モーレア島でラム酒やスピリッツ、フルーツジュースを楽しもう

日光浴に飽きてしまったら、クック湾にあるロツイ山へ出かけましょう。山の麓にフルーツジュース工場があり、訪れる人たちを歓迎してくれます。また、この工場はラム酒の蒸留所でもあります。 タヒチの島々を訪れたら、モーレア島にあるロツイ・フルーツジュース工場へ足を運んでみてください。 地元産のおいしいパイナップル「Queen Tahiti」が、おいしいフルーツジュースや世界で唯一の格別なスパークリングワイン「Brut d'Ananas」に変わっていく工程を見学することができます。工場では厳選されたパイナップルをカットし、圧搾してボトルに詰めていきます。製造がピークを迎える午前中に工場を訪れるのがおすすめです。フルーツジュースやワイン、ラム酒などを試飲することができ、その後にパイナップル畑を散策すれば頭もスッキリ!午後からひと泳ぎして美しいサンセットで一日を締めくくれば、あとはステイ先に戻るだけです。 ラム酒蒸留所「マヌテア」へ行こう マヌテアのラム酒はフランス領ポリネシアで高く評価されています。モーレア島では、サトウキビ栽培は主にオプノフの渓谷で行われています。栽培の歴史は古く、在来種の「O'Tahiti」は世界中で栽培されています。タヒチの島々で蒸留されるラム酒は本格派のトラディショナル。ホワイトラム、ダークラム、バニラ風味のラムもあります。品質の良いラム酒として高い評価を受けています。飲んで確かめよう! Enjoy a rum-based cocktail © Manutea Tahiti Rum bottle © Manutea Tahiti Various Manutea Rum © Manutea Tahiti タヒチの島々でのサトウキビ栽培やラム酒の製造工程について詳しく知りたいなら、クック湾にあるマヌテア蒸留所へ行ってみましょう。すべての製造工程を見学できるだけでなく、数種のラム酒のほか、蒸留所で造られているフルーツジュースやほかのスピリッツなども試飲できます。タヒチ産のラム酒は、ユニークでエキゾチックな一本としてコレクションに加えることができます。ぜひお持ち帰りになって自宅でもお楽しみください。 地元産フルーツを心ゆくまで食べ尽くそう タヒチの島々に来たなら、地元のフルーツを味わわないのはもったいないです。これまで見たこともないようなフルーツもあるかもしれませんが、モーレア島の店や市場で気軽におすすめを聞いてみてください。 Garnished table © David Kirkland パイナップルが最初にフランス領ポリネシアに持ち込まれたのはイギリスの探検隊によってです。タヒチ語でパイナップルを パイナポ(painapo)と呼ぶのはこのためです。よく見かけるフルーツの一つにマルケサス諸島のタポロ・ノ・マツイタ(taporo no matuita)があります。これはライムのことで、タヒチではレモンのように魚介料理に添えたり、カクテルにも使います。タヒチ語ではウル('uru)と呼ばれるパンノキは、加熱処理をして食べます。タヒチの郷土料理には欠かせません。タヒチの島々を訪れたら、おいしいトロピカルフルーツをたくさん試してみてください。

マルケサス諸島の名物料理を堪能しよう

マルケサス諸島では大いに食事が進みます。野生豚、野生ヤギ、パンノキ、マ二オク、タロイモ、ポワソン・クリュ(マルケサス風の刺身)など。タヒチの島々に滞在中は、郷土料理をぜひ試してみましょう。とてもおいしいです。「食事をお楽しみください」は、マルケサス諸島の言葉で「カイカイ・メイタイ(Kaikai meitai)」と言います。 フランス領ポリネシアへの旅は、異文化に浸る旅です。料理も文化の一部です。マルケサス諸島には独自の名物料理があります。ヌクヒバ島、ウアポウ島、ウアヒバ島には複数のレストランがあり、固有の郷土料理を提供しています。料理人は喜んでレシピを説明してくれます。ぜひ試してみることをすすめます。例えば、パイナップル、バニラ、ココナツミルクなどの異国風の地元食材と、フランス料理の素晴らしさを融合した料理は、あなたの味覚を喜ばせる最高のご馳走です。さあ、席についてナプキンを取り、「カイカイ・メイタイ(食事をお楽しみください)」。 マルケサス料理 マルケサス諸島には多種多様な料理がありますが、人気の高い二つの料理をご紹介します。一つ目は「イカ・ミト」です。少し変わったやり方で調理した刺身です。魚を角切りにし、ニンニクを加えた塩水におよそ1時間浸します。塩水を流し出し、魚の上にココナツミルクを振りかけます。 二つ目の料理は、パンノキの実「ウル」をベースにした「カアアク」です。まず炭火でウルを焼きます。ほどよく皮が焦げたら、皮をむき、種を取り出します。 Firing an uru for kaaku © Vincent LYKY Ma'a Tahiti with raw fish and yams © Tahiti Tourisme Preparing crushed kaaku with a penu in an umete © Alikaphoto ここから少し難しくなります。温かいウルを木製のボウルに入れます。少し水を加えて、均質なペーストになるまで、すりこ木で叩きます。新鮮なココナツミルクを添えて提供します。 ポリネシアの伝統的な土のかまど「アヒマア」は、マルケサス語で「フム・カイカイ」と呼ばれています。かまどは土中に埋まった穴であり、高熱で赤くなるまで炭火で加熱した大きな火山石が部分的に詰め込まれています。食材をバナナの葉で包み、火山石の上に置いて、かまどに蓋をします。野生豚、仔牛、根菜は、完全に火が通るまで数時間蒸らします。ジューシーでとても風味があります。 郷土料理を味わえる場所 レストラン、フードトラック(移動式屋台)、軽食堂、水辺のピクニック。タヒチの島々で食事を楽しむ場所は沢山あります。世界中の料理から影響を受けた多様な料理は、あなたの味覚を大いに満足させます。 Fruit tasting with a Nuku Hiva resident © Grégoire Le Bacon 大急ぎでランチを取りたいときは、フードトラックに行って郷土料理を食べるといいでしょう。例えば、プーレ・ファファ(チキンとほうれん草とココナツミルクのセット)などはいかがでしょうか。のんびりランチを取りたいときは、モトゥの水辺でくつろいでピクニックするといいでしょう。ヌクヒバ島に滞在中に、少し変わったものを試したいときは、ポリネシア料理店に行って、ココナツミルクで調理した伝統的なヤギ料理を注文するといいでしょう。。

タヒチの島々のフードトラック

フランス領ポリネシアでは、フードトラック(屋台)のことを 「ルロット」と呼びます。美味しい食事とスピーディなサービス、価格もとても手ごろであることから地元の人々に親しまれています。 「ルロット」はもともと、現場で働く労働者たちのための移動式レストランでした。今ではまさに名物となり、タヒチの島々の至るところで見かけることができます。幹線道路の付近に出店していることが多く、フレンドリーな雰囲気で、軽食から3品のフルコースまで何でもそろっています。ポリネシアンの夕食は早いため、ルロッテは通常午後5時頃から営業を開始します。プナアウイアのバイポーポー広場、タアプナ広場、ボラボラ島のバイタペの波止場付近には、フードトラックの常設エリアがあります。ポワソン・クリュ(マグロのマリネ)、炒麺(チャオメン)、ステーキのフライドポテト添え、ピザ、クレープ、ハンバーガーなど、食べたいものが必ず見つかります。地元の人たちにおすすめを気軽に聞いてみましょう。 バイポーポーのルロット街 ジャンルの異なる4つのフードトラックが立ち並ぶ、海岸付近の広場。ここが、バイポーポーの屋台街です。フレンドリーでローカルな雰囲気が漂い、価格もとても良心的です。各ルロットはここで出店するための競争を勝ち抜いてきているため、質もサービスも確かです。さらに、モーレア島とタアプナの砂洲を望む、タヒチ島でも随一の風景を眺めながら食事を楽しむことができます。 2019年にオープンしたバイポーポーのルロット街は、プナアウイアの地元の人やほかの地域から訪れた人たちの間でとても人気となっています。4つのフードトラックから、自分の好みに合った一品が必ず見つかります。席に着いてゆっくりとモーレア島の眺めを堪能しましょう。近くに係留所があるため、午後はラグーンでパドリングを楽しみ、夕食はルロット街で食べるというのもいいでしょう。木々を取り囲むように設置されたテーブルがいくつもの小さなライトで照らされ、レストランの心地良い素朴な雰囲気を楽しめます。子どもが遊べるエリアが近くにあるため、家族連れでの夕方のお出かけにもぴったりです。 フードトラックを選んでください!

タヒチの島々でいただく8つの名物料理

フランス領ポリネシアには名物料理がたくさんあります。なかでも特においしい料理をいくつかご紹介しましょう。タヒチの島々の本格的な味を楽しむなら、郷土料理が一番です。

美食体験

タヒチの島々でのバケーションは、新鮮な地元の食材をベースにした特に魚料理が魅力の伝統的なポリネシア料理を堪能できるチャンスです。特に主要な島々では、レストラン、軽食堂、屋台のメニューも豊富となっています。フランス料理、中華料理、ベトナム料理、日本料理、イタリア料理はもちろん、フライドポテト付きのステーキやハンバーガーをどこでも食べることができます。

ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココ

タヒチの島々では、その魅力的な気候により、フルーツ、野菜、香辛料が豊富に育ちます。これらの食材は、その日のうちにラグーンで捕れた新鮮で、ときにエキゾチックな魚料理の添え物として提供されます。メニューにはパーチ、マヒマヒ、ブダイ、メカジキなどがあり、もちろん有名なタヒチ料理であるポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココ(生の魚をココナツミルクに漬け込んだもの)もあります。ご家庭で試せるレシピをご紹介。 6人分調理時間:30分難易度:簡単 材料: 新鮮なマグロ赤身 500gトマト 2個小さめのキュウリ 1本ライム 2個タマネギ 1個ココナツミルク 250ml塩コショウ 調理手順: マグロの赤身を小さく切り、塩水に5分間浸す。塩水から取り出して水気を切り、サラダボウルに入れる。トマトとキュウリは角切りにし、タマネギはスライスする。サラダボウルの中ですべてをやさしく混ぜ合わせる。絞ったライム果汁を加え、ココナツミルクを注ぎ、塩コショウで味を調える。ランチでもディナーでも、少し冷やしてご飯と一緒にお召し上がりください。 いつでもどこでも食事を楽しめる タヒチの島々には、伝統料理をランチやディナーにいただける店が文字通り何百もあります。魚介はフランス領ポリネシアで最も人気のある食材で、タヒチの島々からツアモツ諸島までのレストランのメニューの定番となっています。ほとんどの人がほぼ毎日魚を食べますが、中でも最も人気のある料理がポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココ。新鮮でさっぱりとしていて、昼夜を問わずいつでも食べられるのが特徴です。ポリネシア人にとっては定番の朝食で、特に日曜日に教会へ出かける前の食事として食べられることが多いです。 Fresh raw fish from Tikehau © Tahiti Tourisme Fresh fish filet © Tahiti Tourisme Huahine lime © Tahiti Tourisme ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココは通常、ご飯と一緒に提供されますが、タロイモ、マニオク、パンノキ、フライドポテトともよく合います。美味しい前菜としてだけでなく、メインディッシュとしても食べることができ、ビーチから帰った後のおやつにもおすすめ。ピクニックにもぴったりです。辛口の白ワインや新鮮なココナツウォーターや搾りたてのフルーツジュースと一緒にどうぞ。多くのタヒチ人は、日曜日の朝に教会へ行く前の朝食としてポワソン・クリュを食べ、締めにコーヒーを楽しみます。 バリエーション ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココは通常、新鮮なマグロの赤身を調理して作られますが、バラクーダやマヒマヒなど他の魚を使用しても美味しく仕上がります。すりおろした生姜を加えて少し辛くするのが好きな人や、唐辛子を加えてピリッとさせるのが好みの人も。魚を角切りにする代わりにスライスし、皿に並べてココナツミルクをかけ、外側に野菜を飾れば、料理の雰囲気がガラリと変わります。 Grated coconut from Huahine © Tahiti Tourisme 絞りたてのココナツミルクだけでなく、ココナツウォーターとすりおろしたココナツを用いてポワソン・クリュを作ることもできます。タヒチの島々でもう一つの大人気な料理が、ポワソン・クリュ・ア・ラ・シノワーズです。中華風のポワソン・クリュで、米酢とすりおろしたニンジン、スライスしたトマト、キュウリ、タマネギ、おろし生姜で作ります。酸味を消すために砂糖を少し加える人もいます。

バナナポエ作り

ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココと同様に、ポエはタヒチ料理の定番となっています。魚料理やプーレファファ(鶏肉とほうれん草のココナツミルク煮)の付け合わせとして提供される、タヒチの島々で非常に人気のある料理です。 ポエは、フルーツとタピオカ粉やコーンスターチをベースとした料理で、特にバナナポエの人気が高いですが、マウティニ(カボチャ)、タロイモ、ウマラ(サツマイモ)、パパイヤ、グァバなどを使用したものもあります。バナナはフランス領ポリネシアで豊富に栽培されており、さまざまな品種があります。ポエのレシピに最もよく使われるのは、「リオ」という品種です。バナナは通常、まだ青いうちに収穫され、熟すまで太陽の下に置かれます。ポエ作りには、バナナの他に、ココナツミルク、砂糖、タピオカ粉を用意しましょう。 パナナポエのレシピ 6人分準備時間:40分調理時間:30-40分難易度:簡単 材料: バナナ 6-8本タピオカ粉 150-200g砂糖 50g新鮮なココナツミルクバニラ・ビーンズ バナナの皮をむき、柔らかくなるまで茹でる。水気を切り、潰してピューレにする。タピオカ粉と砂糖を混ぜる。バニラ・ビーンズを縦に2つに割り、中身をかき出す。これらを混ぜ合わせ、薄く油をひいたバナナの葉または耐熱皿に並べる。180度のオーブンで30-40分焼く。オーブンから取り出し、皿に移す。ざく切りにしてココナツミルクをかけ、温かいうちにどうぞ。 Rurutu bananas © Tahiti Tourisme Freshly pressed coconut milk from Huahine © Tahiti Tourisme Po'e banane © Tahiti Tourisme この伝統的なポリネシア料理は、約2000年前に最初の入植者によってタヒチの島々に持ち込まれました。材料は、地元の味覚と入手のしやすさに合わせて、本来のレシピとは少し違うものが使用されたようです。ポエは、タロイモやサツマイモとともに、魚料理の付け合わせとしてサーブされることが多いですが、タヒチの伝統料理であるマアタヒチにも欠かせない一品となっています。 さまざまなポエのバリエーション バナナポエは特別な食事や伝統的なマアタヒチ(タヒチの食事)の一部として提供されますが、レストラン、軽食堂、屋台で食べることもできます。とても甘く、ドロドロはしていない程良い柔らかさで、通常はココナツミルクをかけて食べます。一度ポエを味わえば、帰国後、きっと家でも作りたくなることでしょう。 Green papayas in Papenoo © Teriitua Maoni ポエ作りに使用するフルーツは、バナナだけではありません。タヒチのシェフは、ポエを添える料理によってパパイヤやグァバなども使用します。帰国後には、他のフルーツを使ってポエ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。ポエは、ポリネシアの伝統料理に欠かせない一品であり、皆が同じ皿から取り分けて楽しむことから、和やかな雰囲気の中で料理を分かち合う象徴となっています。

家族旅行でのバケーション先、パペーテ

活気あふれるタヒチの首都、パペーテへようこそ。宿泊先に荷物を置いたら、家族で街の中心部を観光しながら回りましょう。この街には、子供も大人も楽しめるスポットがたくさんあります。賑やかな市場を訪れ、海岸沿いを散歩しながら、南洋諸島にやってきたばかりの感覚を家族で味わいましょう。 ユニークな体験がしたいなら、日曜日の朝にパペーテ市場を訪れるのがおすすめ。色とりどりの屋台が立ち並び、新鮮な農産物や地元の工芸品、フランス領ポリネシア各地のお土産品などが販売されています。子供たちはエキゾチックなフルーツを味わったり、見たことのない魚を見たりしながら、その賑わいを楽しむことでしょう。市場を訪れた後は、街を散策し、街の壁に描かれたストリートアートの作品を鑑賞しましょう。これらは、パペーテで開催された国際的なストリートアートの祭典でアーティストたちが創作した芸術作品となっています。海岸沿いまで行くと、セーリングボートやカタマランボート(双胴船)が見えてきます。そのままパオファイ公園まで行ってみましょう。子供向けの遊び場があり、公園を一周する観光用のミニトレインもあります。モーレア島に沈む夕日を眺めながら、アイスクリームとフレッシュフルーツジュースを楽しんで。 家族みんなで楽しめる文化 パペーテには、家族みんなが楽しめる文化的アクティビティがあります。例えば真珠博物館に行き、真珠の養殖とタヒチの島々でのその経済的重要性について学んだり、議会庭園の「王妃の庭園」を訪れてフランス領ポリネシアの歴史を学び、心地良い環境の中でリラックスしたり。7月には、伝統的なダンスと音楽の祭典「ヘイバ・イ・タヒチ」をお見逃しなく。ダンスは壮大なパフォーマンスで、衣装も実にゴージャスです。 Musée de la Perle © Audrey Svoboda Papeete waterfront ©Grégoire Le Bacon Papeete from the sky © Tahiti Fly Shoot ヘイバ・イ・タヒチは、タヒチの島々に息づくポリネシア文化の何たるかを表現する最も重要な祭典であり、伝統的な音楽とダンスが彩る夜は、本当に忘れがたい体験となるでしょう。一味違った文化を楽しみたい方は、カンティ・チャイニーズ寺院を訪れ、フランス領ポリネシアにおける豊かなアジアの風情を感じてみては。日曜日には、パペーテの大聖堂とパオファイ寺院で礼拝があります。ぜひご参加いただき、美しい歌声をお楽しみください。 家族みんなで楽しめるレジャーアクティビティ カルチャーセンターを訪れ、先祖から伝わるタヒチの島々のポリネシア文化について学びましょう。定期的に開催される伝統的な音楽とダンスのショーに参加するのもおすすめです。 Heiva i Tahiti ©Dimitri Nguyen Verdenet よりエネルギッシュなアクティビティをしたい方は、ファウタウア渓谷へのハイキングにトライしてみましょう。フランス領ポリネシアの別の一面を探検できそうです。最高の眺めを楽しみながら、生い茂る植生の中を歩き、子供たちはタヒチの島々特有の自然環境を知ることになるでしょう。パペーテに戻ったら、数えきれないほどあるレストラン、軽食堂、屋台で食事を楽しみましょう。ピザやハンバーガーから、グルメなフランス料理や中華料理まで、さまざまな種類の料理が揃っています。美味しいポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココなどの伝統的なタヒチ料理も楽しめます。

モーレア島の最高のレストラン&バー

. モーレア島では、夜のお出かけの選択肢が豊富にあります。ロマンチックなディナーを楽しみたい人、ポリネシアの郷土料理を味わいたい人、バーでカクテルを楽しみたい人のために、モーレア島内の最高の場所をご紹介しましょう。

カクテル&モクテル

ビーチで泳ぎ、山をハイキングした1日の終わりには、エキゾチックなタヒチアンカクテルで喉を潤すのが一番です。最も有名なポリネシアのカクテルといえばマイタイやピミャコラーダですが、アルコール、ノンアルコールを問わず、他にもたくさんあります。日焼けしたあなたに会いに来る友達とおウチでも楽しめるカクテルを紹介しましょう! バニラは、どんなカクテルやノンアルコールのモクテルに入れても大丈夫です。バニラの香りと万能なスパイスがドリンクを瞬時に甘いトロピカルな味にしてくれます。ココナツやマンゴーを入れると、「南太平洋」らしさがアップしますよ。 フランス領ポリネシアのカクテル バラエティ豊かなエキゾチックなトロピカルフルーツと伝統的なラムで作るカクテルが、タヒチの島々で人気があるのも納得です。マンゴー、オレンジ、キウィ、ライチ、バナナなど豊富な種類のフルーツは、そのままでもラムやウォッカ、リキュールなどで割ってもよし。ターコイズ色のラグーンに沈む夕日を眺めながら飲む一杯にピッタリ。 A moment with friends at the Bar © Overpeek Studio Happy Hour in Tahiti © Overpeek Studio A couple's cocktail in Bora Bora © Hélène Havard 伝統的なタヒチアンカクテル タヒチの島々で過ごすなら、おいしいタヒチアンカクテルを遠慮せず飲んでみましょう。特に人気のあるカクテルを紹介します。 Happy Hour © Overpeek Studio - マイタイは、タヒチアンパンチとしても知られるキング・オブ・カクテル。ラム、オレンジジュース、ライムジュース、オルジェーシロップ、グレナディン(ザクロ)シロップをミックスしたおいしいカクテルです。スライスしたオレンジとパラソルを載せると、飲むスピードをセーブしてくれます! - ピニャコラーダは、世界中のホテルのバーにある代表的なカクテル。ラム、パイナップルジュース、ココナツクリームが入っており、タヒチの島々をグラスに閉じ込めたようなドリンクです! - ノニジュースはノンアルコールのモクテル。抗酸化フルーツであるノニをライムジュースとハチミツで混ぜたドリンクで、しっかりとエネルギーもチャージしてくれます。 - ブルーラグーンは、タヒチの島々の海の色を彷彿させるカクテル。ウォッカ、ブルーキュラソー、レモネードを混ぜたものにスライスレモンを添えたドリンクで、島らしさが感じられます。

楽園の香り漂うタヒチ産バニラ

バニラといえば、子供の頃食べたアイスクリームやバースデーケーキを思い出す人もいるのではないでしょうか。バニラは、独特で特別な味わいと、目を閉じて深呼吸したくなるような芳醇な香りが特徴のスパイス。タヒチの島々で栽培されるバニラは品質が非常に高く、世界各地の最高級レストランで一流シェフが使用しています。 タヒチの人々は、甘い料理にも塩気のある料理にもバニラを使用し、特別な風味を加えます。バニラは料理の美味しさのアクセントとなるだけでなく、他のスパイスにはない食欲をそそる独特な香りを持っています。農園を訪れ、バニラ・ビーンズを栽培する繊細で長い工程を学べば、バニラ・ビーンズがサフランに次いで世界で2番目に高価なスパイスである理由がわかるでしょう。タヒチ産バニラ(バニラ・タヒテンシス)は、特別に選定された2種類の蘭を交配させて生まれたハイブリッド種です。バニラ栽培で最も魅力的なのは、花の「結婚」、いわゆる授粉をさせる工程で、これにより、花はやがてバニラ・ビーンズへと成長していきます。授粉の工程は、手間のかかるとても繊細な作業で、花が咲いている数時間のうちに手作業で行わなければなりません。 タヒチ産バニラの栽培 タヒチ産バニラの約80%は、ソシエテ諸島にある面積56km²の小さな島、タハア島で栽培されています。7月から9月にかけて、バニラは花をつけ、一つのバニラが毎日複数の花を咲かせます。毎朝早い時間に園内のバニラを一つずつ見て回り、手作業で新しい花を「結婚」(授粉)させていきます。授粉できなかった花は数時間で枯れ、雨が降ると授粉前でもすぐに枯れてしまいます。この手間のかかる極めて繊細な作業は、毎日速やかに行われなければなりません。バニラ・ビーンズに成長できるのは、授粉に成功した花のみだからです。 Greenhouse vanilla farm on Taha'a © Tahiti Tourisme Young green vanillas from Moorea © Tahiti Tourisme Moorea black vanilla © Tahiti Tourisme 収穫は、ビーンズが青くて熟しているタイミングで行なわれます。毎日どれが収穫できる状態にあるかを正確に把握すること自体が一つの技術でもあります。収穫後、乾燥の工程に入ります。バニラ・ビーンズを洗い、天日干しにし、熟成させていきますが、この工程には最大9か月かかることもあります。これでようやく世界各地の最高級レストランに提供される準備が整いました。バニラの風味は、ビーンズの内部の粒に含まれていますが、切れ目を入れればビーンズ全体を使用できます。100%ピュアな料理用のタヒチ産バニラエッセンスを購入することもできます。スライスしたバニラ・ビーンズを2週間ほどタヒチ産ラムに漬け込むと、甘みが出てきます。 タヒチ産バニラの購入場所 タヒチ産バニラは、タヒチ島ならパペーテ市場、タヒチの島々の至るところにある食品店で簡単に購入できますが、タハア島、ライアテア島、フアヒネ島のバニラ農園を訪れて、直接購入するのが無論一番良い方法です。 Ready-to-eat black vanilla from Moorea © Tahiti Tourisme 南洋の楽園タハア島のバニラ農園を訪れ、芳醇なバニラの栽培方法について学んでみると、食欲をそそり、目を見張るような発見がありそうです。この島の楽園は、隣のボラボラ島と同様に、透き通るようなターコイズブルーのラグーンとのどかなモトゥ(小島)で知られています。タハア島には、豪華なル・タハア・バイ・パールリゾート・ホテルとバヒネ・プライベート・アイランド・リゾート&スパもあります。

匂いに負けずファファルを試してみよう

ファファルは、タヒチの島々で非常に人気のある料理ですが、匂いがあまりにも強烈なため、旅行客が口にすることはほとんどありません。ジューシーで美味しい魚料理ですので、匂いを我慢できるようでしたら、ぜひ一度は試してみてください。 タヒチアンの間で人気のあるファファルは、生の刺身(通常はマグロ)を、地元で捕れた淡水エビの頭で発酵させた海水に漬け込んだ料理。トウガラシ、ニンニク、生姜でスパイスを効かせることが多く、好みによって漬け込む時間を調整します。完成したファファルは、非常に強い刺激臭を放ちますが、熟成したカマンベールチーズのように、匂いと味はまったくの別物です。実は、ファファルはジューシーでスパイシーな風味が特徴的。特別な食事やお祝いの席で提供されることの多い料理ですが、日曜のランチにファファルを用意する家庭も少なくありません。食通にとって、ファファルは本当に美味しい料理なのです。ミティフエ(ココナツミルクを発酵させたソース)、タロイモ、サツマイモと一緒にお召し上がりください。 ファファルの食べ方 ファファルを初めて試す際には、ホテルのレストランで提供されるマイルドなものをおすすめします。タヒチアン・ゲストハウスのホストに頼む場合でも、きっと喜んで用意してくれるでしょう。念のため、2皿目も同時に頼んでおいても良いかもしれません。 Fafaru sold at the Papeete market © Tahiti Tourisme Fafaru © Teriitua Maoni Fafaru © Teriitua Maoni 初めてファファルを試すときは、発酵度の軽いものを注文するようにしましょう。マグロで作るのが一般的ではありますが、保存が効くハウラ(メカジキ)を使用する場合も少なくありません。ラグーンで捕れた魚や淡水エビでファファルを作ることもあります。ミティフエ(ココナツミルクを発酵させたソース)、タロイモ、サツマイモ、ウル(パンノキの実)を添えてお召し上がりください。 ファファルとその他のタヒチ料理 匂いが強烈なため、ファファルは少々難易度が高いのも納得です。タヒチ料理には、ファファル以外の美味しい料理がたくさんありますのでご安心を。ポリネシア料理で最も有名なポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココは、ランチにも、ディナーにも、もちろんモーニングに食べても美味しく、香りも素晴らしいのが特徴です。 Barbecued fish by the beach in Rangiroa © Hélène Havard バナナの葉で焼いた魚、ライムとタマネギのソースで作るポワソン・クリュ、マグロのタルタルなども人気の高いポリネシア料理です。タヒチ料理はシンプルかつヘルシーで、新鮮な食材をベースにしており、南太平洋地域の食文化の良いとこ取りをした、エキゾチックなものに仕上がっています。

アヒマアに参加しよう

アヒマアは、タヒチの島々でのお祝いの席で必ずといっていいほど登場します。伝統的な土かまどのことで、準備にはかなりの手間がかかります。かまどとはいえ実際には地面に開いた穴のことで、真っ赤に焼けた火山石を敷き詰めて、食材を蒸し焼きにします。石は前日の晩から火で焼いて温めておきます。 ルルツ島では土かまどはウムアイと呼ばれ、結婚式などの特別な日には島をあげて準備に取り掛かります。ボラボラ島やモーレア島、フアヒネ島、マウピティ島などその他の島でも、アヒマアの伝統は今もなお盛んに行われています。アヒマアとは昔のタヒチ語であり、「アヒ」は「火」、「マア」は「食べ物」を意味します。アヒマアは伝統的に、盛大な祝いの席でのごちそうを用意するために使われていました。宣教師たちが毎週日曜に家族で特別な食事をするという考えをもたらしたことで、ほとんどの家庭にアヒマアのかまどが普及しました。今日では、誕生日や結婚式、その他の大切な行事など、特別な日を祝うときにアヒマアが使用されます。アヒマアのかまどで調理した食材は、煙で燻されたスモーキーな味がほんのり感じられ、ジューシーなおいしさが特徴です。 アヒマアの準備 アヒマア(土かまど)を準備するのに最も大切なことは、忍耐力です。食事の前日から大きな穴を掘り、その中にココナツの殻、小枝や枝木を敷き詰めます。そして、その上に大きな火山石をいくつも置き、敷き詰めた木に火をつけます。翌朝までに石は真っ赤になるほど熱くなります。それから食材をバナナの葉で包み、焼き石の上に乗せ、かまどを閉じます。食材に火が通るまでさらに数時間かかります。鶏肉、豚肉、魚、パンノキ、タロイモ、フェイ(バナナ)、さつまいもなど、手間はかかりますが、その分驚くほどジューシーに仕上がります。 美食家や食通たちにとって、かまどを開けるのは一番のお楽しみの瞬間。土かまどからさまざまな食材が混ぜ合わさった香りが漂ってくると、突然、何時間もかけて準備したことがすべて報われた気分になります。アヒマアの土かまどで調理してできるのが、ポリネシアの伝統料理であるマアタヒチ。エイア(海で取れた新鮮な魚)やプア・オビリ(野生の豚)に、ウル(パンノキ)、タロイモ、フェイ(バナナ)、ファファ(ほうれん草)などを添えた豪勢な料理です。通常、デザートには土かまどで調理されたポエ(フェイやパパイヤなどの果物とキャッサバ粉で作る甘みの強いプリン)が出され、ココナツミルクをかけていただきます。 Ahi-Maa-©-Tahiti-Tourisme Traditional oven ©-Tahiti-Tourisme Maa-Tahiti-in-Moorea-©-Tahiti-Tourisme アヒマアの準備は前日から始まり、調理自体には4時間ほどかかります。環境にやさしい土かまどでの調理法に合わせ、プラウ(ハイビスカスの一種)の葉で作ったお皿、ココナツを半分にしたボウル、竹でできたコップなど、同じく環境にやさしい食器を使います。 Preparing-Maa-Tahiti-©-Tahiti-Tourisme タヒチの島々に滞在中は、ぜひ次の料理をお試しください。ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココ、プーレ・ファファ(鶏肉とほうれん草のココナツミルク煮)、バナナ・ポエ、ファラオア・ウト(ココナツブレッドのようなパン)。冒険したい気分のあなたには、有名なファファルがおすすめ。発酵した海水に魚を漬け込んだ、強烈な匂いを放つ料理です。匂いはきついですが、味はとてもおいしいのでご安心ください!

ライババエ島にあるスイミングプールのモツでピクニック

柔らかな白砂、ヤシの木、ターコイズとブルーのグラデーションが美しい透明で暖かい海なんて、素敵だと思いませんか?典型的なポリネシアの漁船に乗って、オーストラル諸島にあるライババエ島の美しい海に浮かぶ無人島へ行ってみましょう。 ライババエ島の美しいラグーンにあるモツ・バイマヌには、本当に絵葉書のような風景が待っています。モツ・ピシン(スイミングプールのモツ)として知られるこの島は、実際には3つの小島が一つになって2kmにわたるきれいな白砂ビーチを作り出しています。そのビーチが、ターコイズとブルーのグラデーションに染まる本当に美しい透明な温かいプールを囲んでいます。ツアモツ諸島やフランス領ポリネシアにある他のどの島でも見られるような見事なビーチです。本島からモツ(小島)までは船で行ったり、対岸にあるタヒチアン・ゲストハウスに滞在するならカヤックでラグーンを渡ることもできます。モツ・バイマヌはオーストラル諸島の数あるお宝スポットの1つです。タヒチの島々に滞在するなら、あまり知られていない、すばらしいオーストラル諸島で数日間過ごしてみてください。 ライババエ島のスイミングプールのモツで過ごす1日 船に乗れば短時間で、もしくは宿泊先が近い場合はカヤックで渡ると、モツ・ピシン(スイミングプールのモツ)へ行くことができます。このモツは小島が細かく連なり、ピュアで柔らかな白砂で、円に近い形をしています。円型の内側は信じられないほど美しいターコイズとブルーのグラデーションで透明な海水が湛えられています。ここは、間違いなくタヒチの島々で最も絵画のように美しいスポットの1つです。一度、モツ・バイマヌに足を踏み入れたら、帰りたくなくなるのでご注意を! Motu Vaiamanu beach in Raivavae © Grégoire Le Bacon The sands of motu Vaiamanu stretch to infinity © Grégoire Le Bacon Picnic on the motu at Raivavae © Grégoire Le Bacon ライババエ島は静かな島で、美しい見どころがたくさんあります。モツ・ピシンまたはスイミングプールのモツとして知られるモツ・バイマヌは、紛れもなく最も美しいモツと言えるでしょう。ターコイズ色の水は温かく、泳ぐには十分な深さがあり、一方に太平洋、他方にはタイタア山を望める絶景が楽しめます。このモツの日差しはとても強いので、十分な飲み水と環境にやさしい日焼け止め、Tシャツ、帽子を忘れないようにしましょう。そして、もちろんカメラもお忘れなく! オーストラル諸島の動植物 白砂ビーチでは実にいろいろな種類の貝がらを見つけることができるでしょう。海中にはカラフルなオオジャコガイもいます。モツ・ピシンの片側はサンゴ礁で区切られているため、たくさんの熱帯魚を見ることができます。ライババエ島は、農業がさかんな島で、主な作物は、タロイモ、コーヒー、マンゴー、バナナです。 Motu piscine in Raivavae ©_Grégoire Le Bacon _ LionAiles このすばらしい環境の保護、保全は、島民たちにとって非常に重要なことであり、持続可能なエコツーリズムの発展が優先事項となっています。その一環として、島民たちは可能であればモーターボートではなく、伝統的なアウトリガーカヌーのva'a(ヴァア)で海を渡るようにしています。まさに楽園のオーストラル諸島。そのありのままの姿を維持するために、あらゆる取り組みが行われています。

ボラボラ島でぜひ訪れたいレストラン

ボラボラ島のおすすめレストラン10選をご紹介します。どのレストランも温かくフレンドリーに迎えてくれ、すばらしいサービスと見事な眺めと共に、最高級の料理を楽しむことができます。ここでご紹介するのは人気の高いお店ばかり。お席を確保できるよう、事前のご予約をおすすめします。

モトゥでのピクニック

柔らかくて温かい砂、きらめくターコイズブルーのラグーン。海水浴やシュノーケリングを楽しんだ後は、少し小腹が空いてくるでしょう。ラッキーなことに、浅瀬にテーブルがセッティングされ、美味しいポワソン・クリュとフレッシュココナツジュースが並んでいます。タマアマイタイ!(召し上がれ!) モトゥは、タヒチ語で「小島」という意味であり、タヒチの島々の中で最ものどかな場所です。モトゥへの訪問は、どの島でも主要な観光アクティビティとなっており、短距離のボートトリップや、伝統的なアウトリガー・カヌーでの小旅行なら、ほんの数分でラグーンを横断できます。モトゥとは小さな小島のことで、柔らかな白砂のビーチがあり、透き通ったターコイズブルーの海に囲まれています。モトゥでピクニックをする傍らラグーンで一日を過ごす体験は、ボラボラ島、モーレア島、フアヒネ島、タハア島、マウピティ島ではどの島でも、ソシエテ諸島で非常に人気があります。また、ツアモツ諸島、ガンビエ諸島、オーストラル諸島でも同様に人気があります。ピクニックのメニューは通常、美味しいポワソン・クリュであることが多いですが、中には昼食のために釣りをして、そのままビーチでバーベキューをするガイドもいます。お食事の後には、冷たいフルーツジュースか、摘みたてのココナツジュースをどうぞ。 ラグーンのピクニックツアー モトゥには誰もいないことがほとんどで、そこにいるのはあなたとツアーガイド、そして他の参加者だけ。まさに「ロビンソン・クルーソー」の物語のようです。昼食は、水中にセッティングされたテーブルで、足元を水に浸しながらいただけます。熱帯魚やエイが近くに泳いできても、食べ物を与えないようにしてください。人間とは食べるものが異なりますし、人間が介入せずとも自然界の中でうまくやっていけますので心配無用です。昼食後には、海岸まで散歩して、心地良い波の音を聞きながら日陰で昼寝をしてみてはいかがでしょうか。 Picnicking on a motu (islet) in Bora Bora © Grégoire Le Bacon Picnic on the motu at Raivavae © Grégoire Le Bacon Waterfront picnic © David Kirkland 旅行客なら、モトゥでのピクニックを一度は体験してみたいものですが、モトゥは繊細な生態系であることを覚えておくことが重要です。生態系を守るために、あなたにも簡単にできることがあります。環境にやさしい日焼け止めクリームを使い、ゴミは必ず持ち帰り、熱帯魚に食べ物を与えないようにしましょう。昼食後、ココヤシの木陰で昼寝を楽しめますが、慎重に場所選びをしましょう。ココヤシの実がビーチにドサッと落ちる音を聞いたことがある人なら、実が落ちてきそうな場所に寝転がるのは大変危険なことだとわかるでしょう。 おすすめの郷土料理 人のいないモトゥでのビーチピクニックの定番メニューは、ポワソン・クリュ・オ・レ・ド・ココです。タヒチの島々で愛されているこの料理は、ラグーンの温かく澄んだ水に足を浸しながらテーブルでいただくと、なぜか一層おいしく感じられます。 Ma'a Tahiti with raw fish and yams © Tahiti Tourisme 前菜としてポワソン・クリュが提供され、その後にグリルした魚料理が出てくることもあります。魚は、モトゥに到着してから釣り上げられたものをバーべーキューにしていることもしばしば。新鮮なバナナ、パイナップル、パパイヤ、ココナツのサラダは、消化を助けてくれることでしょう。非常に美味しい食事を楽しめるツアーもあるので、予約する前にウェブサイトで満足度の高い客のレビューをチェックしてみましょう。

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