアといった他の美容やヘルスケアのトリートメントと組み合わせて行なわれます。 ハイキングと乗馬 モーレア島でのバケーション中、現代生活のストレスを忘れてリラックスするために緑豊かな丘や渓谷でのハイキングや乗馬を体験してみてはいかがでしょうか。オプノフのベルベデーレ展望台までのハイキングコースでは、クック湾とオプノフ湾を見渡す壮大で息をのむような景色をお楽しみいただけます。 Horseback riding © Vincent LYK オプノフ牧場では乗馬もできます。丘や渓谷を抜ける2時間のコースで、海岸の絶景を楽しみ、新鮮な山の空気をたっぷり味わうことができます。道中、ガイドがモーレア島の自然や文化の豊かさについて教えてくれるでしょう。
スポットライト: スポットライト
手っ取り早くタヒチ島を知るには、レンタカーで島を一周するのがおすすめです。1日あれば(ほとんど)すべてを見て回ることができるでしょう。 このプランを参考に、タヒチの島々の探検をスタートしてみてはいかがでしょうか。途中、豊かな田園風景、のどかなビーチ、洞窟、滝、史跡などに立ち寄りながら、タヒチ・ヌイ本島の西海岸に沿ってタヒチ・イチ半島へと向かいましょう。
ボラボラ島のアクティビティ トップ10
世界で最も美しいラグーン、ボラボラ島へようこそ。「太平洋の真珠」でのバケーションを本当に忘れられないものにする10のアクティビティをご紹介します。
ボラボラ島のダイビングとスノーケリングスポット
タヒチの島々の海には海洋生物がたくさんいます。ラグーンやパスでのダイビングやスノーケリングで、熱帯魚、カラフルなサンゴ、マンタ、ウミガメ、イルカなど数えきれない海の生物たちが棲む別世界へ行くことができます。世界屈指の美しさを誇る海を探検できるベストスポットをご紹介しましょう。
ボラボラ島のスパ、極上のタヒチアンマッサージでリラックス
ボラボラ島の高級ホテルにあるスパを訪れ、至福の贅沢を心ゆくまでご堪能ください。穏やかで静かな楽園で、しっかりとトレーニングを積んだスタッフに身を任せ、リラックスして、日々のストレスや緊張から自分を解き放ちましょう。ボラボラ島でオススメのベストスパをご紹介します。
タヒチ島の美しい景観トップ10
南太平洋の真ん中に浮かぶタヒチ島は、フランス領ポリネシアで最も大きく、最もよく知られた島です。雄大な山々、緑が繁茂する渓谷、滝、ターコイズブル-のラグーン、素晴らしいビーチのある島です。タヒチ島の美しい景観トップ10をご紹介します。
家族旅行でのバケーション先、パペーテ
活気あふれるタヒチの首都、パペーテへようこそ。宿泊先に荷物を置いたら、家族で街の中心部を観光しながら回りましょう。この街には、子供も大人も楽しめるスポットがたくさんあります。賑やかな市場を訪れ、海岸沿いを散歩しながら、南洋諸島にやってきたばかりの感覚を家族で味わいましょう。 ユニークな体験がしたいなら、日曜日の朝にパペーテ市場を訪れるのがおすすめ。色とりどりの屋台が立ち並び、新鮮な農産物や地元の工芸品、フランス領ポリネシア各地のお土産品などが販売されています。子供たちはエキゾチックなフルーツを味わったり、見たことのない魚を見たりしながら、その賑わいを楽しむことでしょう。市場を訪れた後は、街を散策し、街の壁に描かれたストリートアートの作品を鑑賞しましょう。これらは、パペーテで開催された国際的なストリートアートの祭典でアーティストたちが創作した芸術作品となっています。海岸沿いまで行くと、セーリングボートやカタマランボート(双胴船)が見えてきます。そのままパオファイ公園まで行ってみましょう。子供向けの遊び場があり、公園を一周する観光用のミニトレインもあります。モーレア島に沈む夕日を眺めながら、アイスクリームとフレッシュフルーツジュースを楽しんで。 家族みんなで楽しめる文化 パペーテには、家族みんなが楽しめる文化的アクティビティがあります。例えば真珠博物館に行き、真珠の養殖とタヒチの島々でのその経済的重要性について学んだり、議会庭園の「王妃の庭園」を訪れてフランス領ポリネシアの歴史を学び、心地良い環境の中でリラックスしたり。7月には、伝統的なダンスと音楽の祭典「ヘイバ・イ・タヒチ」をお見逃しなく。ダンスは壮大なパフォーマンスで、衣装も実にゴージャスです。 Musée de la Perle © Audrey Svoboda Papeete waterfront ©Grégoire Le Bacon Papeete from the sky © Tahiti Fly Shoot ヘイバ・イ・タヒチは、タヒチの島々に息づくポリネシア文化の何たるかを表現する最も重要な祭典であり、伝統的な音楽とダンスが彩る夜は、本当に忘れがたい体験となるでしょう。一味違った文化を楽しみたい方は、カンティ・チャイニーズ寺院を訪れ、フランス領ポリネシアにおける豊かなアジアの風情を感じてみては。日曜日には、パペーテの大聖堂とパオファイ寺院で礼拝があります。ぜひご参加いただき、美しい歌声をお楽しみください。 家族みんなで楽しめるレジャーアクティビティ カルチャーセンターを訪れ、先祖から伝わるタヒチの島々のポリネシア文化について学びましょう。定期的に開催される伝統的な音楽とダンスのショーに参加するのもおすすめです。 Heiva i Tahiti ©Dimitri Nguyen Verdenet よりエネルギッシュなアクティビティをしたい方は、ファウタウア渓谷へのハイキングにトライしてみましょう。フランス領ポリネシアの別の一面を探検できそうです。最高の眺めを楽しみながら、生い茂る植生の中を歩き、子供たちはタヒチの島々特有の自然環境を知ることになるでしょう。パペーテに戻ったら、数えきれないほどあるレストラン、軽食堂、屋台で食事を楽しみましょう。ピザやハンバーガーから、グルメなフランス料理や中華料理まで、さまざまな種類の料理が揃っています。美味しいポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココなどの伝統的なタヒチ料理も楽しめます。
モーレア島でやるべきアクティビティ
モーレア島は、自分で探検することも、プロのガイド同伴でも巡ることができる島です。まさに唯一無二といえる環境の中で楽しめるスポーツ、文化、料理、満足できる豊富なレジャーアクティビティが、あなたを待っています。タヒチの島々で体験できるさまざまなアクティビティを堪能しましょう。
モーレア島の最高のレストラン&バー
. モーレア島では、夜のお出かけの選択肢が豊富にあります。ロマンチックなディナーを楽しみたい人、ポリネシアの郷土料理を味わいたい人、バーでカクテルを楽しみたい人のために、モーレア島内の最高の場所をご紹介しましょう。
ソシエテ諸島のおすすめスポット10
タヒチ島、ボラボラ島、モーレア島、フアヒネ島。ソシエテ諸島は、その美しい景観で世界中に知られています。この魔法のような群島で訪れるべき最高のスポットをご紹介しましょう。
タヒチの島々にある穴場のベストビーチ
タヒチの島々には、あまり知られていない美しいビーチがたくさんあり、ターコイズのラグーンの岸辺に広がるビーチには、白砂、黒砂のほか、ピンク色の砂浜まであります。ビーチのベスト10をご紹介しましょう。
手編みのバスケットを購入
タヒチの島々への滞在を思い出させる記念品として、手編みのバスケットを購入してみてはいかがでしょうか。実用的でありながら、芸術作品でもあり、時代に左右されないファッションアクセサリーとしても活躍するアイテムで、パペーテの市場やタヒチの島々の道端の屋台で入手できます。 フランス領ポリネシア政府は、伝統芸術と工芸分野の経済活動を向上する目的で、伝統工芸のプロモーション担当機関を設けており、バスケットはタヒチ語で「エテ」と呼ばれることから、この政府機関は毎年、バスケット編みの技術を広めるための「エテ作戦」を開催しています。このような素晴らしい創作物を生み出すための先祖代々の技術は、ポリネシア文化の真髄であり、世代から世代へと受け継がれています。職人技によって生み出された品は、タヒチの島々を訪れるビジターが持ち帰れる伝統的なポリネシア文化の一つです。これは、先祖代々の文化が生き続け、繁栄している証拠でもあります。 バスケット編み ポリネシアの職人技の象徴である手編みのバスケットは、丈夫で使い勝手が良く、ショッピングやビーチでの海水浴などのあらゆる場面で活躍します。手編みのバスケットを買うなら、パペーテ市場や島内の工芸品店がおすすめ。サイズやスタイルが豊富で、一つひとつが芸術作品として仕上がっています。市場や店などを訪れた際には、バスケットを売っているママに、その作り方を尋ねてみてください。母から娘へと代々受け継がれてきた先祖代々の技術を喜んで話してくれることでしょう。オーストラル諸島では、手編みの敷物や魅力的な帽子とともに、最高級の手編みバスケットが作られています。 Making a woven basket ©Tahiti Tourisme Making a basket from ni'au (pandanus leaf) in Raivavae ©Grégoire Le Bacon Basketry elevated to an art form ©Gregoire Le Bacon バスケット編みの技術は、タヒチの島々で世代から世代へと受け継がれており、時間をじっくりかけ、丹精を込めて作られるのが特徴です。まず、タコノキの葉を用意し、ママたちがそれを切って天日干しした後、巻いて一つのロールにしていきます。これは工芸品店で買うことができ、フランス領ポリネシア中のマーケットで見かける魅力的な帽子、敷物、バスケットを作る際のベース素材となっています。帽子は大変美しく、壁の装飾品として使われることがほとんどで、実際に着用されることはありません。島々の教会の礼拝では、多くのヴァヒネ(女性)がその帽子を身に着けている華やかな姿を目にすることができます。 ユニークなお土産 手編みのバスケットや敷物、帽子などの美しい工芸品は、タヒチの島々への旅を思い出させてくれますが、あなたにとっての旅の最高のお土産は、タヒチの雄大な景色と温かく迎えてくれた島民の笑顔なのではないでしょうか。 Seller of 'ete (Tahitian reo basket) in Raivavae ©Grégoire Le Bacon マルケサス諸島のウアポウ島を訪れたなら、石や木で彫られたティキをお土産として持ち帰るのはいかがでしょうか。飾り棚や本棚に堂々と佇むティキを見るたびに、思わず笑みがこぼれることでしょう。彫刻が施された「ウメテ」と呼ばれる儀式用皿は、食卓で立派な果物皿となりそうです。真珠や貝殻のネックレス、色彩豊かなパレオ、地元のラム酒、トロピカルフルーツのジャムなどは、友人や親戚に喜ばれること間違いなしです。タヒチの島々での工芸品を持ち帰り、バケーションの余韻に浸るのも楽しみの一つとなりそう。
本物のポリネシアン・ホスピタリティを体験できるタヒチアン・ゲストハウス
タヒチの島々には、豪華なホテルリゾートからキャンプ場まで、さまざまな宿泊施設がありますが、リーズナブルな料金で、本物の体験を味わえる最高の宿タヒチアン・ゲストハウスをステイ先に選んでみてはいかがでしょうか。 パペーテの観光やラグーンでのダイビングを楽しんだ後、タヒチアン・ゲストハウスで、ぐっすりお休みください。タヒチアン・ゲストハウスは、ポリネシア人の生活様式を体験できる家族経営の小さな宿泊施設で、清潔で居心地が良く、美味しい食事と温かい歓迎が魅力です。ロケーションはさまざまで、ビーチに隣接していたり、豪華な熱帯庭園の中にあったり、村の中心部にあったり、人里離れた場所にあったり。どこのタヒチアン・ゲストハウスに滞在しても、ポリネシアの最高のおもてなしを体験することができるでしょう。 個性が輝くタヒチアン・ゲストハウス ホテルよりも小規模なタヒチアン・ゲストハウスは、南洋の島の魅力をほど良く感じられる、家族経営のポリネシア版ベッド&ブレックファストのような宿泊施設であることがほとんど。部屋数やバンガロー数は多くても15ほどで、完全に個人経営となっています。どのゲストハウスにも個性があり、フランス領ポリネシアの島々の多様性を反映しています。ホストが所有するモトゥ(タヒチの島々にあるターコイズ色のラグーン内にある小さな楽園のような島)のビーチにタヒチアン・ゲストハウスがあることも。 Guesthouse in Rangiroa for couples © Hélène Havard Guesthouse in Rangiroa with a small family © Hélène Havard Interior of a guesthouse bungalow © Hélène Havard ボラボラ島やモーレア島などがあるソシエテ諸島から、オーストラル諸島やマルケサス諸島の孤島まで、タヒチアン・ゲストハウスはタヒチの島々の至るところにあります。高級ホテルのように水上バンガローはありませんが、絵はがきのような絶景を楽しめる素晴らしい環境にあることが多く、中には美しいモトゥのビーチに面しているゲストハウスもあります。バケーションのご予約の前に、タヒチアン・ゲストハウスへの宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。タヒチの島々での本物の体験をリーズナブルに味わえる絶好のチャンスです! 地元の文化と伝統 タヒチアン・ゲストハウスには共同ダイニングルームがある場合が多く、ホストや他のゲストと一緒に食事を楽しめます。このような場は、訪問する島の名所やアクティビティについてサーチしたり、島民の暮らし、文化、伝統について学んだりできる理想的な機会だといえます。 Making a basket from woven coconut leaves with a Nuku Hiva resident © Grégoire Le Bacon ホストは、地元のことや島の歴史、伝説を喜んで語ってくれることでしょう。観光ガイドには載っていない隠れた名所を教えてもらえるかもしれません。
パペーテ市場の訪問
街の中央に位置するパペーテ市場は、滞在中に訪れるべき魅惑のスポットです。この場所は、カラフルで活気に満ちたパペーテの中心地であり、フランス領ポリネシアでの日常生活を垣間見ることができます。 マプル・ア・パライタと呼ばれていたパペーテの市営市場は、もともとは食品専門の市場でしたが、今では信じられないほどカラフルでダイナミックな文化的ランドマークへと変貌を遂げました。タヒチの島々の首都の中心に位置するこの市場では、フランス領ポリネシアの5つの諸島から集められた、フルーツ、野菜、魚、パレオ、宝石、手工芸品、美術品などを買うことができます。2フロアにわたる巨大で賑やかな市場を回るには2、3時間ほどかかりますが、2階には軽食堂があり、食事やコーヒーを楽しむことができます。市場周辺の通りには、ファッションウェアから伝統的な漢方薬まで、さまざまな小さな店やブティックが立ち並んでいます。市場の営業時間は、月曜から金曜は5時30分から16時までで、土曜は13時までとなっています。特に市場が活気づくのは、日曜日の朝。4時30分にオープンし、日曜日の伝統的な「マアタヒチ」のブランチに必要な料理や食材を求めて大勢の島民が市場を訪れます。 市場のさまざまなエリア 市場内は、農産物や製品ごとにいくつかのエリアに分かれています。1階は生鮮食品が中心で、魚、野菜、肉のエリアとなっています。グァバ、パパイヤ、パッションフルーツ、ライム、アビウ、そして旬の時期にはライチやランブータンなど、フランス領ポリネシアのエキゾチックなフルーツが店頭に並びます。魚の品ぞろえも非常に豊富です。立派な花束やティアレ・タヒチの花輪を売る屋台もあります。地元の経済や農家を支援するためにも、ぜひ市場で買い物をしてみましょう。 Pareu from Huahine © Teriitua Maoni Polynesian dish: raw fish in coconut milk © Grégoire Marché de Papeete © Massimiliano Cinà 1階を見学したら、広い階段を上ってタヒチの島々の美術工芸品が売られている2階へ。手編みのカゴ、帽子、敷物、木や骨の彫刻、色とりどりのパレオ、そしてタヒチの黒真珠がとても手頃な値段で売られており、お土産を一度に買うのにぴったりです。2階には軽食堂が数軒あり、ポワソン・クリュや中華料理、搾りたてのフルーツジュースやコーヒーをいただけます。 役に立つ情報 市場を訪れるベストタイムは早朝で、特に魚の売り場が一番鮮やかで見応えがあります。朝食には、コーヒーと一緒にフィリフィリと呼ばれる8の字型のドーナツを食べてみましょう。ココナツ風味のものが多いですが、ピーナッツバター入りのものもあります。 Sale of Firi Firi © Tahiti Tourisme 日曜日の朝のパペーテ市場では、本当にユニークな体験をすることができます。地元の人々は、フルーツや野菜、そして何よりも、伝統的な日曜日のブランチであるマアタヒチを用意するために、プアロティ(甘い味付けのローストポーク)や新鮮な魚を求めてこの市場を訪れます。お店の数が多すぎて、屋台が通りにはみ出してしまうほどの盛況ぶりです。7時ごろには、売れ残ったものの値引きが始まります。
緑豊かなオプノフの渓谷で過ごす一日
タヒチの島々には見どころや体験スポットが満載です。その中でも群を抜いて美しいのがモーレア島にあるオプノフ渓谷。美しいターコイズ色のラグーンにある湾を起点に、豊かな緑を眺めながら渓谷を散策する旅に出てみませんか。 モーレア島まではエアタヒチ便で約15分かかります。もしくは1日8便出ている定期フェリーをご利用ください。乗船時間は30分ほどです。モーレア島の宿泊施設はとても充実しており、ホテルからタヒチアン・ゲストハウス、貸別荘までそろっています。オプノフ渓谷でのハイキング、湾での遊泳やシュノーケリングに、水上バイクや水上スキー、パドルボード、カヤックなどでラグーンの散策を楽しんだりと、島には丸一日楽しめるさまざまなアクティビティがあります。モーレア島を満喫したあとは、ボラボラ島、フアヒネ島、ライアテア島、タハア島など、ソシエテ諸島のほかの島にも足を延ばしてみませんか。 テ・ファレ・ナチュラでエコを考えよう オプノフ湾にあるこのエコミュージアムは、大人も子どもも楽しめる興味深いスポットで、さまざまな展示エリアやアクティビティを通して、フランス領ポリネシアの恵みについて学ぶことができます。さらに、短いハイキングコースを歩いてミコニアなどの外来植物の除草を手伝うことで、環境保全に貢献することもできます。エコミュージアムには、マラエや絶景ポイントを目指すハイキングのルートもあります。 次は、オプノフ農業学校を訪ねてみましょう。1970年の設立以来、学生たちは環境学(農学、生態学、土地管理)、農業、ビジネスなどをここで学んでいます。またこの学校では、学生が農作物の栽培、加工、商品化について実践的な経験を積めるよう、実習用の農場を設けています。小さな売店もあり、学生たちが作ったジャムやフルーツジュース、ミルクシェイクなどを購入できます。 Opunohu valley ©Grégoire Le Bacon Te Fare Natura ©Grégoire Le Bacon Te Fare Natura Ecomuseum © Grégoire Le Bacon オプノフ渓谷の中心で 渓谷を散策する方法と注目のスポットをご紹介します。オプノフ渓谷牧場(Opunohu Valley Ranch)では馬に乗って渓谷を探検でき、フィールドアスレチックパークのティキ・パーク・モーレア(Tiki Parc Moorea)では、高所から渓谷を見渡すことができます。パイナップル畑(パイナップルは木になるのではありません!)を通るなだらかなハイキングでは、電動自転車をレンタルできるため、足が疲れても簡単に渓谷を散策できます。どの方法を選んだとしても、「ベルベデーレ」の絶景ポイントは絶対に見逃せません。オプノフ渓谷がどれほど美しいかを肌で感じることができます。 Cycling through pineapple fields©Grégoire Le Bacon 渓谷を訪れたあとは、湾に降りてすばらしいビーチとラグーンを楽しみましょう。そののどかな景観は、1984年制作の『バウンティ 愛と反乱の航海』など、いくつかの映画にも登場しています。 ボートツアーに参加したり、スキューバダイビングやカヌーにも挑戦できます。または、温かくて透き通ったラグーンで泳いだり、シュノーケリングをしたり、柔らかな白砂のビーチで日光浴をしたりして午後を過ごすのもいいでしょう。その後はオプノフ渓谷のシーフードレストランで、獲れたての魚を使ったおいしい夕食を味わいながら一日を締めくくります。
タヒチならではのハイキングコース:フランス領ポリネシア固有の動植物を見るなら、ガイド付きハイキングツアーに参加しよう
総面積400万km2に及ぶフランス領ポリネシアは、ヨーロッパ大陸に匹敵する広さです。ツアモツ、ソシエテ、オーストラル、ガンビエ、マルケサスの5つの諸島には、計118の島や環礁が点在しています。標高の高い火山島や低地のサンゴ環礁の島もあり、そのほとんどすべてに絵ハガキのような白砂ビーチと透明なラグーンがあります。また、タヒチの島々はハイキングが好きな人にとってすばらしい旅先です。ハイキングコースを辿れば絶景ポイントへと続き、南太平洋の島の楽園ならではの動植物に出会うことができます。 フランス領ポリネシアのイメージといえば、透明なターコイズ色の海のそばに、柔らかな白い砂浜とヤシの木が並ぶ風景ではないでしょうか。ここに到着して目にするのは、まさにその風景です。とはいえ、島内にも見どころはたくさんあります。それゆえ、ハイキングは非常に人気の高いアクティビティなのです。すべての島にたくさんのハイキングコースがあり、丘や谷を巡ったり遺跡を訪れたり、すばらしい絶景を楽しんだりすることができます。発見の旅で遭遇する動物といえば、人間によって島に連れて来られたブタ、牛、馬、犬、ネコで、鳥に関して言えば、フランス領ポリネシアで最も一般的なのはニワトリです。朝、昼、夜を問わず鳴き、その存在を知らしめています。ですが、がっかりしてはいけません。ガイド付きハイキングツアーに参加すれば、島固有の鳥や植物、花にたくさん出会うことができます。 タヒチ島のガイド付きハイキングツアー タヒチ島固有の動植物に出会えるツアーがいくつかあります。 パペアリにあるボタニカルガーデンには案内標識のあるコースがあり、園内にある島原産のエキゾチックな植物の詳細説明がパネルに書かれています。曲がりくねったコースを歩きながら、注目すべき数々の植物を楽しみましょう。バイヒにあるウォーターガーデンも、散策を楽しめるスポットです。ひときわ美しいガーデンを巡ったら、敷地の奥に行ってみましょう。絶景に続く小道がいくつもありますが、そのうちの険しい道を選べば、緑豊かな田園風景と高原につながっています。 Papenoo Valley © Karl Shakur Une randonnée avec un guide professionnel à Tahiti © Myles McGuinness Les montagnes de Tahiti Et ses Îles ©_Grégoire Le Bacon _ LionAiles ライアテア島のガイド付きハイキングツアー ライアテア島はまさに植物学者にとってパラダイスです。その高地では希少な宝に出会えます。案内標識のあるコースをたどると、テメハニ山の頂上へ着きます。そこには、美しいティアレ・アペタヒを見ることができます。ただし、絶対に触らないでください。ティアレ・アペタヒは、絶滅危惧種のもろい植物で、この山の頂上にしか生育していません。植物学者たちが他の場所で栽培しようと何度も試みましたが不可能だったのです。テメハニ山の頂上付近に生育するほとんどすべての植物種が、ライアテア島固有の植物となっています。 Randonnée à Raiatea ©Alika Photography ライアテア島のもう1つの宝が、タプタプアテアのマラエです。フランス領ポリネシア全土で最も聖なる場所とされており、マオヒ文明発祥の地と言われています。かつては宗教儀式や厳格な儀式が行われた場所で、このマラエの前からポリネシアの水兵が太平洋の航海へ旅立ち、ポリネシアン・トライアングルにある他の島々へと移り住むようになりました。
タヒチ島とボラボラ島でのハイキング
フランス領ポリネシアのイメージとして、ココヤシの木、砂浜、ターコイズブルーのラグーンを思い浮かべるでしょう。しかし、タヒチの島々には同じように美しい別の側面もあります。ハイキングでタヒチの島々の奥地に向かえば、緑豊かな丘や渓谷、滝、遺跡を発見できます。 ソシエテ諸島の島々の奥地には、目を見張るような滝、山々、植物が生い茂る渓谷、素晴らしい遺跡があります。タヒチ島は最も発展した島であり、最大の人口を抱えています。しかし、首都パペーテの喧騒を離れると、初心者から経験豊かなハイキングファンまで、誰もが楽しめる素晴らしいハイキングコースがあります。タヒチ島の北に位置するボラボラ島にもいくつかの素晴らしいハイキングコースがあり、世界一美しいラグーンを撮影できる絶景ポイントまでハイキングできます。初心者、中級者、熟練者など、レベルごとに適したコースをいくつかご紹介します。自分の能力に合ったコースを選び、お弁当をもって、素晴らしいハイキングに出かけましょう。十分なミネラルウォーター、日焼け止めクリーム、帽子、丈夫な靴、そしてカメラもお忘れなく。 タヒチ島とボラボラ島のハイキングコース タヒチ島で家族そろってハイキングするなら、パペノオ渓谷に行ってみよう。滝や緑豊かな島内の風景、そして素晴らしい景観が待っています。タヒチ・イチ半島の南にあるテ・パリ・コースは誰でも楽しめるハイキングコースですが、交通手段は船になります。中級ハイカーには、パペーテ近くのファアナヌ渓谷がおすすめです。難易度が高い分とても達成感があります。さらに難易度の高いコースは、海抜2,066mのアオライ山頂に続くコースです。コースには案内標識が設置されているのでガイドなしで行くことも可能ですが、プロのガイドサービスを利用することをおすすめしています。山頂からの眺めは、タヒチの島々の中でも最も素晴らしいかもしれません。 The peaks of Bora Bora ©Tahiti Tourisme L'île de Bora Bora © Grégoire Le Bacon Tahiti Nui Helicopters Les montagnes de Tahiti © Grégoire Le Bacon Tahiti Nui Helicopters タヒチ島の北側には、「太平洋の真珠」と呼ばれる有名な楽園ボラボラ島があります。ターコイズブルーの雄大なラグーンで有名ですが、ボラボラ島にも素晴らしいハイキングコースがあります。王の谷へ向かうコースは、家族みんなで楽しめる半日コースです。眺めが素晴らしく、歴史的な遺跡はフランス領ポリネシアの過去について多くのことを教えてくれます。熟練したハイカーには、タヒチの島々で最もよく知られたオテマヌ山に向かうコースがあります。登頂することはできませんが、それでも最高の眺望が望めます。何よりも素晴らしいのは、パヒア山頂からの眺望です。このコースではガイドが必要です。片道でも数時間はかかるので、お弁当を持って行きましょう。 その他のハイキングコース フランス領ポリネシアの各島にはハイキングコースがあり、素晴らしい眺望の絶景ポイントや遺跡などに行くことができます。地元の観光協会や観光案内所では、ハイカーの経験レベルに適したコースを案内しています。 A couple in the middle of a pineapple field © Tahiti Tourisme ソシエテ諸島のモーレア島にもおすすめのハイキングコースがあります。最もよく知られているのは、スリー・ココナツツリーズ・パスとアファレアイツの滝です。モーレア島のどの渓谷にもハイキングコースがありますので、宿泊施設にアドバイスを求めてみるといいでしょう。十分なミネラルウォーターと、日焼け止めクリームと、帽子は必ず持っていきましょう。
タヒチ島の動植物
タヒチの島々が美しい楽園とされる理由の1つが、動植物の多様性です。5つの諸島はいずれも、陸、海を問わず自然の宝庫です。滞在中には自然遺産の恵みを感じることができるでしょう。 タヒチの島々は暖かい海に生息するサンゴや熱帯魚など、さまざまな海洋生物で知られる場所であり、その観賞を目当てに訪れる人も多くいます。タヒチの島々の緑豊かな森林や渓谷には、実にさまざまな植物、花、鳥、昆虫が生息しています。タヒチ語でpae ore(パエオレ)と呼ばれるタコノキなど、伝統的な工芸品に使われる木や、滞在中に味わってほしい、おいしいトロピカルフルーツがなる木もあります。バニラアイランド、モノイ・ロード、バードアイランドなど、フランス領ポリネシアの人々は、自然界の重要性を地名に反映させています。スキューバダイビングやシュノーケリングで、タヒチの海に生息するたくさんの熱帯魚やサンゴ、その他の海洋生物に出会うことができるでしょう。この独自の自然環境の保護、保全は日々の課題であり、多くの団体が取り組んでいます。モーレア島のテ・ファレ・ナチュラ・エコミュージアムを訪れると、フランス領ポリネシア独自の生物多様性について知識を深めることができます。 タヒチの島々の植物 タヒチの島々に生育する、主な植物の種類をご紹介します。砂浜では、タヒチ語で 'aito(アイト)と呼ばれるアイアンウッドを目にするでしょう。フランス領ポリネシアの真のシンボルであるバニラは、特にソシエテ諸島のタハア島に生育していますが、他の多くの島にもバニラ畑があります。タヒチ語で'uru(ウル)と呼ばれるパンノキは、ポリネシア料理の基本的な材料の1つで、西洋料理にとってのパンに相当するものです。ティアレ・タヒチは小さな白い花で香りがよく、タヒチの島々の象徴です。観光客が到着した際に渡されるレイには、この花が使われています。また、有名なモノイオイルの香りにも使われています。ティアレ・アペタヒはあまり知られていませんが非常に貴重な花で、ライアテア島のテメハニ山頂上にしか咲きません。かつてポリネシア人は植物を薬として使っていました。医学が発達した現代でも、伝統的な治療であるra'au tahiti(ラアアウ・タヒチ)は、広く一般的に用いられています。 The black gold of The Islands of Tahiti, Tahitian vanilla ©Tahiti Tourisme Tahiti's emblem, the tiara ©Grégoire Le Bacon Coco from The Islands of Tahiti ©Tahiti Tourisme ココナッツはフランス領ポリネシアでも多くの料理に使われる。果汁を飲んだり、果肉を食べたりするだけでなく、ミルクを作ったり、いろいろな料理に使ったりする。実際、ポリネシア人の日常生活(家、家具、アクセサリーなど)にはココヤシ全体が使われている。パイナップル畑で最も有名な島はモーレア島だ。クイーン・タヒチ」という品種のパイナップルが栽培されている。昔、ポリネシア人は植物で治療をしていた。現在も「ラーオ・タヒチ」と呼ばれる伝統医療は広がり続けている。 フランス領ポリネシアの動物 vini'ura(ヴィニウラ)と呼ばれるムスメインコは、フランス領ポリネシア固有のオウムで、オーストラル諸島のリマタラ島にしか生息していません。島民たちは、この美しくももろい小鳥を保護することを目的とした団体を作っています。 A rich marine fauna ©Frédérique Legrand フランス領ポリネシアの海には、クジラ、サメ、マグロ、ウミガメ、イルカ、エイ、カニ、数多くの熱帯魚など、多種多様な海洋生物が生息しています。海やラグーンの生物多様性を守るために、高く評価を受けている古代からの習慣であるrahui(ラフイ)が行われています。この措置は、一定期間、一定の種類の海洋生物に対する漁業を禁じることで、その種を繁殖、繁栄させるものです。フランス領ポリネシア固有の生態系を保護、保全することは、持続可能なパラダイスアイランドにするうえで不可欠です。
「トラック」で巡るタヒチ島ツアー
フランス領ポリネシアのメインアイランドであるタヒチ島を巡るには、少なくとも1日は必要です。最もタヒチらしさを体験できるのは、伝統的なタヒチアンバスの「トラック」に乗って巡る方法でしょう。トラックで島を巡る楽しいツアー、Tere Fa'a'ati(テレ・ファアアティ)は、毎年1月に行われています。 タヒチ島はフランス領ポリネシアで最大で最も人口の多い島で、首都パペーテがあります。もともとは火山島だったために高地になっていて(低地の島や環礁はサンゴから作られています)、高い山々がたくさんあり、標高2,241mのオロヘナ山が最も高い山です。緑の茂る丘陵、渓谷、川や滝のあるタヒチ島は、ハイキングが好きな人には最高の旅先です。タヒチ島はタヒチの島々の文化の中心地であり、伝統的なダンスと音楽のお祭りであるヘイバ・イ・タヒチや、伝統的なスポーツ競技ツアロ・マオヒが開催される場所でもあります。プナアウイアにあるMusée de Tahiti et des Îles(タヒチ博物館)では、フランス領ポリネシアの歴史と文化について知ることができます。タヒチ島には黒砂、白砂ビーチがあり、タヒチの島々随一のサーフィンスポットになっています。白砂ビーチはタヒチ島の西海岸にあってラグーンに守られており、東海岸のビーチは岩がちの山地で黒い火山砂になっています。 トラックでタヒチ島を巡ろう Tere Fa'a'ati(テレ・ファアアティ)は、伝統的なタヒチアンバスの「トラック」で島巡りをするツアーで、ここ数年は毎年1月に開催されています。ツアーでは、本島のタヒチ・ヌイと半島のタヒチ・イチを巡ります。トラックはこのツアーのために花できれいに飾られ、乗客は自分のウクレレを持参し、色鮮やかでにぎやかなお祭りムードになります。行く先々で、みんなが歓声を上げ、手を振ってあいさつをしてくれます。このトラックはフランス領ポリネシアの伝統的なバスで、車内は常に陽気でとてもタヒチらしい雰囲気に包まれています。現在では、トラックのほとんどが、効率的な現代型のバスに替わってしまいました。 Trucks in Tahiti © Tahiti Tourisme Tere Fa'a'ati by truck in Tahiti © Tahiti Tourisme On board every truck, everyone's doing the bringue © Tahiti Tourisme ツアーは、乗客全員で楽しく朝食をいただいたあと、パペーテを朝7時頃に出発します。首都を出発してから最初に立ち寄るのは、東海岸にあるティアレイです。少し歩くと、伝統的なダンスショーを観覧できる滝へ到着します。次のスポットはファアオネにあるバイヒの滝で、神秘的な景色の中で新鮮なフルーツを楽しむことができます。ランチのあとはマラアの洞窟を訪れ、その後パエアへ向かい、再び伝統的なショーを鑑賞します。そしてパペーテへ戻る前に最後に立ち寄るのがヴァイライ・ビーチです。モーレア島の向こうに沈む夕日を見て、郷土料理を味わいます。 Mara'a cave © Tahiti Tourisme 首都パペーテ 滞在中はぜひパペーテを訪れてみましょう。「水のかご」を意味する首都パペーテは、活気に満ちた街で歓迎ムードが漂い、見どころもたくさんあります。 Gardens of the Assembly of French Polynesia © Assembly of…
モーレア島の旅でのおすすめスポット
タヒチ島から飛行機でわずか10分の場所にあるモーレア島は、フランス領ポリネシアで最も魅力のある島の一つとされ、 その景色は息をのむほどに美しいことで知られています。島内で訪れるべき場所はたくさんありますが、ここでは最高のビーチ、海水浴場、ハイキングコース、絶景ポイント、文化遺産を厳選してご紹介します。 1日目:パート1 初日の朝は、空港近くのテマエ・ビーチのすぐ北にあるトアテアのベルベデーレ展望台へ。タヒチ島を望む最高の眺めを楽しんだ後は、白い砂浜までドライブして、ターコイズブルーのラグーンでひと泳ぎ。海水浴の後は、ビーチから数キロのところにあるモーレア・グリーン・パール・ゴルフコースでゴルフを楽しみましょう。 Plage de Temae Moorea ©_Tahiti Fly Shoot Panorama from the Toatea viewpoint © Sofitel MOOREA Ia Ora Beach Resort 1日目:パート2 クック湾にある、ラグーンと山々を見渡せるレストランで昼食。昼食後、ロツイ・フルーツジュース工場を訪問・見学。パイナップルジュースを試飲した後は、タアヒアマヌ・ビーチに移動し、美しいサンセットの瞬間までのんびり過ごしましょう。 View of Cook Bay © Stéphane Mailion Photography Côté montagne ©_Grégoire Le Bacon Garnished table © David Kirkland 2日目:パート1 フランス領ポリネシアの生物多様性の豊かさに出会えるオプノフ渓谷とファレ・ナチュラ・エコミュージアムを訪問。その後、ベルベデーレ展望台へ。途中マラエに立ち寄り、マオヒ文化について学びましょう。 Visit the Moorea Ecomuseum ©_Grégoire Le Bacon Aerial view of…
マウピティ島でのバケーションを楽しむヒントとアドバイス
フランス領ポリネシアにある楽園の島々でのバカンスを夢見ているなら、ボラボラ島の姉妹島マウピティ島がぴったりです。 素晴らしい景色、のんびりとした南洋の島の雰囲気、そして夢のようなラグーンでマンタと泳げるチャンスも。出発に先立ち、マウピティ島でのバケーションが思い描いた通りのものとなるよう、アドバイスとヒントをご紹介しましょう。 マウピティ島への最もおすすめな行き方 マウピティ島への最も簡単な行き方は、エアタヒチの飛行機か、タヒチ・ヌイ・ヘリコプターのヘリコプターを利用する方法です。ボラボラ島まで飛行機で行き、ボラボラ島とマウピティ島を結ぶ旅客フェリー「マウピティ・エクスプレス」に乗ることもできます。 Join Maupiti with Tahiti Nui Helicopter © Grégoire Le Bacon Tahiti Nui Helicopters Air Tahiti, a domestic airline c Tahiti Tourisme Stay in a guesthouse c Tahiti Tourisme マウピティ島にホテルはなく、宿泊施設はタヒチアン・ゲストハウスのみとなっています。タヒチアン・ゲストハウスは清潔で快適な居心地の良い家族経営のホテルで、島らしさを味わえる本物の体験ができ、地元文化にどっぷりと浸かることができるのが魅力です。ホストファミリーは、島での滞在を最大限に楽しめるように配慮してくれるでしょう。夕食は美味しい料理を楽しめるだけでなく、島の物語や伝説を学べる機会となるでしょう。 マウピティ島のアクティビティ マウピティ島では、マンタと一緒に泳ぎ、「クリーニング・ステーション」でマンタを観察するアクティビティが最も人気です。マンタたちはこのラグーンを訪れ、小魚たちに皮膚の寄生虫を掃除してもらうのです。可能であれば、マスクとシュノーケルは持参するのが良いでしょう。 ハイキングが好きな方は、テウラファアティウ山の頂上へと続く小径をぜひお楽しみください。山頂までは372mで、頂上からはどこよりも素晴らしい景色を望むことができるでしょう。ハイキングは少々ハードなため、日中の暑い時間帯は避けた方が良さそうです。水分を十分に取り、帽子をかぶるのをお忘れなく。 Diving with a manta ray © Grégory Lecoeur マウピティ島のもうひとつの魅力は、素晴らしい料理です。魚介やポワソン・クリュ、焼き魚、新鮮なフルーツや野菜などのシンプルな家庭料理がビジターの舌を満足させてくれます。フランス領ポリネシアでは、どの地域でも、料理には新鮮な地元の食材が使用されています。島の工芸品マーケットやメゾン・デュ・コキヤージュでは、お土産を買うことができます。 マウピティ島でのバケーションを楽しむための実用的なアドバイス 環境に優しい日焼け止めクリームを使用しましょう。通常の日焼け止めには有害な化学物質が含まれていることがあり、繊細なサンゴ礁の生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。マスクとシュノーケルを持参するのが望ましいですが、必要な場合は、島でレンタルできます。マウピティ島の宿泊施設はそれほど多くないため、到着前に予約しておきましょう。 地元の習慣や伝統を尊重し、ゴミはきちんと処分しましょう。この自然の宝を未来の世代も楽しめるよう、自然環境の保護に努めましょう。
ボラボラ島ならではの体験:ハート型のツパイ島を上空から
世界で最もロマンチックな島、ソシエテ諸島のツパイ島へヘリコプターで行ってみましょう。楽園の島であるボラボラ島からやはり楽園の島であるツパイ島まで、タヒチヌイヘリコプターで所要時間は30分です。ボラボラ島から6kmほど飛行機で飛ぶと、海の上にハート型のツパイ島が見えてきます。まさに恋人たちにピッタリな場所です。 もちろん、アツアツのカップルでなくとも、ツパイ島までのヘリコプターフライトを楽しめます。美しいハート型の島はロマンチックな気分にうってつけですが、カップルである必要はありません。ツパイ島は、コプラを作るココナツ畑で働く人がときどき訪れるほかは、ずっと誰も住んでいない保護された環礁です。浅瀬で砂が見えるラグーンは手つかずの白砂に囲われ、濃淡のあるターコイズブルーの海水が美しく穏やかな風景をつくります。これ以上の絶景を楽しめる場所を見つけるのは難しいでしょう。ツパイ島への離陸直後にパイロットがボラボラ島の上空を旋回してくれるので、一度で2つのパラダイスアイランドを望むことができます。 ツパイ島までの半日旅行 タヒチの島々にはさまざまな驚くべき地形がたくさんあります。ツパイ島は、まるで恋人たちのために自然が作り出したかのような形をしています。タヒチヌイヘリコプターで30分飛ぶと、このハート型のパラダイスアイランドへ行くことができます。パイロットが、ベストアングルでツパイ島の写真を撮れるように飛行してくれるので、カメラをお忘れなく!保護された浅瀬のラグーンには海洋生物が豊富で、島にはさまざまな種の鳥もたくさん生息しています。11月には、ウミガメが出産のためにこの守られた海へとやってきます。 Lagon-de-Tupai-vu-du-ciel-©-Hino-Itaru Plage-deserte-a-Tupai-©-Hino-Itaru Island of Tupai © Hino Itaru ツパイ島はタヒチの島々の真の宝庫といえる島です。ボラボラ島を訪れるならぜひ訪れてみてください。わずか30分のフライトが、美しい環礁での忘れられない体験を提供します。パイロットはガイドも兼ねているため、コプラの畑や毎年11月にウミガメが巣作りにやってくるビーチなど、ツパイ島の見どころをすべて教えてくれます。フライト料金に含まれる特典として、「太平洋の真珠」と称されるボラボラ島の美しい姿を上空から見ることができます。 ツパイ島行きのヘリコプターを予約しよう ツパイ島行きのヘリコプターは、Tahiti Nui Helicopters(タヒチヌイヘリコプター)が運航しています。観光客用の小型ヘリコプターを所有し、サービスの品質には定評があります。最少催行人員は4名で、飛行距離は6km、所要時間は約30分です。この会社では、予約の際に希望に合う最適な出発時間をアレンジしてくれます。 Reservez-votre-vol-avec-Tahiti-Nui-Helicopters-©-Gregoire-Le-Bacon-Tahiti-Nui-Helicopters-1 タヒチヌイヘリコプターは、希望のフライトスケジュールに添えるように可能な限り努めてくれます。通常、タヒチの島々の天候がフライトに影響を及ぼすことはないため、基本的にどんな要望もかなえてくれます。朝に出発すれば、ランチタイムにはホテルに戻れます。また、午後に出発するなら、そのままボラボラ島のシーサイドレストランのテラスでキャンドルディナーをいただき、ロマンチックな雰囲気の余韻に浸ることができます。
タヒチの島々で挙式ができる場所
タヒチの島々は、夢のウェディングロケーション。モーレア島での伝統的な儀式から、ボラボラ島のビーチでのロマンチックなウェディングまで、あらゆるご要望にお応えできるスタイルと会場が用意されています。フランス領ポリネシアで正式に結婚したいというカップルも、世界で最もロマンチックな環境で結婚の誓いを新たにしたいというカップルも、タヒチの島々で純粋な魔法のひとときを過ごせること間違いなしです。挙式後、すでにハネムーンにぴったりの場所にいるのも大きな魅力。
フアヒネ島で文化に浸る
フアヒネ島のすばらしいターコイズ色のラグーンには圧倒的な魅力があるため、つい足を運んでしまいそうになりますが、島内を巡る時間も確保して、島の豊かな文化に触れてみてください。 アメリカ人歌手のボビー・ホルコムは、1991年にフアヒネ島で亡くなるまでの25年間、この島で過ごしました。すべてのポリネシア人、特にホルコムが愛したフアヒネ島の人々は彼の死をとても悼んでいます。静かで美しいフアヒネ島を訪れたら、なぜホルコムがこの島に住んだのか分かるはずです。フアヒネ島には独自の古代文化が根付いた過去と現在が調和しています。 過去の記憶は常に存在する フアヒネ島を訪れる旅は、ポリネシアの文化と伝統の中心を訪ねる旅ともいえます。たくさんのマラエ(祭祀遺跡)などの古代遺産が豊富にあり、その中には非常に印象的なものもあります。最初に訪れたいおすすめスポットは、ファレ・ポテエ・マエバです。伝統的なポリネシアの家屋を博物館にしていて、島の文化をたくさん知ることができます。マエバ村には、かつて8人の長がいたため、古代遺跡がたくさん残っています。村のすぐ近くには、立派なアフ(祭壇)が残るマヌヌのマラエがあり、フアヒネ島南部には、アニニのマラエという重要かつ荘厳な遺跡があります。 まだまだ文化に触れたいなら、ファイエの聖なる青い目をしたウナギを見に行きましょう。島の子どもたちもウナギに餌付けをするのが大好きです。次のおすすめスポットは、マエバにあるコーラルストーンフィッシュパークです。古代では仕掛けをV字型に作り、魚を獲っていました。この仕掛けは現在も島の漁師たちが使っています。島内をドライブしていると、カーステレオからボビー・ホルコムの曲が聴こえてきます。絶大な人気を誇ったアメリカ人歌手のホルコムは、晩年、亡くなるまでの25年間をマエバで過ごしました。島の文化に深い印象を残したホルコム。彼の銅像は、フアヒネ島の人たちの心にホルコムが生きているという何よりの証拠です。 フアヒネ島ならではのおすすめアクティビティ フアヒネ島ならではの体験をするなら、やはり重要な遺跡を巡ることでしょう。ツアーガイドの説明や伝説を聴きながら、独自の文化に身を委ねてみましょう。美しいフアヒネ島に滞在中、ぜひ訪れてほしい場所をいくつかご紹介します。
パリオリンピックのサーフィン会場になったチョーポー
タヒチの島々は、2024年パリオリンピックのサーフィン競技開催地として準備を進めています。会場となるチョーポーの伝説の波「ジョーズ」。恐ろしくもあり、すばらしくもあるハバエ・パスの巨大な波は、すでに世界中のトップサーファーたちを魅了しています。2024年にはオリンピックの金メダルをかけて、この波で競うことになります! 伝説、唯一無二、圧巻。これらの言葉を持ってしても、チョーポー村のハバエ・パスのモンスターウェーブ「ジョーズ」の凄まじいパワーは表現しきれません。タヒチ島の南西にある小さな村、チョーポーは、2024年オリンピックのサーフィン競技開催地として準備をしています。チョーポーは、世界最難関の波に挑むべくやってくるトップサーファーたちに人気のサーフィンスポットで、高さ25フィート(7.6m)の波が押し寄せます。トップクラスのサーフィンの腕前は持っていないけれど、その波を見たいという人は、チョーポー村から船で出かけてみるといいでしょう。間近で「ジョーズ」を見たあとは、海岸沿いを通って、タヒチ・イチ半島の手つかずの田舎であるフェヌアアイヘレへ行ってみましょう。森へ行く立派なハイキングコースがあります。7~11月はザトウクジラの繁殖期で、出産、子育てをしにタヒチ島周辺の海へやってくるザトウクジラを観察しに船で遠出をしてみましょう。パスから離れてしまえば、チョーポー周辺の海はシュノーケリングに最適です。見事なドロップオフ(断崖)のある透明な海で、ウミウシや柔らかなサンゴ、カラフルな熱帯魚のコロニーに出会えます。 タヒチの島々で開催される2024年オリンピック オリンピックという大きな国際大会に向けて、すでにインフラやセキュリティの整備が始まっています。まだ確定はしていませんが、オリンピックに関連する舞台になると予定されている場所は3か所あります。パオファイの庭園ではさまざまなスポーツイベントが行われ、パパラのタハルウ・ビーチは各種ウォータースポーツアクティビティの会場に、チョーポー村は選手村となる予定です。また、特設の「ファンエリア」には、一般の人たちが大会をすべて見ることができるように巨大なテレビスクリーンを設置する予定です。恒例の聖火リレーでは、2024年6月13日に聖火がチョーポーを出発することになっています。124名の走者がパペーテのトアタへと聖火を運びます。 Teahupoo Bridge ©Grégoire Le Bacon Teahupoo, playground 2024 ©Grégoire Le Bacon The wave of Teahupoo ©Grégoire Le Bacon LionAiles 2024年オリンピックのサーフィン競技開催地となることは、タヒチの島々をサステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)の場所として知ってもらう絶好の機会です。チョーポーは、20年以上にわたり、チャンピオンシップツアーのタヒチ・プロの会場となっていますが、オリンピックでもたらされる市場規模は全く異なります。 チョーポーのレジェンド ベヒアツアは、それは美しいサーファーでライアテア島に住んでいました。タヒチ島を訪れたベヒアツアは、チョーポーで開催される、horue(ホルエ)(タヒチ語でサーフィン)の大きなイベントがあることを耳にします。イベントに参加したベヒアツアは、華麗に大きな波に乗ってみせます。観客は彼女の名を叫び、盛大な拍手を贈りました。ベヒアツアに嫉妬して、その様子を疎んだアリイ(地元の長)は、ベヒアツアを追い払い、彼女の名を自分のものにしてしまいます。 Teahupoo surf session ©Steve Dickinson 「がい骨の壁」という意味のチョーポー2つの部族による大きな戦いにちなんで、村は「チョーポー」と名づけられました。勝者が敗者のがい骨で壁を築き、縄張りの境界にしたのです。残念ながらチョーポーの波は、そのおぞましい名前に応えてきました。多くのサーファーが波に挑み、亡くなっています。ポリネシア文化では、波の美しさとパワーはすべてを支配する神秘的な力「マナ」の一部とされています。
ボラボラ島のハネムーン
結婚生活を夢のような始まりで迎えたければ、新婚旅行は南洋にある美しいボラボラ島で。ハネムーンの計画にお役立ていただくため、太平洋の真珠と称される島で最もロマンチックな4つ星と5つ星のホテルをご紹介します。 結婚生活で一番大切なバケーションの計画にお役立ていただくため、ボラボラ島にある最もロマンチックなホテルのガイドをご用意しました。熱帯植物に囲まれたヴィラ、のどかなモトゥにある水上バンガロー、そこにポリネシア人スタッフの自然な優しさが相まって、この島で過ごすハネムーンは絶対に忘れられない思い出になります。白砂のすばらしいビーチ、ターコイズ色の澄み切った温暖なラグーンが広がる中、二人で手をつないで黄金色の壮大な夕日を眺めれば、まさに魔法のようなハネムーンになることは間違いありません。さらに、スキューバダイビングや水上バイク、シュノーケリング、ハイキング、伝統的なタヒチアンマッサージ、島内の工芸品店でのお土産ショッピングなど、滞在中にたくさんのアクティビティを楽しむことができます。 ボラボラ島でのハネムーン ボラボラ島で過ごすハネムーンは、上質なリラクゼーションとアドベンチャーの異国情緒あふれる融合に、ロマンスがたっぷりと足されたもの。二人の新生活の完璧な幕開けとなるでしょう。ソシエテ諸島にあるタヒチ島、モーレア島、フアヒネ島、タハア島、ツアモツ諸島のランギロア島とティケハウ島、マルケサス諸島のヌクヒバ島とヒバオア島など、ほかの島を訪れたい場合もすばらしいホテルがそろっています。タヒチの島々へは、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ホノルル、パリ、オークランド、東京、ヌーメアから飛行機の直行便が運航されています。また、タヒチの国内線航空会社が、フランス領ポリネシアの48の島々への便を運航しています。 Romance and honeymoon in Taha'a © Tahiti Tourisme_Gregoire LE BACON Romantic breakfast in Bora Bora © Tahiti Tourisme Romance and honeymoon in Tahiti © Overpeek Studio アウトリガーカヌーで水上バンガローまで運ばれてくる朝食から始まり、誰もいない静かなモトゥでのピクニックランチ、最後は浜辺でロマンチックなキャンドルライトディナー。食事の時間が喜びを分かち合う特別なひとときになります。日中は、水上バイクでラグーンをまわったり、二人乗りカヤックで探検したり、水晶のように透き通った温暖な海で一緒にシュノーケリングを楽しみましょう。必要な用具はどのホテルにも用意されています。プールで一日を過ごしたいなら、ホテル内のスパで受けられる伝統的なタヒチアンマッサージを予約しましょう。 ボラボラ島のロマンチックなホテル インターコンチネンタル ボラボラ リゾート&タラソ スパは、モトゥ・ピティアアウにある高級大型ホテルです。この壮大な5つ星ホテルで過ごすバケーションは、きっと忘れられない思い出になるでしょう。ハネムーンの「いい気分」をさらに高めてくれるのは、ホテルが積極的に取り組んでいる環境保護事業です。海洋深層水を使った革新的な冷却技術は館内の空調に活かされ、特に注目を浴びています。有名な水上バンガローに加えて伝統的なポリネシア様式で飾られた客室も用意されており、オテマヌ山を臨む絶景を堪能したり、部屋のテラスからラグーンへ直接飛び込むこともできます。 Honeymoon in Bora Bora by Pearl © Stéphane Mailion Photography ホテル内のスパでは極上の癒しと幸福感を味わえます。スキンケア、ボディケア、ヘアケア、カップル向けの特別なハネムーンマッサージ、ハイドロマッサージバス、その他多数の美容トリートメントが二人を癒し、格別な気分にさせてくれます。ホテルでは、パドルボード、シュノーケリング、カヤック、スキューバダイビング、ガイドツアーなどさまざまなアクティビティも用意されています。 水上バンガロー コンラッド ボラボラ ヌイは、プライベート感あふれる小島のモトゥ・トオプアに位置し、周囲はオテマヌ山とラグーンに囲まれています。静寂に包まれたやすらぎの秘境で、美しい白砂のビーチ、水晶のように透き通った海、ラグーンと山を臨む絶景を満喫できます。レストランとバーも充実しており、ローカルフードから世界各国のグルメ料理まで、さまざまなメニューを提供しています。 Honeymoon in a bungalow…
ボラボラ島でぜひ訪れたいレストラン
ボラボラ島のおすすめレストラン10選をご紹介します。どのレストランも温かくフレンドリーに迎えてくれ、すばらしいサービスと見事な眺めと共に、最高級の料理を楽しむことができます。ここでご紹介するのは人気の高いお店ばかり。お席を確保できるよう、事前のご予約をおすすめします。
ボラボラ島を一度は訪れるべき理由
ボラボラ島は、地球上で最も美しい場所の一つといわれています。太平洋の真珠として知られる楽園の島には、透き通ったラグーン、圧巻のサンゴ礁、どこまでも続く白砂のビーチ、緑豊かな熱帯植物の森林が広がっています。世界中の人が一生に一度はボラボラ島に訪れたいと夢見るのも無理はありません。
ボラボラ島のボートツアー
世界で最も美しいといわれるボラボラ島のラグーンを思う存分楽しんでみませんか。モトゥでのピクニック、すばらしい水中景観を見ることができるシュノーケリングやダイビングのツアー、ロマンチックなサンセットクルーズ。ボラボラ島には、海へ出かける理由がたくさんあります。
タヒチ島のお買い物スポット
タヒチ島はフランス領ポリネシアで一番大きく、最も活気にあふれた島で、人口の60%以上が居住しています。ショッピングを楽しむことができ、特にお土産を探すにはぴったりの場所です。 パペーテはフランス領ポリネシアの首都であり、商業の中心地でもあります。パペーテの港にはフランス領ポリネシア全土から工芸品や農産物が毎日届き、街中にある広大なマルシェやたくさんの店舗、ショッピングセンターなどで販売されます。タヒチの島々で作られたものであれば、何でもパペーテで手に入れることができます! パペーテのマルシェ パペーテの街の中心にあるマルシェには、タヒチの島々からの品がすべて集結しています。色鮮やかな果物、野菜、新鮮な魚や肉、さまざまな土産物などが広々とした屋内にずらりと並んでいます。 Fresh flowers at the Papeete Market c Tahiti Tourisme Papeete market © Tahiti Tourisme Papeete market © Massimiliano Cinà マルシェは月曜から土曜は6:30~18:00まで、日曜は4:30~9:00まで営業しています。一番の賑わいをみせるのは日曜の朝。昼食に伝統料理「マアタヒチ」を作ろうと、食材を買い求める人であふれます。1階には生鮮食品が売られ、2階には衣料品、パレオ、ジュエリー、真珠、彫像のほか、タヒチの島々のありとあらゆる土産物が並んでいます。 パペーテのバイマセンター バイマセンターは、アメリカでいうショッピングモールに相当するスポットです。クルーズ船の埠頭の真向いにあり、出港直前までショッピングを楽しめる理想的なロケーション。 Tahiti Pearl © Tahiti Tourisme バイマセンターはフランス領ポリネシア最大のショッピングセンターで、60店舗以上が出店しています。靴から香水、アパレル、ジュエリーに至るまで、さまざまなアイテムを取り揃えています。また、レストランやカフェのほか、美術品や手工芸品、農産物を販売するコンセプトストア、お土産ショップもあります。 タヒチ島とその他の島々でのショッピング パペーテにあるロバート・ワン真珠博物館は見逃せません。真珠養殖について学んだり、非常に手頃な価格で真珠を購入することができます。ボラボラ島にはユニークで魅力的な専門店がいくつもあり、ポリネシアの香水や化粧品、美術品、ジュエリー、アパレル、特産品などを取り扱っています。モーレア島ではフルーツジュース工場へ足を運んでみましょう。リキュールやパイナップルワイン、ジャム、マーマレードなどを購入できます。タハア島ではバニラ園の見学は外せません。高価なバニラを非常に手頃な価格で、生産者から直接購入することができます。